我が愛しきトリストラム住民たち
「トリストラムにはじまり、トリストラムに終わる。」と言っても過言ではないほど
Diabloプレイヤーにとって、トリストラムとはDiabloそのものです。
1も2もプレイした人も、2だけプレイした人も、3からはじめる人も
トリストラムには一度は訪れるはずです。

在りし日のトリストラム
トリストラム住民たちの日誌や手紙もアイテムとして落ちますので
前提知識があればニヤッとするようなこともあると思いますよ。
それでは愛すべきトリストラム住民たちの紹介を復習や、予習もかねて、ご覧ください。
デッカード・ケイン(Deckard Cain)



左から1、2、3
かれこれ初代Diabloから15年もの付き合いになる、長生き爺さん。
ゲーム内の時間の流れだと20数年になる。
やはりケインの代名詞と言えば
"Hello my friend. Stay awhile and listen..."
(やぁ友よ。しばらくとどまって話を聞いていかんかのう…)
であろう。
ただの爺かと思いきや、ホラドリムの末裔であり
先祖にはディアブロを封印した大魔導師ジェレッド・ケインがいるという恵まれた血統。
Diablo1では町の長老として、アイテムの鑑定を行なってくれたり、その豊富な知識で
クエストにまつわる伝説や化物にたいしてアドバイスしてくれた。
Diablo2ではトリストラム住民全滅の中、一人だけ檻に入っていたという不自然な形で主人公から救出される。
Diablo3では伝説を解き明かそうと、古文書を解読中に隕石落下に遭遇し生き埋めに。
とにかく死ぬまで主人公と一緒であろう愛すべき爺さん。
グリズウォルド(Griswold)


"Wao, what can I do for ya?"
グリズウォルド鍛冶屋の店主にして、頼れる鍛冶師。
その名匠っぷりにレオリック王からじきじきにお褒めの言葉を貰ったことがあるという逸話もある。
何に対しても物怖じせずキッパリと意見をワイルドな口調で言ってくれる。
Diablo1では彼の頼みを聞いてくれた主人公に「Griswold's Edge」という武器を作ってくれた。
Diablo2ではゾンビと成り果て、主人公を襲ってくる序盤の強敵であった。
彼の名を冠したGriswold's Edgeはユニークとして再び登場し、
またGriswold'sと名の付いたパラディン専用セットアイテムが存在したことから、
グリズウォルドは昔パラディンもしくはカンドュラス国の騎士だったと思われる。
Diablo3ではグリズウォルド鍛冶屋の看板が虚しく残るのみである。
ワートを迷宮から救ったのはグリズウォルドで、片足を失った彼に鍛冶屋で働かないかと声をかけるナイスガイ。
オグデン (Ogden)


"Greetings good master, welcome to the Tavern of the Rising Sun."
トリストラムに唯一残る宿屋「日の出荘」(Tavern of the Rising Sun)の主人。妻はガルダ(Garda)
悪魔復活の2、3ヶ月前に全財産を投じて宿を買い取ったため、町からの脱出費用がなくなったという可哀想な人。
そんな境遇にもめげず、心優しい人格者で、町の住民から好かれている。
祖母の看病のために町に残るジリアンをメイドとして雇ってあげたり、飲んだくれファーンハムを支えている。
通りかかる人に部屋を貸すことで生計を立てようとするが、ことごとく夜逃げされるという不運も。
にもかかわらず、悪魔に町が襲われている時には地下室の貴重な食べ物を住民に分け与えるという超聖人。
Diablo1では宿屋の看板を悪魔から取り戻してくれるよう主人公に頼むクエストがあった。
そんな聖人もDiablo2では四肢のもげた悲惨な死体となり、改めてDiabloの無慈悲さを感じさせることとなった。
妻のガルダは一切表には出てきていないが、恐らく夫ともども殺されたようだ。
ペピン (Pepin)


"What ails you my friend?"
ヒーラーとしてトリストラムの町に残る、ありがたい人。
回復ポーションや巻物の売買、そして話しかけると主人公のライフ回復を手助けしてくれるお方だ。
ジリアンの祖母の命を救ったこともあるらしく、住民からは総じていい印象を受けているようだ。
ワートの足を完治しきれなかったことを、いまだに悔やんでいる。
Diablo1ではポーションやTPなどでお世話になったひとも多いだろう。
Diablo2では首が切断された腐乱死体となっていた。
ジリアン (Gillian)


''Good day! How may I serve you?''
と、爽やかな声で主人公を出迎えてくれる町娘。
病気で寝込んだ祖母の看病をするために「日の出荘」のメイドをしている。
町の男たちからは絶大な人気を誇り、嫌味しか言わないワートですら彼女にゾッコンなほど。
住民はなんとかジリアンにだけは、町から脱出してもらいたいと思っている。
それでも祖母のそばを離れず、献身的に介護する姿はグッとくるものがある…。
Diablo1では特にクエストもなく、重要なNPCではなかった。
Diablo2では逃げ遅れたあげく、白骨化死体という悲惨極まりない終わり方を迎える。
エイドリア (Adria)

"I sense a soul in search of answers."
町の離れに拠点をかまえる魔女。
トリトラムに異変が起きた後にやってきたということで、町の住民からは不審がられている。
Diablo1ではマナポーションやマナ回復、術書の売買などを行なっていた。
Black Mushroomというキノコを取って来いという妙なクエストを与えたのも彼女。(キノコは3にも登場する)
Diablo2ではトリストラム東の川を渡れず、アドリアがどうなったか不明であったが
Diablo3で、その後が色々と判明した。3では彼女の小屋が再現されている。

エイドリアの小屋(Diablo1)
ファーンハム (Farnham)


"Can't a foul drink in peace?"
いつも外で座り込んでは、酒の入ったろれつの回らない口調で喋りかけてきたオッサン。
実は、ラザラスによる偽のアルブレヒト王子検索隊として大聖堂の下へと連れだされたうちの1人。
そこで肉片となった戦友たちとブッチャーを見てしまい、あまりの恐怖よりPTSDを発祥し正気を失ってしまった。
いまでは酒しか飲まない酔っぱらいであるが、以前の彼を知る住民による好意によって生きながらえている。
Diablo1では全くタメになることを言わず、ひたすらウニャウニャ喋っているだけであった。
Diablo2では呆気無く死亡し、白骨化。
ワート (Wirt)



"Psst! Over here!"
憎たらしさと愛らしさの塊のような義足の少年。
主人公に金を前払いで払わせ、ダンジョンでかっぱらってきた闇アイテムを売ることで生計を立てる。
そのぼったくったお金をトリストラム脱出費用にするらしい。
彼はアルブレヒト王子と同じく、悪魔に連れ去られ迷宮へと行方不明になったうちの1人。
グリズウォルドやファーンハムがメンバーのアルブレヒト王子探索隊に発見され、
グリズウォルドによって一命はとりとめたものの、時すでに遅く悪魔に片足を刻まれていたのだった。
ペピンの治療の甲斐なく、ワートの片足は切断することになり義足となってしまった。
そのことが原因で、心と体に傷を負ったワート少年はひねくれてしまった。
今ではぼったくりで道具を売る悪童だが、町の住民たちは辛い過去を知っており、とても可哀想だと思っている。
Diablo1では主人公に小金を払わせて、どこからか仕入れた武器を見せてくれる少年。
Diablo2では惨殺されていた。彼に触れると1でふんだくった金をばらまき、義足も落とすという憎い演出も。
そのジョークアイテムである義足が、隠しレベル「モーモー牧場」へと繋がる鍵となったため
彼はDiablo史上もっとも一番愛されるキャラクターとなった。
(彼の義足は同じブリザード社のゲームWoWでも登場する)
母親のキャネース(Canace)は息子がさらわれたことが原因で病に倒れ亡くなったということだったが
Diablo3では息子を救ったグリズウォルドの勇気を称える日記があるため、亡くなったのはもっと後であろう。
牛(Cow)


''Mow''
町の離れで飼われている牛。クリックすると「モー」と鳴く。
Diablo1のときに意味有りげに存在した牛がいるCow Levelが
どこからか行けるあるという噂が流れた。(結局無かったのだが)
Diablo2では、その噂をもとにジョークとしてモーモー牧場(Cow Level)という隠しステージがつくられた。
ワートの義足とタウンポータル本を合成することで赤いポータルが現れるというものである。
大量の牛がいるため、経験値稼ぎやトレハンの狩場としてよく使われた。
Diablo3ではTips画面で「There is no cow level」(モーモー牧場はないよ)とあるが果たして…。
動画
1、2、3でのトリストラム比較動画
http://www.youtube.com/embed/tQHy3_5liZg
モーモー牧場
http://www.youtube.com/watch?v=qSlGQpvl_IA
Diablo3で新たなことが分かり次第追記予定。
Diabloプレイヤーにとって、トリストラムとはDiabloそのものです。
1も2もプレイした人も、2だけプレイした人も、3からはじめる人も
トリストラムには一度は訪れるはずです。

在りし日のトリストラム
トリストラム住民たちの日誌や手紙もアイテムとして落ちますので
前提知識があればニヤッとするようなこともあると思いますよ。
それでは愛すべきトリストラム住民たちの紹介を復習や、予習もかねて、ご覧ください。
デッカード・ケイン(Deckard Cain)



左から1、2、3
かれこれ初代Diabloから15年もの付き合いになる、長生き爺さん。
ゲーム内の時間の流れだと20数年になる。
やはりケインの代名詞と言えば
"Hello my friend. Stay awhile and listen..."
(やぁ友よ。しばらくとどまって話を聞いていかんかのう…)
であろう。
ただの爺かと思いきや、ホラドリムの末裔であり
先祖にはディアブロを封印した大魔導師ジェレッド・ケインがいるという恵まれた血統。
Diablo1では町の長老として、アイテムの鑑定を行なってくれたり、その豊富な知識で
クエストにまつわる伝説や化物にたいしてアドバイスしてくれた。
Diablo2ではトリストラム住民全滅の中、一人だけ檻に入っていたという
Diablo3では伝説を解き明かそうと、古文書を解読中に隕石落下に遭遇し生き埋めに。
とにかく死ぬまで主人公と一緒であろう愛すべき爺さん。
グリズウォルド(Griswold)


"Wao, what can I do for ya?"
グリズウォルド鍛冶屋の店主にして、頼れる鍛冶師。
その名匠っぷりにレオリック王からじきじきにお褒めの言葉を貰ったことがあるという逸話もある。
何に対しても物怖じせずキッパリと意見をワイルドな口調で言ってくれる。
Diablo1では彼の頼みを聞いてくれた主人公に「Griswold's Edge」という武器を作ってくれた。
Diablo2ではゾンビと成り果て、主人公を襲ってくる序盤の強敵であった。
彼の名を冠したGriswold's Edgeはユニークとして再び登場し、
またGriswold'sと名の付いたパラディン専用セットアイテムが存在したことから、
グリズウォルドは昔パラディンもしくはカンドュラス国の騎士だったと思われる。
Diablo3ではグリズウォルド鍛冶屋の看板が虚しく残るのみである。
ワートを迷宮から救ったのはグリズウォルドで、片足を失った彼に鍛冶屋で働かないかと声をかけるナイスガイ。
オグデン (Ogden)


"Greetings good master, welcome to the Tavern of the Rising Sun."
トリストラムに唯一残る宿屋「日の出荘」(Tavern of the Rising Sun)の主人。妻はガルダ(Garda)
悪魔復活の2、3ヶ月前に全財産を投じて宿を買い取ったため、町からの脱出費用がなくなったという可哀想な人。
そんな境遇にもめげず、心優しい人格者で、町の住民から好かれている。
祖母の看病のために町に残るジリアンをメイドとして雇ってあげたり、飲んだくれファーンハムを支えている。
通りかかる人に部屋を貸すことで生計を立てようとするが、ことごとく夜逃げされるという不運も。
にもかかわらず、悪魔に町が襲われている時には地下室の貴重な食べ物を住民に分け与えるという超聖人。
Diablo1では宿屋の看板を悪魔から取り戻してくれるよう主人公に頼むクエストがあった。
そんな聖人もDiablo2では四肢のもげた悲惨な死体となり、改めてDiabloの無慈悲さを感じさせることとなった。
妻のガルダは一切表には出てきていないが、恐らく夫ともども殺されたようだ。
ペピン (Pepin)


"What ails you my friend?"
ヒーラーとしてトリストラムの町に残る、ありがたい人。
回復ポーションや巻物の売買、そして話しかけると主人公のライフ回復を手助けしてくれるお方だ。
ジリアンの祖母の命を救ったこともあるらしく、住民からは総じていい印象を受けているようだ。
ワートの足を完治しきれなかったことを、いまだに悔やんでいる。
Diablo1ではポーションやTPなどでお世話になったひとも多いだろう。
Diablo2では首が切断された腐乱死体となっていた。
ジリアン (Gillian)


''Good day! How may I serve you?''
と、爽やかな声で主人公を出迎えてくれる町娘。
病気で寝込んだ祖母の看病をするために「日の出荘」のメイドをしている。
町の男たちからは絶大な人気を誇り、嫌味しか言わないワートですら彼女にゾッコンなほど。
住民はなんとかジリアンにだけは、町から脱出してもらいたいと思っている。
それでも祖母のそばを離れず、献身的に介護する姿はグッとくるものがある…。
Diablo1では特にクエストもなく、重要なNPCではなかった。
Diablo2では逃げ遅れたあげく、白骨化死体という悲惨極まりない終わり方を迎える。
エイドリア (Adria)

"I sense a soul in search of answers."
町の離れに拠点をかまえる魔女。
トリトラムに異変が起きた後にやってきたということで、町の住民からは不審がられている。
Diablo1ではマナポーションやマナ回復、術書の売買などを行なっていた。
Black Mushroomというキノコを取って来いという妙なクエストを与えたのも彼女。(キノコは3にも登場する)
Diablo2ではトリストラム東の川を渡れず、アドリアがどうなったか不明であったが
Diablo3で、その後が色々と判明した。3では彼女の小屋が再現されている。

エイドリアの小屋(Diablo1)
ファーンハム (Farnham)


"Can't a foul drink in peace?"
いつも外で座り込んでは、酒の入ったろれつの回らない口調で喋りかけてきたオッサン。
実は、ラザラスによる偽のアルブレヒト王子検索隊として大聖堂の下へと連れだされたうちの1人。
そこで肉片となった戦友たちとブッチャーを見てしまい、あまりの恐怖よりPTSDを発祥し正気を失ってしまった。
いまでは酒しか飲まない酔っぱらいであるが、以前の彼を知る住民による好意によって生きながらえている。
Diablo1では全くタメになることを言わず、ひたすらウニャウニャ喋っているだけであった。
Diablo2では呆気無く死亡し、白骨化。
ワート (Wirt)



"Psst! Over here!"
憎たらしさと愛らしさの塊のような義足の少年。
主人公に金を前払いで払わせ、ダンジョンでかっぱらってきた闇アイテムを売ることで生計を立てる。
そのぼったくったお金をトリストラム脱出費用にするらしい。
彼はアルブレヒト王子と同じく、悪魔に連れ去られ迷宮へと行方不明になったうちの1人。
グリズウォルドやファーンハムがメンバーのアルブレヒト王子探索隊に発見され、
グリズウォルドによって一命はとりとめたものの、時すでに遅く悪魔に片足を刻まれていたのだった。
ペピンの治療の甲斐なく、ワートの片足は切断することになり義足となってしまった。
そのことが原因で、心と体に傷を負ったワート少年はひねくれてしまった。
今ではぼったくりで道具を売る悪童だが、町の住民たちは辛い過去を知っており、とても可哀想だと思っている。
Diablo1では主人公に小金を払わせて、どこからか仕入れた武器を見せてくれる少年。
Diablo2では惨殺されていた。彼に触れると1でふんだくった金をばらまき、義足も落とすという憎い演出も。
そのジョークアイテムである義足が、隠しレベル「モーモー牧場」へと繋がる鍵となったため
彼はDiablo史上もっとも一番愛されるキャラクターとなった。
(彼の義足は同じブリザード社のゲームWoWでも登場する)
母親のキャネース(Canace)は息子がさらわれたことが原因で病に倒れ亡くなったということだったが
Diablo3では息子を救ったグリズウォルドの勇気を称える日記があるため、亡くなったのはもっと後であろう。
牛(Cow)


''Mow''
町の離れで飼われている牛。クリックすると「モー」と鳴く。
Diablo1のときに意味有りげに存在した牛がいるCow Levelが
どこからか行けるあるという噂が流れた。(結局無かったのだが)
Diablo2では、その噂をもとにジョークとしてモーモー牧場(Cow Level)という隠しステージがつくられた。
ワートの義足とタウンポータル本を合成することで赤いポータルが現れるというものである。
大量の牛がいるため、経験値稼ぎやトレハンの狩場としてよく使われた。
Diablo3ではTips画面で「There is no cow level」(モーモー牧場はないよ)とあるが果たして…。
動画
1、2、3でのトリストラム比較動画
http://www.youtube.com/embed/tQHy3_5liZg
モーモー牧場
http://www.youtube.com/watch?v=qSlGQpvl_IA
Diablo3で新たなことが分かり次第追記予定。
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