隠しレベル「Whimsyshire」へ行く方法
ネタバレ注意
1、素材を集める
※順番は関係ありません
ACT1
Black Mushroom
QUESTをACT1の「REIGN OF THE BLACK KING」に設定。
ワープから「Cathedral Garden」に飛び、左に出て大聖堂に入り「Cathedral Garden LEVEL 1」で探す。
Black Mushroomは部屋に、どでかく単独であるので本や机がある部屋には無い。
見つからなかったら、LEAVE GAMEしてRESUMEでやり直す(Leori's Shinboneを探しに行ってもOK)
根気強く探そう。

Leoric's Shinbone
QUESTをACT1の「THE IMPRISONED ANGEL」に設定。
ワープの「Leoric's Manor」から、右の建物に入り、王の銅像前を通って右の暖炉がある部屋に入る。
普通、暖炉は空だが、ごくまれにクリックできる「薪」が設置されているのでクリックすると手に入る。
見つからなかったらLEAVE GAMEしてRESUMEでやり直す。
RESUMEしても近い場所からはじまるので、何回も繰り返しやすい。

ACT2
Liquid Rainbow
QUESTをACT2の「BLOOD AND SAND」に設定。
ワープから「Path to the Oasis」に飛び、右下の建物に人がいるので話しかける。
いなければRESUMEでやり直し。ランダムマップでも、この場所は変わらないので何回も行こう。
中に入ると光る宝箱があるので、開けてアイテムを回収。
まわりのモンスターは殺す必要はない。

Wirt's Bell
QUESTをACT2の「THE ROAD TO ALCARNUS」に設定。
町に入り、女の子の商人から、染料(Dyes)のタブに100,000Gで購入。
いつでも売っている。

ACT3
Gibbering Gemstone
QUESTをACT3の「HEART OF SIN」に設定。
ワープから「The Bridge of Korsikk」へ移動し
付近にある「Caverns of Frost Level 1」を探して、Level2にいる黄色に紫字のChiltaraというモンスターを倒す。
Level2への入り口は基本的に右下なので分かれ道はすべてその方向に行こう。
ただし「Caverns of Frost Level」を見つけても必ずChiltaraがいるわけではないので
Level2で黄色モンスターがChiltaraではなかったらLEAVEしてRESUMEすること。
注意点として、付近のダンジョンは1つしかなく、もしも名前が「Icefall Caves Level 1」であったら
「Caverns of Frost Level 1」は見つからないので即抜けしよう。

Plans: Staff of Herding
QUESTをACT4の「BENEATH THE SPIRE」に設定。
ワープから「Garden of Hope 2nd Tier」へ行き、ステージを進めIzualを倒すとドロップする。
とにかくめんどくさく、一番時間がかかる。
注意点として、イズアルを倒してドロップを確認後にLEAVEしてRESUMEすると
PRIME EVILにQUESTが変わってしまうので、毎回やり直すときはCHANGE QUESTしよう。

2「Staff of Herding」を作る
全てを集めインベントリに置く

ACTはどこでもいいのでBlackSmithのところへいき
Plans: Staff of Herdingを右クリックするとSTAFFのところに「Staff of Herding」が作れるようになる
※作成する難易度に注意
料金は
Normal 50,000
Nightmare 200,000
Hell 500,000
Normalを作成した後、Nigtmare、Hell、Infernoプランは
各難易度のAct4の町にいる、フォロワーのたまりば近くのポーション売りのおじさんがプランを1Gで売っている。

杖を持ったまま、QUESTをACT1の「REIGN OF THE BLACK KING」に設定し
ワープから「Old Ruins」へ行き、町を左へ抜けて右沿いに進むと牛の骨からゴーストが出るので話しかける

崖が虹色に光り、隠しレベル「Whimsyshire」へと入れるようになる。

引用元
http://diablo.wikia.com/wiki/Whimsyshire
※順番は関係ありません
ACT1
Black Mushroom
QUESTをACT1の「REIGN OF THE BLACK KING」に設定。
ワープから「Cathedral Garden」に飛び、左に出て大聖堂に入り「Cathedral Garden LEVEL 1」で探す。
Black Mushroomは部屋に、どでかく単独であるので本や机がある部屋には無い。
見つからなかったら、LEAVE GAMEしてRESUMEでやり直す(Leori's Shinboneを探しに行ってもOK)
根気強く探そう。

Leoric's Shinbone
QUESTをACT1の「THE IMPRISONED ANGEL」に設定。
ワープの「Leoric's Manor」から、右の建物に入り、王の銅像前を通って右の暖炉がある部屋に入る。
普通、暖炉は空だが、ごくまれにクリックできる「薪」が設置されているのでクリックすると手に入る。
見つからなかったらLEAVE GAMEしてRESUMEでやり直す。
RESUMEしても近い場所からはじまるので、何回も繰り返しやすい。

ACT2
Liquid Rainbow
QUESTをACT2の「BLOOD AND SAND」に設定。
ワープから「Path to the Oasis」に飛び、右下の建物に人がいるので話しかける。
いなければRESUMEでやり直し。ランダムマップでも、この場所は変わらないので何回も行こう。
中に入ると光る宝箱があるので、開けてアイテムを回収。
まわりのモンスターは殺す必要はない。

Wirt's Bell
QUESTをACT2の「THE ROAD TO ALCARNUS」に設定。
町に入り、女の子の商人から、染料(Dyes)のタブに100,000Gで購入。
いつでも売っている。

ACT3
Gibbering Gemstone
QUESTをACT3の「HEART OF SIN」に設定。
ワープから「The Bridge of Korsikk」へ移動し
付近にある「Caverns of Frost Level 1」を探して、Level2にいる黄色に紫字のChiltaraというモンスターを倒す。
Level2への入り口は基本的に右下なので分かれ道はすべてその方向に行こう。
ただし「Caverns of Frost Level」を見つけても必ずChiltaraがいるわけではないので
Level2で黄色モンスターがChiltaraではなかったらLEAVEしてRESUMEすること。
注意点として、付近のダンジョンは1つしかなく、もしも名前が「Icefall Caves Level 1」であったら
「Caverns of Frost Level 1」は見つからないので即抜けしよう。

Plans: Staff of Herding
QUESTをACT4の「BENEATH THE SPIRE」に設定。
ワープから「Garden of Hope 2nd Tier」へ行き、ステージを進めIzualを倒すとドロップする。
とにかくめんどくさく、一番時間がかかる。
注意点として、イズアルを倒してドロップを確認後にLEAVEしてRESUMEすると
PRIME EVILにQUESTが変わってしまうので、毎回やり直すときはCHANGE QUESTしよう。

2「Staff of Herding」を作る
全てを集めインベントリに置く

ACTはどこでもいいのでBlackSmithのところへいき
Plans: Staff of Herdingを右クリックするとSTAFFのところに「Staff of Herding」が作れるようになる
※作成する難易度に注意
料金は
Normal 50,000
Nightmare 200,000
Hell 500,000
Normalを作成した後、Nigtmare、Hell、Infernoプランは
各難易度のAct4の町にいる、フォロワーのたまりば近くのポーション売りのおじさんがプランを1Gで売っている。

杖を持ったまま、QUESTをACT1の「REIGN OF THE BLACK KING」に設定し
ワープから「Old Ruins」へ行き、町を左へ抜けて右沿いに進むと牛の骨からゴーストが出るので話しかける

崖が虹色に光り、隠しレベル「Whimsyshire」へと入れるようになる。

引用元
http://diablo.wikia.com/wiki/Whimsyshire
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Entry ⇒ 2012.05.20 | Category ⇒ ハクスラ小ネタ | Comments (2) | Trackbacks (0)
我が愛しきトリストラム住民たち
「トリストラムにはじまり、トリストラムに終わる。」と言っても過言ではないほど
Diabloプレイヤーにとって、トリストラムとはDiabloそのものです。
1も2もプレイした人も、2だけプレイした人も、3からはじめる人も
トリストラムには一度は訪れるはずです。

在りし日のトリストラム
トリストラム住民たちの日誌や手紙もアイテムとして落ちますので
前提知識があればニヤッとするようなこともあると思いますよ。
それでは愛すべきトリストラム住民たちの紹介を復習や、予習もかねて、ご覧ください。
Diabloプレイヤーにとって、トリストラムとはDiabloそのものです。
1も2もプレイした人も、2だけプレイした人も、3からはじめる人も
トリストラムには一度は訪れるはずです。

在りし日のトリストラム
トリストラム住民たちの日誌や手紙もアイテムとして落ちますので
前提知識があればニヤッとするようなこともあると思いますよ。
それでは愛すべきトリストラム住民たちの紹介を復習や、予習もかねて、ご覧ください。
デッカード・ケイン(Deckard Cain)



左から1、2、3
かれこれ初代Diabloから15年もの付き合いになる、長生き爺さん。
ゲーム内の時間の流れだと20数年になる。
やはりケインの代名詞と言えば
"Hello my friend. Stay awhile and listen..."
(やぁ友よ。しばらくとどまって話を聞いていかんかのう…)
であろう。
ただの爺かと思いきや、ホラドリムの末裔であり
先祖にはディアブロを封印した大魔導師ジェレッド・ケインがいるという恵まれた血統。
Diablo1では町の長老として、アイテムの鑑定を行なってくれたり、その豊富な知識で
クエストにまつわる伝説や化物にたいしてアドバイスしてくれた。
Diablo2ではトリストラム住民全滅の中、一人だけ檻に入っていたという不自然な形で主人公から救出される。
Diablo3では伝説を解き明かそうと、古文書を解読中に隕石落下に遭遇し生き埋めに。
とにかく死ぬまで主人公と一緒であろう愛すべき爺さん。
グリズウォルド(Griswold)


"Wao, what can I do for ya?"
グリズウォルド鍛冶屋の店主にして、頼れる鍛冶師。
その名匠っぷりにレオリック王からじきじきにお褒めの言葉を貰ったことがあるという逸話もある。
何に対しても物怖じせずキッパリと意見をワイルドな口調で言ってくれる。
Diablo1では彼の頼みを聞いてくれた主人公に「Griswold's Edge」という武器を作ってくれた。
Diablo2ではゾンビと成り果て、主人公を襲ってくる序盤の強敵であった。
彼の名を冠したGriswold's Edgeはユニークとして再び登場し、
またGriswold'sと名の付いたパラディン専用セットアイテムが存在したことから、
グリズウォルドは昔パラディンもしくはカンドュラス国の騎士だったと思われる。
Diablo3ではグリズウォルド鍛冶屋の看板が虚しく残るのみである。
ワートを迷宮から救ったのはグリズウォルドで、片足を失った彼に鍛冶屋で働かないかと声をかけるナイスガイ。
オグデン (Ogden)


"Greetings good master, welcome to the Tavern of the Rising Sun."
トリストラムに唯一残る宿屋「日の出荘」(Tavern of the Rising Sun)の主人。妻はガルダ(Garda)
悪魔復活の2、3ヶ月前に全財産を投じて宿を買い取ったため、町からの脱出費用がなくなったという可哀想な人。
そんな境遇にもめげず、心優しい人格者で、町の住民から好かれている。
祖母の看病のために町に残るジリアンをメイドとして雇ってあげたり、飲んだくれファーンハムを支えている。
通りかかる人に部屋を貸すことで生計を立てようとするが、ことごとく夜逃げされるという不運も。
にもかかわらず、悪魔に町が襲われている時には地下室の貴重な食べ物を住民に分け与えるという超聖人。
Diablo1では宿屋の看板を悪魔から取り戻してくれるよう主人公に頼むクエストがあった。
そんな聖人もDiablo2では四肢のもげた悲惨な死体となり、改めてDiabloの無慈悲さを感じさせることとなった。
妻のガルダは一切表には出てきていないが、恐らく夫ともども殺されたようだ。
ペピン (Pepin)


"What ails you my friend?"
ヒーラーとしてトリストラムの町に残る、ありがたい人。
回復ポーションや巻物の売買、そして話しかけると主人公のライフ回復を手助けしてくれるお方だ。
ジリアンの祖母の命を救ったこともあるらしく、住民からは総じていい印象を受けているようだ。
ワートの足を完治しきれなかったことを、いまだに悔やんでいる。
Diablo1ではポーションやTPなどでお世話になったひとも多いだろう。
Diablo2では首が切断された腐乱死体となっていた。
ジリアン (Gillian)


''Good day! How may I serve you?''
と、爽やかな声で主人公を出迎えてくれる町娘。
病気で寝込んだ祖母の看病をするために「日の出荘」のメイドをしている。
町の男たちからは絶大な人気を誇り、嫌味しか言わないワートですら彼女にゾッコンなほど。
住民はなんとかジリアンにだけは、町から脱出してもらいたいと思っている。
それでも祖母のそばを離れず、献身的に介護する姿はグッとくるものがある…。
Diablo1では特にクエストもなく、重要なNPCではなかった。
Diablo2では逃げ遅れたあげく、白骨化死体という悲惨極まりない終わり方を迎える。
エイドリア (Adria)

"I sense a soul in search of answers."
町の離れに拠点をかまえる魔女。
トリトラムに異変が起きた後にやってきたということで、町の住民からは不審がられている。
Diablo1ではマナポーションやマナ回復、術書の売買などを行なっていた。
Black Mushroomというキノコを取って来いという妙なクエストを与えたのも彼女。(キノコは3にも登場する)
Diablo2ではトリストラム東の川を渡れず、アドリアがどうなったか不明であったが
Diablo3で、その後が色々と判明した。3では彼女の小屋が再現されている。

エイドリアの小屋(Diablo1)
ファーンハム (Farnham)


"Can't a foul drink in peace?"
いつも外で座り込んでは、酒の入ったろれつの回らない口調で喋りかけてきたオッサン。
実は、ラザラスによる偽のアルブレヒト王子検索隊として大聖堂の下へと連れだされたうちの1人。
そこで肉片となった戦友たちとブッチャーを見てしまい、あまりの恐怖よりPTSDを発祥し正気を失ってしまった。
いまでは酒しか飲まない酔っぱらいであるが、以前の彼を知る住民による好意によって生きながらえている。
Diablo1では全くタメになることを言わず、ひたすらウニャウニャ喋っているだけであった。
Diablo2では呆気無く死亡し、白骨化。
ワート (Wirt)



"Psst! Over here!"
憎たらしさと愛らしさの塊のような義足の少年。
主人公に金を前払いで払わせ、ダンジョンでかっぱらってきた闇アイテムを売ることで生計を立てる。
そのぼったくったお金をトリストラム脱出費用にするらしい。
彼はアルブレヒト王子と同じく、悪魔に連れ去られ迷宮へと行方不明になったうちの1人。
グリズウォルドやファーンハムがメンバーのアルブレヒト王子探索隊に発見され、
グリズウォルドによって一命はとりとめたものの、時すでに遅く悪魔に片足を刻まれていたのだった。
ペピンの治療の甲斐なく、ワートの片足は切断することになり義足となってしまった。
そのことが原因で、心と体に傷を負ったワート少年はひねくれてしまった。
今ではぼったくりで道具を売る悪童だが、町の住民たちは辛い過去を知っており、とても可哀想だと思っている。
Diablo1では主人公に小金を払わせて、どこからか仕入れた武器を見せてくれる少年。
Diablo2では惨殺されていた。彼に触れると1でふんだくった金をばらまき、義足も落とすという憎い演出も。
そのジョークアイテムである義足が、隠しレベル「モーモー牧場」へと繋がる鍵となったため
彼はDiablo史上もっとも一番愛されるキャラクターとなった。
(彼の義足は同じブリザード社のゲームWoWでも登場する)
母親のキャネース(Canace)は息子がさらわれたことが原因で病に倒れ亡くなったということだったが
Diablo3では息子を救ったグリズウォルドの勇気を称える日記があるため、亡くなったのはもっと後であろう。
牛(Cow)


''Mow''
町の離れで飼われている牛。クリックすると「モー」と鳴く。
Diablo1のときに意味有りげに存在した牛がいるCow Levelが
どこからか行けるあるという噂が流れた。(結局無かったのだが)
Diablo2では、その噂をもとにジョークとしてモーモー牧場(Cow Level)という隠しステージがつくられた。
ワートの義足とタウンポータル本を合成することで赤いポータルが現れるというものである。
大量の牛がいるため、経験値稼ぎやトレハンの狩場としてよく使われた。
Diablo3ではTips画面で「There is no cow level」(モーモー牧場はないよ)とあるが果たして…。
動画
1、2、3でのトリストラム比較動画
http://www.youtube.com/embed/tQHy3_5liZg
モーモー牧場
http://www.youtube.com/watch?v=qSlGQpvl_IA
Diablo3で新たなことが分かり次第追記予定。



左から1、2、3
かれこれ初代Diabloから15年もの付き合いになる、長生き爺さん。
ゲーム内の時間の流れだと20数年になる。
やはりケインの代名詞と言えば
"Hello my friend. Stay awhile and listen..."
(やぁ友よ。しばらくとどまって話を聞いていかんかのう…)
であろう。
ただの爺かと思いきや、ホラドリムの末裔であり
先祖にはディアブロを封印した大魔導師ジェレッド・ケインがいるという恵まれた血統。
Diablo1では町の長老として、アイテムの鑑定を行なってくれたり、その豊富な知識で
クエストにまつわる伝説や化物にたいしてアドバイスしてくれた。
Diablo2ではトリストラム住民全滅の中、一人だけ檻に入っていたという
Diablo3では伝説を解き明かそうと、古文書を解読中に隕石落下に遭遇し生き埋めに。
とにかく死ぬまで主人公と一緒であろう愛すべき爺さん。
グリズウォルド(Griswold)


"Wao, what can I do for ya?"
グリズウォルド鍛冶屋の店主にして、頼れる鍛冶師。
その名匠っぷりにレオリック王からじきじきにお褒めの言葉を貰ったことがあるという逸話もある。
何に対しても物怖じせずキッパリと意見をワイルドな口調で言ってくれる。
Diablo1では彼の頼みを聞いてくれた主人公に「Griswold's Edge」という武器を作ってくれた。
Diablo2ではゾンビと成り果て、主人公を襲ってくる序盤の強敵であった。
彼の名を冠したGriswold's Edgeはユニークとして再び登場し、
またGriswold'sと名の付いたパラディン専用セットアイテムが存在したことから、
グリズウォルドは昔パラディンもしくはカンドュラス国の騎士だったと思われる。
Diablo3ではグリズウォルド鍛冶屋の看板が虚しく残るのみである。
ワートを迷宮から救ったのはグリズウォルドで、片足を失った彼に鍛冶屋で働かないかと声をかけるナイスガイ。
オグデン (Ogden)


"Greetings good master, welcome to the Tavern of the Rising Sun."
トリストラムに唯一残る宿屋「日の出荘」(Tavern of the Rising Sun)の主人。妻はガルダ(Garda)
悪魔復活の2、3ヶ月前に全財産を投じて宿を買い取ったため、町からの脱出費用がなくなったという可哀想な人。
そんな境遇にもめげず、心優しい人格者で、町の住民から好かれている。
祖母の看病のために町に残るジリアンをメイドとして雇ってあげたり、飲んだくれファーンハムを支えている。
通りかかる人に部屋を貸すことで生計を立てようとするが、ことごとく夜逃げされるという不運も。
にもかかわらず、悪魔に町が襲われている時には地下室の貴重な食べ物を住民に分け与えるという超聖人。
Diablo1では宿屋の看板を悪魔から取り戻してくれるよう主人公に頼むクエストがあった。
そんな聖人もDiablo2では四肢のもげた悲惨な死体となり、改めてDiabloの無慈悲さを感じさせることとなった。
妻のガルダは一切表には出てきていないが、恐らく夫ともども殺されたようだ。
ペピン (Pepin)


"What ails you my friend?"
ヒーラーとしてトリストラムの町に残る、ありがたい人。
回復ポーションや巻物の売買、そして話しかけると主人公のライフ回復を手助けしてくれるお方だ。
ジリアンの祖母の命を救ったこともあるらしく、住民からは総じていい印象を受けているようだ。
ワートの足を完治しきれなかったことを、いまだに悔やんでいる。
Diablo1ではポーションやTPなどでお世話になったひとも多いだろう。
Diablo2では首が切断された腐乱死体となっていた。
ジリアン (Gillian)


''Good day! How may I serve you?''
と、爽やかな声で主人公を出迎えてくれる町娘。
病気で寝込んだ祖母の看病をするために「日の出荘」のメイドをしている。
町の男たちからは絶大な人気を誇り、嫌味しか言わないワートですら彼女にゾッコンなほど。
住民はなんとかジリアンにだけは、町から脱出してもらいたいと思っている。
それでも祖母のそばを離れず、献身的に介護する姿はグッとくるものがある…。
Diablo1では特にクエストもなく、重要なNPCではなかった。
Diablo2では逃げ遅れたあげく、白骨化死体という悲惨極まりない終わり方を迎える。
エイドリア (Adria)

"I sense a soul in search of answers."
町の離れに拠点をかまえる魔女。
トリトラムに異変が起きた後にやってきたということで、町の住民からは不審がられている。
Diablo1ではマナポーションやマナ回復、術書の売買などを行なっていた。
Black Mushroomというキノコを取って来いという妙なクエストを与えたのも彼女。(キノコは3にも登場する)
Diablo2ではトリストラム東の川を渡れず、アドリアがどうなったか不明であったが
Diablo3で、その後が色々と判明した。3では彼女の小屋が再現されている。

エイドリアの小屋(Diablo1)
ファーンハム (Farnham)


"Can't a foul drink in peace?"
いつも外で座り込んでは、酒の入ったろれつの回らない口調で喋りかけてきたオッサン。
実は、ラザラスによる偽のアルブレヒト王子検索隊として大聖堂の下へと連れだされたうちの1人。
そこで肉片となった戦友たちとブッチャーを見てしまい、あまりの恐怖よりPTSDを発祥し正気を失ってしまった。
いまでは酒しか飲まない酔っぱらいであるが、以前の彼を知る住民による好意によって生きながらえている。
Diablo1では全くタメになることを言わず、ひたすらウニャウニャ喋っているだけであった。
Diablo2では呆気無く死亡し、白骨化。
ワート (Wirt)



"Psst! Over here!"
憎たらしさと愛らしさの塊のような義足の少年。
主人公に金を前払いで払わせ、ダンジョンでかっぱらってきた闇アイテムを売ることで生計を立てる。
そのぼったくったお金をトリストラム脱出費用にするらしい。
彼はアルブレヒト王子と同じく、悪魔に連れ去られ迷宮へと行方不明になったうちの1人。
グリズウォルドやファーンハムがメンバーのアルブレヒト王子探索隊に発見され、
グリズウォルドによって一命はとりとめたものの、時すでに遅く悪魔に片足を刻まれていたのだった。
ペピンの治療の甲斐なく、ワートの片足は切断することになり義足となってしまった。
そのことが原因で、心と体に傷を負ったワート少年はひねくれてしまった。
今ではぼったくりで道具を売る悪童だが、町の住民たちは辛い過去を知っており、とても可哀想だと思っている。
Diablo1では主人公に小金を払わせて、どこからか仕入れた武器を見せてくれる少年。
Diablo2では惨殺されていた。彼に触れると1でふんだくった金をばらまき、義足も落とすという憎い演出も。
そのジョークアイテムである義足が、隠しレベル「モーモー牧場」へと繋がる鍵となったため
彼はDiablo史上もっとも一番愛されるキャラクターとなった。
(彼の義足は同じブリザード社のゲームWoWでも登場する)
母親のキャネース(Canace)は息子がさらわれたことが原因で病に倒れ亡くなったということだったが
Diablo3では息子を救ったグリズウォルドの勇気を称える日記があるため、亡くなったのはもっと後であろう。
牛(Cow)


''Mow''
町の離れで飼われている牛。クリックすると「モー」と鳴く。
Diablo1のときに意味有りげに存在した牛がいるCow Levelが
どこからか行けるあるという噂が流れた。(結局無かったのだが)
Diablo2では、その噂をもとにジョークとしてモーモー牧場(Cow Level)という隠しステージがつくられた。
ワートの義足とタウンポータル本を合成することで赤いポータルが現れるというものである。
大量の牛がいるため、経験値稼ぎやトレハンの狩場としてよく使われた。
Diablo3ではTips画面で「There is no cow level」(モーモー牧場はないよ)とあるが果たして…。
動画
1、2、3でのトリストラム比較動画
http://www.youtube.com/embed/tQHy3_5liZg
モーモー牧場
http://www.youtube.com/watch?v=qSlGQpvl_IA
Diablo3で新たなことが分かり次第追記予定。
Entry ⇒ 2012.05.12 | Category ⇒ D3登場人物 | Comments (0) | Trackbacks (0)
今後の更新予定について
まずは
ゲームを始める前に、知っておいたほうがいいことや、知識、ストーリーをほぼ全て翻訳し終えました。
14日には公式HPが大幅に更新するらしいのですが、ネタバレも大部分含んでいるらしいので、
私は全く見ない予定です。
なので追加されるアイテム類の記事の更新もありません。
まずはソロでノーマルを一周してストーリーを楽しむつもりです。
ネタバレを防ぐためにもDiablo関係のネットから入る情報は全て遮断します。
(幸い今回の流出ネタは見ずにすみました。助かった。)
その時に、プレイ日記として気になった各クエストやストーリーを紹介する予定ですので
普通の人の何倍も遅れをとった記事になると思われます。
(クエスト自体を翻訳することはありません。あくまでキャラや小ネタについてです。)
また、先の予想や人物関係についての考察など、クリアしてしまった人にとっては
デタラメなことをいう可能性もありますので、よろしくお願いいたします。
攻略やトレハンのことは、全くといっていいほど扱わないのでご了承ください。
おそらく2週間ぐらいは更新はないと思いますので。では。
ゲームを始める前に、知っておいたほうがいいことや、知識、ストーリーをほぼ全て翻訳し終えました。
14日には公式HPが大幅に更新するらしいのですが、ネタバレも大部分含んでいるらしいので、
私は全く見ない予定です。
なので追加されるアイテム類の記事の更新もありません。
まずはソロでノーマルを一周してストーリーを楽しむつもりです。
ネタバレを防ぐためにもDiablo関係のネットから入る情報は全て遮断します。
(幸い今回の流出ネタは見ずにすみました。助かった。)
その時に、プレイ日記として気になった各クエストやストーリーを紹介する予定ですので
普通の人の何倍も遅れをとった記事になると思われます。
(クエスト自体を翻訳することはありません。あくまでキャラや小ネタについてです。)
また、先の予想や人物関係についての考察など、クリアしてしまった人にとっては
デタラメなことをいう可能性もありますので、よろしくお願いいたします。
攻略やトレハンのことは、全くといっていいほど扱わないのでご了承ください。
おそらく2週間ぐらいは更新はないと思いますので。では。
Entry ⇒ 2012.05.11 | Category ⇒ D3プレイ日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)
Diablo3ストーリー The Mage Clan Wars 「魔導師族戦争」
The Mage Clan Wars
「魔導師族戦争」
魔導師族戦争とは「罪悪戦争」の数十年後に起きた、
3つの顕著な魔導師族の間で起きた争いです。
ビジュレイ魔導師族(Vizjerei Clan)
エンネアド魔導師族(Ennead Clan)
アミュイット魔導師族(Ammuit Clan)

ビジュレイ魔導師
その戦いの中でも、当時ビジュレイ魔導師族で最も力が強かった
バータック(Bartuc)とホラゾン(Horazon)の兄弟間で起こった内紛が最も大きな戦いになりました。
「魔導師族戦争」
魔導師族戦争とは「罪悪戦争」の数十年後に起きた、
3つの顕著な魔導師族の間で起きた争いです。
ビジュレイ魔導師族(Vizjerei Clan)
エンネアド魔導師族(Ennead Clan)
アミュイット魔導師族(Ammuit Clan)

ビジュレイ魔導師
その戦いの中でも、当時ビジュレイ魔導師族で最も力が強かった
バータック(Bartuc)とホラゾン(Horazon)の兄弟間で起こった内紛が最も大きな戦いになりました。
概要
「罪悪戦争」後に人々の記憶が消された後も、
幾人かは「罪悪戦争」の時に何が起こったかを知っていました。
そこで、サンクチュアリに危機を引き起こすようなことを渇望することは禁止することにしました。
その信念により魔導師族たちに道徳的信念を持たせ、
それは長年に渡って魔導師たちに受け継がれていました。
しかし、それは長くは続きませんでした。
ビジュレイ魔導師族が悪魔たちを召喚したという知らせが他の魔導師族に伝わったのです。
悪魔召喚は間接的に「罪悪戦争」を再び引き起こしかねないということで
エンネアド魔導師族とアミュイット魔導師族が怒りをあらわにしました。
ビジュレイ魔導師族がこの世界を完全な闇へと沈めることを恐れ
ビジュレイより劣る2つの魔導師族が同盟を結び、
ビジュレイ魔導師族へ申入れをすることにしました。
平和的申し入れと要求がことごとく無視されたことにより、
2つの魔導師族は荒々しい方法によって
ビジュレイ魔導師族の、重要な魔導師を暗殺することが必要だと感じました。
ビジュレイ魔導師族は2つの魔導師族から攻撃されると
彼らはエンネアド魔導師族とアミュイット魔導師族にすぐさま報復し
何人かの死傷者を出すことになりました。
戦争の火蓋が切って落とされました。
この争いはサンクチュアリ中に、
魔導師族同士の血なまぐさい争いを引き起こしました。
カルデゥムにある主要なビジュレイの協会が襲われ、
そこにいた全ての魔導師が殺されたときには
戦争は本物であると際立たせることになりました。
2つの魔導師族は有利な立場を利用して
ビジュレイ魔導師族たちを追い詰め
ケジスタンから追い出し南方のビズ=ジュンへと敗走させました。
ビジュレイ魔導師族は敗れ、残りの2つの魔導師族が勝ったように見えましたが、
追い詰められたビジュレイ魔導師族はついに召喚した悪魔を戦いに参加させたのです。
ビジュレイ魔導師族の何人かは特殊だが残酷な方法をとることにしました。
彼らは意のままに動かすために、生きる者全てを悪魔的な力に染めることを計画したのです。
彼らはトラジャンジャングルに住む、ウンバル族のウィッチドクターたちを見つけました。
ウンバル族は表に出ることはなく平和に暮らしていましたが、彼らにとっては
ウィッチドクターは魔術を行うには最高の獲物だったのです。
ウィッチドクターは平和な時を過ごしていたので能力は弱まっていましたが、
破壊にたいする生まれ持った潜在能力を持っていました。
このことによりウィッチドクターの平和は崩壊しました。
ビジュレイ魔導師族は黒魔術を使い
無垢なウィッチドクターたちを醜い化物へと変えました。
山羊男、またはウィッチドクターがハズラ(Khazra)と呼ぶ悪魔的な生き物です。
(Diablo1、Dablo2に登場するゴートマンである。)
戦いは悪魔も入った乱戦へと急激に変化し、悪魔を召喚したことにより
ビジュレイ魔導師族は2つの魔導師族をビズ=ジュンから退却させることができました。
しかし戦いは、ビジュレイ魔導師族の内乱によって終局を迎えます。
バータックとホラゾン
バータックとホラゾンはビジュレイ魔導師族のなかでも、特に才能のある兄弟でした。
彼らは自分たちの才能のおかげで、ビジュレイ最高議会の高い地位へと進むことができました。
力を持てば持つほど自分たちに権利が与えらたため、より力を欲するようになりました。
兄弟はビジュレイ書物庫にある秘密の部屋の深層部への出入りを許されました。
そこには最も強力で最も効果的な魔法が記述された本があり
その魔法を使うと命にかかわるので封印されていました。
ビジュレイには掟があり、それは天界や地獄のどちらの側にも加担しないというものでした。
しかし兄弟は、強力な力を手にするために、より多くより力を得ることを渇望したのです。
兄弟は秘密の部屋にある古い魔術書を研究し、地獄から闇の力を直接呼び出しはじめました。
地獄の魔王3兄弟はその力に気付き、彼らの渇望を手助けするために自分たちの悪魔を兄弟に送ったのです。
兄弟は魔王たちが自分たちを怖がっていると思っていましたが
それが緻密な策略だとはこれっぽっちも知らなかったのです。
新しいペットを使って、ホラゾンは悪魔を召喚し、気に入らなければ殺したり奴隷にしたりしていました。
一方、バータックは悪魔に接近し親密な関係を築きました。
ホラゾンは弟に、悪魔に堕落させられることになると警告しましたが
バータックはより力を身につけ、ほとんどの悪魔が恐れるほどになりました。

悪魔を召喚する魔導師
悪魔をペットとして飼っていることや、、魔王3兄弟が魔導師兄弟を恐れているという事が広まったころには
2人の兄弟は多くの弟子を引き連れ、師匠のもとで悪魔学を訓練した大勢の従者を持つようになりました。
すぐにバータックの堕落が兄のホラゾンに知られることになりました。
ホラゾンは弟に操っている悪魔を手放すことや、
ビジュレイが得意とするより繊細なエレメントの流れを練習するようにと忠告しました。
しかしバータックは自分の延々と湧きでる魔法を手放そうとはせず、ホラゾンの申し出を断りました。
バータックは自分の弟子たちに、兄のホラゾンが私たちが苦労して築いた魔力の源を剥奪しようとしていると
主張しました。これでビジュレイ魔導師族内での内紛がはじまったのです。
兄弟の弟子たちは激しく戦い合いました。
ホラゾンは自身の経験によって弟子たちを手助けし、力をコントロールしました。
バータックは堕落した3兄弟の影響に染まることで弟子たちを手助けしました。
地獄の3兄弟はこの争いでバータックを手助けするために、深紅色の鎧を作ってあげました。
その鎧は、相手にものすごく酷い傷を与え、絶え間ない戦闘を可能にするものでした。
この鎧は、鮮血の将軍(Warlord of Blood)と呼ばれるまでにバータックを堕落させる要因となりました。
悪魔の血も人間の血も絶え間なく欲する無情な者として、知られるようになったのです。
戦いの舞台がアラノック砂漠まで広がると、ホラゾンとその弟子たちはついに状況を打開しました。
ホラゾンと弟子の何人かが、バータックをビズ=ジュンの大広間に追い詰めましたのです。
そこでホラゾンが雷鳴の魔法を唱え、血の将軍は敗れました。
しかしバータックは兄に殺されても、彼が着けていた鎧がバータックを生き返らせたのです。
そこでホラゾンはバータックの首を切断し、胴体と首を別々の場所に埋葬しました。
鮮血の将軍の身体はトリストラムの大聖堂の下に埋葬されています。
(Diablo1のクエスト「Warlord of Blood」にて登場)
その後、ホラゾンは「秘密の聖域」(Arcane Sanctuary)へと姿を消しました。
(Act2にて秘密の聖域が登場。しかし倒す魔導師はホラゾン本人ではない。)
戦争はビジュレイ魔導師族を崩壊させ、
かつてあった栄光と輝きは失われ、隠された魔導師族へと縮小しました。
隠れて生きていた堕ちた魔導師たちは、捕らえられ公の場で処刑されました。
ホラゾンの弟子たちは崩壊したビジュレイ魔導師族にとどまることになり、
暗黒流刑後には他の魔導師族たちと一緒に偉大なる師匠に敬意を表してホラドリムを結成しました。
ビジュレイ魔導師族そのものはかろうじて存在していますが、カルデゥムにある
「シャリ=サンクティウム」(the Yshari Sanctum)だけがビジュレイ魔導師族の唯一残った拠点です
ビジュレイ魔導師族たちは、もう二度と悪魔を召喚しないということを明言し
「ビズ=ヤクタール」(Viz-Jaq'taar)という組織を結成しました。
それはアサシン(Assassin)として知られています。
アサシン … Diablo2拡張版にて追加されたクラス
この秘密組織は闇に堕ちた魔導師を捜し出す警察のような働きをするのです。
ホラドリムの間では彼らのことを「クーラル=ハーズヘク」(Khral-Harzhek)と呼んでいます。
こうして魔導師族戦争は一応の終結を迎えました。
また、この魔導師族戦争の後、なんらかの理由によりバーバリアンの精神に影響を及ぼし
いくつかの部族がアリート山から去り、スコスグレンへと移住しドルイドとなりました。
ドルイド … Diablo2拡張版にて追加されたクラス

アサシンとドルイド
また、この魔導師族戦争が起きていた1500年前からやってきた魔導師が
Diablo3でフォロワーとなる魔女(Enchantress)のエイレナ(Eirena)です。
彼女は魔導師族戦争のさなか、1500年後に大きな災いが起きるから手助けしてこいと1人だけ転送されました。

エイレナ
(私的感想)
はい。ビジュレイ魔導師族は鬼畜です。
ウィッチドクターがあの山羊男にされていたとは…これは驚き。
この戦争があったことは知っていましたが、こんな背景があったとは。
Diablo1で出てきた弱虫ガーバッドも元はウンバル族だったんですね。
なんか、WDっていままでの主人公の中で圧倒的に可哀想じゃないですか?
1のウォーリアーは王家の人間、ローグは見えざる眼教団所属のシスターだし
ソーサラーにいたっては憎き鬼畜ビジュレイ魔導師族の末裔です。
2もそんな感じだし、やましいところがあるクラスなんて、カルト教脱教者パラディンぐらいです。
WD使用者はユダヤ人のごとく、迫害された歴史を振りかざして魔法を使う者に憎しみをぶつけましょう。
とまあ、冗談は置いといて
基本的に人間は良い人しかいないのですが、悪魔の力に汚染されるとこうなってしまうんですね。
ちなみにビジュレイ魔導師族は3にも登場予定です。
ウィッチドクターがどんな嫌味の言葉をあびせるのか楽しみ。笑
「罪悪戦争」後に人々の記憶が消された後も、
幾人かは「罪悪戦争」の時に何が起こったかを知っていました。
そこで、サンクチュアリに危機を引き起こすようなことを渇望することは禁止することにしました。
その信念により魔導師族たちに道徳的信念を持たせ、
それは長年に渡って魔導師たちに受け継がれていました。
しかし、それは長くは続きませんでした。
ビジュレイ魔導師族が悪魔たちを召喚したという知らせが他の魔導師族に伝わったのです。
悪魔召喚は間接的に「罪悪戦争」を再び引き起こしかねないということで
エンネアド魔導師族とアミュイット魔導師族が怒りをあらわにしました。
ビジュレイ魔導師族がこの世界を完全な闇へと沈めることを恐れ
ビジュレイより劣る2つの魔導師族が同盟を結び、
ビジュレイ魔導師族へ申入れをすることにしました。
平和的申し入れと要求がことごとく無視されたことにより、
2つの魔導師族は荒々しい方法によって
ビジュレイ魔導師族の、重要な魔導師を暗殺することが必要だと感じました。
ビジュレイ魔導師族は2つの魔導師族から攻撃されると
彼らはエンネアド魔導師族とアミュイット魔導師族にすぐさま報復し
何人かの死傷者を出すことになりました。
戦争の火蓋が切って落とされました。
この争いはサンクチュアリ中に、
魔導師族同士の血なまぐさい争いを引き起こしました。
カルデゥムにある主要なビジュレイの協会が襲われ、
そこにいた全ての魔導師が殺されたときには
戦争は本物であると際立たせることになりました。
2つの魔導師族は有利な立場を利用して
ビジュレイ魔導師族たちを追い詰め
ケジスタンから追い出し南方のビズ=ジュンへと敗走させました。
ビジュレイ魔導師族は敗れ、残りの2つの魔導師族が勝ったように見えましたが、
追い詰められたビジュレイ魔導師族はついに召喚した悪魔を戦いに参加させたのです。
ビジュレイ魔導師族の何人かは特殊だが残酷な方法をとることにしました。
彼らは意のままに動かすために、生きる者全てを悪魔的な力に染めることを計画したのです。
彼らはトラジャンジャングルに住む、ウンバル族のウィッチドクターたちを見つけました。
ウンバル族は表に出ることはなく平和に暮らしていましたが、彼らにとっては
ウィッチドクターは魔術を行うには最高の獲物だったのです。
ウィッチドクターは平和な時を過ごしていたので能力は弱まっていましたが、
破壊にたいする生まれ持った潜在能力を持っていました。
このことによりウィッチドクターの平和は崩壊しました。
ビジュレイ魔導師族は黒魔術を使い
無垢なウィッチドクターたちを醜い化物へと変えました。
山羊男、またはウィッチドクターがハズラ(Khazra)と呼ぶ悪魔的な生き物です。
(Diablo1、Dablo2に登場するゴートマンである。)
戦いは悪魔も入った乱戦へと急激に変化し、悪魔を召喚したことにより
ビジュレイ魔導師族は2つの魔導師族をビズ=ジュンから退却させることができました。
しかし戦いは、ビジュレイ魔導師族の内乱によって終局を迎えます。
バータックとホラゾン
バータックとホラゾンはビジュレイ魔導師族のなかでも、特に才能のある兄弟でした。
彼らは自分たちの才能のおかげで、ビジュレイ最高議会の高い地位へと進むことができました。
力を持てば持つほど自分たちに権利が与えらたため、より力を欲するようになりました。
兄弟はビジュレイ書物庫にある秘密の部屋の深層部への出入りを許されました。
そこには最も強力で最も効果的な魔法が記述された本があり
その魔法を使うと命にかかわるので封印されていました。
ビジュレイには掟があり、それは天界や地獄のどちらの側にも加担しないというものでした。
しかし兄弟は、強力な力を手にするために、より多くより力を得ることを渇望したのです。
兄弟は秘密の部屋にある古い魔術書を研究し、地獄から闇の力を直接呼び出しはじめました。
地獄の魔王3兄弟はその力に気付き、彼らの渇望を手助けするために自分たちの悪魔を兄弟に送ったのです。
兄弟は魔王たちが自分たちを怖がっていると思っていましたが
それが緻密な策略だとはこれっぽっちも知らなかったのです。
新しいペットを使って、ホラゾンは悪魔を召喚し、気に入らなければ殺したり奴隷にしたりしていました。
一方、バータックは悪魔に接近し親密な関係を築きました。
ホラゾンは弟に、悪魔に堕落させられることになると警告しましたが
バータックはより力を身につけ、ほとんどの悪魔が恐れるほどになりました。

悪魔を召喚する魔導師
悪魔をペットとして飼っていることや、、魔王3兄弟が魔導師兄弟を恐れているという事が広まったころには
2人の兄弟は多くの弟子を引き連れ、師匠のもとで悪魔学を訓練した大勢の従者を持つようになりました。
すぐにバータックの堕落が兄のホラゾンに知られることになりました。
ホラゾンは弟に操っている悪魔を手放すことや、
ビジュレイが得意とするより繊細なエレメントの流れを練習するようにと忠告しました。
しかしバータックは自分の延々と湧きでる魔法を手放そうとはせず、ホラゾンの申し出を断りました。
バータックは自分の弟子たちに、兄のホラゾンが私たちが苦労して築いた魔力の源を剥奪しようとしていると
主張しました。これでビジュレイ魔導師族内での内紛がはじまったのです。
兄弟の弟子たちは激しく戦い合いました。
ホラゾンは自身の経験によって弟子たちを手助けし、力をコントロールしました。
バータックは堕落した3兄弟の影響に染まることで弟子たちを手助けしました。
地獄の3兄弟はこの争いでバータックを手助けするために、深紅色の鎧を作ってあげました。
その鎧は、相手にものすごく酷い傷を与え、絶え間ない戦闘を可能にするものでした。
この鎧は、鮮血の将軍(Warlord of Blood)と呼ばれるまでにバータックを堕落させる要因となりました。
悪魔の血も人間の血も絶え間なく欲する無情な者として、知られるようになったのです。
戦いの舞台がアラノック砂漠まで広がると、ホラゾンとその弟子たちはついに状況を打開しました。
ホラゾンと弟子の何人かが、バータックをビズ=ジュンの大広間に追い詰めましたのです。
そこでホラゾンが雷鳴の魔法を唱え、血の将軍は敗れました。
しかしバータックは兄に殺されても、彼が着けていた鎧がバータックを生き返らせたのです。
そこでホラゾンはバータックの首を切断し、胴体と首を別々の場所に埋葬しました。
鮮血の将軍の身体はトリストラムの大聖堂の下に埋葬されています。
(Diablo1のクエスト「Warlord of Blood」にて登場)
その後、ホラゾンは「秘密の聖域」(Arcane Sanctuary)へと姿を消しました。
(Act2にて秘密の聖域が登場。しかし倒す魔導師はホラゾン本人ではない。)
戦争はビジュレイ魔導師族を崩壊させ、
かつてあった栄光と輝きは失われ、隠された魔導師族へと縮小しました。
隠れて生きていた堕ちた魔導師たちは、捕らえられ公の場で処刑されました。
ホラゾンの弟子たちは崩壊したビジュレイ魔導師族にとどまることになり、
暗黒流刑後には他の魔導師族たちと一緒に偉大なる師匠に敬意を表してホラドリムを結成しました。
ビジュレイ魔導師族そのものはかろうじて存在していますが、カルデゥムにある
「シャリ=サンクティウム」(the Yshari Sanctum)だけがビジュレイ魔導師族の唯一残った拠点です
ビジュレイ魔導師族たちは、もう二度と悪魔を召喚しないということを明言し
「ビズ=ヤクタール」(Viz-Jaq'taar)という組織を結成しました。
それはアサシン(Assassin)として知られています。
アサシン … Diablo2拡張版にて追加されたクラス
この秘密組織は闇に堕ちた魔導師を捜し出す警察のような働きをするのです。
ホラドリムの間では彼らのことを「クーラル=ハーズヘク」(Khral-Harzhek)と呼んでいます。
こうして魔導師族戦争は一応の終結を迎えました。
また、この魔導師族戦争の後、なんらかの理由によりバーバリアンの精神に影響を及ぼし
いくつかの部族がアリート山から去り、スコスグレンへと移住しドルイドとなりました。
ドルイド … Diablo2拡張版にて追加されたクラス

アサシンとドルイド
また、この魔導師族戦争が起きていた1500年前からやってきた魔導師が
Diablo3でフォロワーとなる魔女(Enchantress)のエイレナ(Eirena)です。
彼女は魔導師族戦争のさなか、1500年後に大きな災いが起きるから手助けしてこいと1人だけ転送されました。

エイレナ
(私的感想)
はい。ビジュレイ魔導師族は鬼畜です。
ウィッチドクターがあの山羊男にされていたとは…これは驚き。
この戦争があったことは知っていましたが、こんな背景があったとは。
Diablo1で出てきた弱虫ガーバッドも元はウンバル族だったんですね。
なんか、WDっていままでの主人公の中で圧倒的に可哀想じゃないですか?
1のウォーリアーは王家の人間、ローグは見えざる眼教団所属のシスターだし
ソーサラーにいたっては憎き鬼畜ビジュレイ魔導師族の末裔です。
2もそんな感じだし、やましいところがあるクラスなんて、カルト教脱教者パラディンぐらいです。
WD使用者はユダヤ人のごとく、迫害された歴史を振りかざして魔法を使う者に憎しみをぶつけましょう。
とまあ、冗談は置いといて
基本的に人間は良い人しかいないのですが、悪魔の力に汚染されるとこうなってしまうんですね。
ちなみにビジュレイ魔導師族は3にも登場予定です。
ウィッチドクターがどんな嫌味の言葉をあびせるのか楽しみ。笑
Entry ⇒ 2012.05.10 | Category ⇒ D3ストーリー | Comments (0) | Trackbacks (0)
Diablo3 サンクチュアリのワールドマップ

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一応は下記に記した事までですが
新しいことが判明次第、続々追記していく予定です。
アリートクレーター(Arreat Creater)
アリート山が爆発した後のクレーター。
Diablo2のエンディングでワールドストーンの汚染が食い止められないと悟ったティラエルが
ワールドストーンを破壊したためにアリート山が爆発し、山脈ともども消え失せクレーターだけが残った。
以前はワールドストーンが密かに安置されており、その山に実際のところ何があるかは知らなかったが
神聖な山としてバーバリアンたちは代々、アリート山を守護する勤めを引き継いでいたのだ。
バスティオン要塞(Bastion's Keep)
バーバリアンたちの祖先であり不滅の王(Immortal King)バル=カソス。
「バル=カソスの子」(Children of Bul-Kathos)と自らを称するバーバリアンたちが
聖なる山を侵略から防ぐための要塞のひとつ。ゲームに登場予定。
ドレッドランド(Dreadlands)
かつて「北の大草原」(Northern Steppes)という地域で、数多くのバーバリアンの部族が暮らしていた。
アリート山の爆発により豊かな大地は荒れ果て、バーバリアンが住むことはできなくなった。
そのためバーバリアンの部族は散り散りになって各地へ渡り歩く遊牧民とならざるを得なくなった。
山を守り通せなかった償いのため、悪魔を狩る者たちもいたし、
この事態に絶望して、退行現象を起こし凶暴性をむき出しにする者たちもいた。
そのようなことからdread(恐ろしい、恐怖)landという名で呼ばれるようになったのだ。
エントスティグ(Entsteig)
カンデュラス地方の北に位置し、シャーバル荒野にある国家。
ザカラム教の宣教師がこの地に訪れ、教えを広めるとすぐに受け入れられた。
その後、統治によって文明化が進み多くのパラディンを産出した。(「改宗運動」の際は一番に動いた)
「見えざる眼教団」(Sisters of the Sightless Eye)の祖国として知られている。
多くは言及されていないため謎が多い。
シャーバル荒野(Sharval Wilds)
カンデュラス地方の北部にある荒野。
東側にそびえる山脈は「タモエ山脈」
南にいくと「タモエ高原」(Tamoe Highlands)へとつながる。(Act1で登場)
ウェストマーチ湾(Gulf of Westmarch)
サンクチュアリの西側にあり、ウェストマーチへと繋がる湾。
輸入出の重要な海路となり、西方諸国が繁える一因となった。
ウェストマーチ(Westmarch)
エントスティグやカンドュラスと同じ西方諸国のひとつ。
ウエストマーチ国家の首都でもある。国教はザカラム教。
魔力によって錯乱したカンドュラス王レオリックの軍が攻めこんできた時には
ウェストマーチ騎士団という強力な軍隊が敵を一掃した。(ラックダナンはこのレオリック軍にいた)
騎士達は「ザカラムの手」から脱した「パラディン教会」の子孫たちでもある。詳しくはコチラ
ブラムウェル(Bramwell)
ウェストマーチ国家の町のひとつ。
ダンクレイグ(Duncraig)
ウェストマーチ国家の町のひとつ。キングスポートに近い町。
キングスポート(Kingsport)
ウェストマーチ国家の南に位置する交易都市。
ラットゴーレインやクラストなどの主要都市と活発に交易を行なっている。
メシフは沿海貿易でキングスポートにも行っていた。
(「Meshif」はラットゴーレインからクラストへと主人公を運んでくれる船乗り)
トリストラム(Tristram)
かつてホラドリムがDiabloを封印した石を眠らせた修道院があった場所。
その後、廃れた修道院をザカラム教の大聖堂として使うことを決めたのがレオリック王だった。
Diablo1の舞台であり、Diablo2でも登場する、このゲームでは主役級の町。
修道院(Monastery)
「見えざる眼教団」(Sisters of the Sightless Eye)であるローグたちの拠点。
Diablo2ではダークワンダラーとなったディアブロが自分の後を追うものを抹殺するために
アンダリエルを地獄から修道院に召喚し、教団のシスター達が大勢が殺されることになる。
生き残った者たちでローグキャンプをつくり、修道院奪還と教団の再編成を狙っていた。(Act1のキャンプ)
(エントスティグが祖国の割に、修道院がかなり位置的に遠いため設定変更があったと思われる。)
カンデュラス(Khanduras)
ウェストマーチ、エントスティグとならぶ西方諸国のひとつ。またその地域の名称。
元は国ではなく現地人が暮らす土地であったが、のちに国家となる。
ホラドリムが滅んだ後、西方地域では東側からきた放浪者がカンデュラスの周りに居座りはじめ、
小さな自己完結型の国を設立しはじめた。そのうちいくつかの小国は、カンデュラスの人々と土地の所有権や
取引の方法について揉め事を起こすようになってきた。
その取るに足らない小競り合いは西側の永遠に続いていた平和を脅かしていたので、
ウェストマーチ国家がカンデュラスの民の味方となった。
そのことにより2つの国の間では着々と交易と商業が行なわれることとなる。
ちょうどそのとき、ザカラム教が西方諸国に広まり、ウェストマーチ国家は国教をザカラム教に制定。
その後、ケジスタンからきたレオリック王がカンデュラスの地に降り立ち、
ザカラムの名において私がここの王だと宣言したのだった。
それによりカンデュラスは国家となり、西洋諸国の大国のひとつになった。
アラノック(Aranoch)
「タモエ山脈」の東に位置する地域。雨蔭により砂漠帯となった。
サンクチュアリの中で最も過酷な気候のうちのひとつで、熟練した遊牧民でも数時間しか生きることはできない。
広大な土地には何もなく、ただ砂漠が広がるのみである。
この砂漠地帯でバールと共にタル・ラシャを埋葬した。
ラットゴーレイン(Lut Gholein)
「砂漠の宝石」と呼ばれる交易が盛んな港町。
クラストやキングスポートと頻繁に交易をしている。
他の都市とは異なる独自のアラビアの文化が見られる。
Diablo2では元ホラドリムであったが闇に堕ちた魔術師ラダメントに苦しまされていた。
双子海(Twin Seas)
サンクチュアリを東西に分ける海。
スコボス諸島(Skovos Isles)
(スカータラ島 スコボス島 フィリオス島)
双子海の南方に浮かぶ島々を、まとめてスコボス諸島と呼ぶ。
Diablo2のクラスであるアマゾンの故郷として有名である。
アマゾンの人々は隔離された文化を持っているが、西方諸国やケジスタンの両方と貿易もしている。
ザカラム教が広まった時も従わず、自分たちのパンテオンという神々を信じ続けており
古くから暗黒流刑が予言されていたため、彼らは戦いに備え生きてきた。
マーシュランド湿地帯(Marsh land)
アラノックから双子海をはさんだ東に位置する大湿地帯。
「トラジャン・ジャングル」「蜘蛛の森」「フレイヤーの密林」などがある。
トラジャン・ジャングル(Torajan Jungles)
クラストの南西に位置する大熱帯雨林。
広大なジャングルが広がっている以上のことはあまり知られていない。
分け入った奥地に「アンバール族」( Umbaru)が住む「テガンゼ」(Teganze)がある。
アンバール族はウィッチドクターの出身部族。
ビズ=ジュン(Viz-Jun)
クラストから南方に進んだところにあるケジスタン帝国の、かつて繁栄していた大都市。
なぜ滅んだのかは明らかではない。
イナリウスの大聖堂の廃墟はここから川沿いに南にいったところにある。
クラスト(Kurast)
双子海の東に位置するカジスタン帝国の中心都市。Act3の町。
かつては美しい場所で、西洋諸国との貿易も盛んに行われていたが
メフィストが復活し、軍勢が町と人を攻撃したために急激に衰えてしまった。
以前は大きな都市であったが、オーマスのバリアが一部しか守れないため
いまでは船着場の近くで人々は暮らしている。
ザカラム教本部がクラスト南部にある。
ギー・クル、ギー・カル(Gea Kul)
川をはさんだクラストの北に位置する、ケジスタン帝国の町。
それ以上のことは明らかになっていない。
カルデゥム(Caldeum)
サンクチュアリにある最も大きな都市のひとつで、貿易の中心地。ケジスタン帝国の町。
商業会議所が自治を行なっていたが、ケジスタン帝国の初代皇帝「ハカン」(Hakan)が統治下においた。
カルデュムの外にはボーダーランド(Borderlands)と呼ばれる砂漠地帯が広がる。
Diablo3にて登場予定。
ビジュレイ魔導師族(Vizjerei)と、ザン=エス魔導師族(Zann Esu)が拠点としている。
またその魔術師たちの評議会である「シャリ=サンクティウム」(the Yshari Sanctum)もこの町にある。
「シャリ=サンクティウム」の地下には悪名高い「苦痛の淵」(Bitter Depths)と呼ばれる部屋が存在する。
それは同じく悪名高き「古の宝庫」(Ancient Repositories)と呼ばれる部屋よりも酷い場所と言われている。
「古の宝庫」とは、危険だと判断され封印された魔術を書き記し安置した書物庫であり、
ザン=エス魔導師族で学んでいたが、問題を起こし続けていたDiablo3の悪童ウィザードが勝手に侵入し
封印された魔術を盗み見た場所であることから、同じくなんらかの秘密が隠された場所であると予想。参照
ビジュレイ魔導師族 … 男の魔術師を育てる部族。ソーサラー
ザン=エス魔導師族 … 女の魔術師を育てる部族。ソーサレス
ウレゥ(Ureh)
ニミィアー山(Nymyr)の麓につくられた古代の神秘的な都市。
地元の魔術師の助けを得てつくられたが、現在は無くなったと言われている。
Diablo3登場予定。
ケジスタン(Kehjistan)
カルデゥムやビズ=ジュン、クラストやウレゥを含む東サンクチュアリの大きな帝国。またその地域の名称。
古来からケジスタンの土地には魔力に満ちあふれており、本質的に神秘の能力を持つものがそれに気付き
組織をつくり、魔力のあるその特別な場所に住まうようになった。それが魔導師族、ビジュレイとなった。
初代皇帝ハカンが病に倒れ、息子のハカン二世が跡を継いでいるが、無能な執政により国は衰えていく一方である。
Diablo3で登場予定。
スワンプランド(Swamp land)
ウレゥから東にいったところにある地域。
ドライステップ(Dry Stepp)
サンクチュアリ北部の地域。スコスグレンがある。
スコスグレン(Scosglen)
サンクチュアリ北東部に位置する地域。
密集した森が広がる、Diablo2のクラスであるドルイドの故郷。
「魔導師族戦争」の後、なんらかの理由でバーバリアンの一部がスコスグレンに移住し
気候や動物をコントロールする術を学び、ドルイドとなった。
また、彼らはバーバリアンの初代君主バルカソスの弟であり、ネファレムの一人である
ヴァシリー(Vasily)の末裔たちであるとも言われている。
ター・ドゥルラ(Tur Dulra)
スコスグレン北部にある、最も大きなドルイド居住区。
シャンサイ島(Xiansai)
凍海に浮かぶ島で、Diablo3のクラスであるウィザードの出身地。
この島の国家は歴史から隔離されており、サンクチュアリで起きたどんな争いも避けてきた。(罪悪戦争など)
しかし内部の争いは頻繁に起きており、島の経済地域をめぐっては一族同士で何年にも渡り争っている。
国はケジスタンほどまでにはないにしろ、魔法に従事した歴史を持っており
見込みのある神童を探しに、カルデゥムから魔術師が何年かに一回やってくる。
連れて行かれた神童たちの中には島に戻ってくる者もいるが、その覚えた高位魔法のために
一族同士の争いに巻き込まれることになる。
各クラスの出身
Diablo1
ウォーリアー:カンデュラス王国
ローグ:エントスティグ(見えざる眼教団)
ソーサラー:カルデゥム(ヴィジュレイ魔導師族)
Diablo2
バーバリアン:アリート山付近
アマゾン:スコボス諸島
ネクロマンサー:東のジャングルの地下都市とだけしか言及されていないので特定不能
パラディン:クラスト教から抜けたパラディンというだけで特定の場所は言及されていないので特定不能
ソーサレス:カルデゥム(ザン=エス魔導師族)
ドルイド:スコスグレン辺り
アサシン:堕ちた魔術師の暗殺集団なので出身は無い
Diablo3
バーバリアン:アリート山付近
デーモンハンター:ドレッドランドの廃墟
モンク:タモエ山脈にあるらしい修道院
ウィッチドクター:トラジャン・ジャングル
ウィザード:シャンサイ島
この地図を作成するにあたり、お世話になったサイト様
ごぉっふぁい通信
http://elfantasypro.web.fc2.com/gofight_com/index.html
ベタライブ
http://blog.plaync.jp/d3alive.slog
本当にありがとうございます
アリート山が爆発した後のクレーター。
Diablo2のエンディングでワールドストーンの汚染が食い止められないと悟ったティラエルが
ワールドストーンを破壊したためにアリート山が爆発し、山脈ともども消え失せクレーターだけが残った。
以前はワールドストーンが密かに安置されており、その山に実際のところ何があるかは知らなかったが
神聖な山としてバーバリアンたちは代々、アリート山を守護する勤めを引き継いでいたのだ。
バスティオン要塞(Bastion's Keep)
バーバリアンたちの祖先であり不滅の王(Immortal King)バル=カソス。
「バル=カソスの子」(Children of Bul-Kathos)と自らを称するバーバリアンたちが
聖なる山を侵略から防ぐための要塞のひとつ。ゲームに登場予定。
ドレッドランド(Dreadlands)
かつて「北の大草原」(Northern Steppes)という地域で、数多くのバーバリアンの部族が暮らしていた。
アリート山の爆発により豊かな大地は荒れ果て、バーバリアンが住むことはできなくなった。
そのためバーバリアンの部族は散り散りになって各地へ渡り歩く遊牧民とならざるを得なくなった。
山を守り通せなかった償いのため、悪魔を狩る者たちもいたし、
この事態に絶望して、退行現象を起こし凶暴性をむき出しにする者たちもいた。
そのようなことからdread(恐ろしい、恐怖)landという名で呼ばれるようになったのだ。
エントスティグ(Entsteig)
カンデュラス地方の北に位置し、シャーバル荒野にある国家。
ザカラム教の宣教師がこの地に訪れ、教えを広めるとすぐに受け入れられた。
その後、統治によって文明化が進み多くのパラディンを産出した。(「改宗運動」の際は一番に動いた)
「見えざる眼教団」(Sisters of the Sightless Eye)の祖国として知られている。
多くは言及されていないため謎が多い。
シャーバル荒野(Sharval Wilds)
カンデュラス地方の北部にある荒野。
東側にそびえる山脈は「タモエ山脈」
南にいくと「タモエ高原」(Tamoe Highlands)へとつながる。(Act1で登場)
ウェストマーチ湾(Gulf of Westmarch)
サンクチュアリの西側にあり、ウェストマーチへと繋がる湾。
輸入出の重要な海路となり、西方諸国が繁える一因となった。
ウェストマーチ(Westmarch)
エントスティグやカンドュラスと同じ西方諸国のひとつ。
ウエストマーチ国家の首都でもある。国教はザカラム教。
魔力によって錯乱したカンドュラス王レオリックの軍が攻めこんできた時には
ウェストマーチ騎士団という強力な軍隊が敵を一掃した。(ラックダナンはこのレオリック軍にいた)
騎士達は「ザカラムの手」から脱した「パラディン教会」の子孫たちでもある。詳しくはコチラ
ブラムウェル(Bramwell)
ウェストマーチ国家の町のひとつ。
ダンクレイグ(Duncraig)
ウェストマーチ国家の町のひとつ。キングスポートに近い町。
キングスポート(Kingsport)
ウェストマーチ国家の南に位置する交易都市。
ラットゴーレインやクラストなどの主要都市と活発に交易を行なっている。
メシフは沿海貿易でキングスポートにも行っていた。
(「Meshif」はラットゴーレインからクラストへと主人公を運んでくれる船乗り)
トリストラム(Tristram)
かつてホラドリムがDiabloを封印した石を眠らせた修道院があった場所。
その後、廃れた修道院をザカラム教の大聖堂として使うことを決めたのがレオリック王だった。
Diablo1の舞台であり、Diablo2でも登場する、このゲームでは主役級の町。
修道院(Monastery)
「見えざる眼教団」(Sisters of the Sightless Eye)であるローグたちの拠点。
Diablo2ではダークワンダラーとなったディアブロが自分の後を追うものを抹殺するために
アンダリエルを地獄から修道院に召喚し、教団のシスター達が大勢が殺されることになる。
生き残った者たちでローグキャンプをつくり、修道院奪還と教団の再編成を狙っていた。(Act1のキャンプ)
(エントスティグが祖国の割に、修道院がかなり位置的に遠いため設定変更があったと思われる。)
カンデュラス(Khanduras)
ウェストマーチ、エントスティグとならぶ西方諸国のひとつ。またその地域の名称。
元は国ではなく現地人が暮らす土地であったが、のちに国家となる。
ホラドリムが滅んだ後、西方地域では東側からきた放浪者がカンデュラスの周りに居座りはじめ、
小さな自己完結型の国を設立しはじめた。そのうちいくつかの小国は、カンデュラスの人々と土地の所有権や
取引の方法について揉め事を起こすようになってきた。
その取るに足らない小競り合いは西側の永遠に続いていた平和を脅かしていたので、
ウェストマーチ国家がカンデュラスの民の味方となった。
そのことにより2つの国の間では着々と交易と商業が行なわれることとなる。
ちょうどそのとき、ザカラム教が西方諸国に広まり、ウェストマーチ国家は国教をザカラム教に制定。
その後、ケジスタンからきたレオリック王がカンデュラスの地に降り立ち、
ザカラムの名において私がここの王だと宣言したのだった。
それによりカンデュラスは国家となり、西洋諸国の大国のひとつになった。
アラノック(Aranoch)
「タモエ山脈」の東に位置する地域。雨蔭により砂漠帯となった。
サンクチュアリの中で最も過酷な気候のうちのひとつで、熟練した遊牧民でも数時間しか生きることはできない。
広大な土地には何もなく、ただ砂漠が広がるのみである。
この砂漠地帯でバールと共にタル・ラシャを埋葬した。
ラットゴーレイン(Lut Gholein)
「砂漠の宝石」と呼ばれる交易が盛んな港町。
クラストやキングスポートと頻繁に交易をしている。
他の都市とは異なる独自のアラビアの文化が見られる。
Diablo2では元ホラドリムであったが闇に堕ちた魔術師ラダメントに苦しまされていた。
双子海(Twin Seas)
サンクチュアリを東西に分ける海。
スコボス諸島(Skovos Isles)
(スカータラ島 スコボス島 フィリオス島)
双子海の南方に浮かぶ島々を、まとめてスコボス諸島と呼ぶ。
Diablo2のクラスであるアマゾンの故郷として有名である。
アマゾンの人々は隔離された文化を持っているが、西方諸国やケジスタンの両方と貿易もしている。
ザカラム教が広まった時も従わず、自分たちのパンテオンという神々を信じ続けており
古くから暗黒流刑が予言されていたため、彼らは戦いに備え生きてきた。
マーシュランド湿地帯(Marsh land)
アラノックから双子海をはさんだ東に位置する大湿地帯。
「トラジャン・ジャングル」「蜘蛛の森」「フレイヤーの密林」などがある。
トラジャン・ジャングル(Torajan Jungles)
クラストの南西に位置する大熱帯雨林。
広大なジャングルが広がっている以上のことはあまり知られていない。
分け入った奥地に「アンバール族」( Umbaru)が住む「テガンゼ」(Teganze)がある。
アンバール族はウィッチドクターの出身部族。
ビズ=ジュン(Viz-Jun)
クラストから南方に進んだところにあるケジスタン帝国の、かつて繁栄していた大都市。
なぜ滅んだのかは明らかではない。
イナリウスの大聖堂の廃墟はここから川沿いに南にいったところにある。
クラスト(Kurast)
双子海の東に位置するカジスタン帝国の中心都市。Act3の町。
かつては美しい場所で、西洋諸国との貿易も盛んに行われていたが
メフィストが復活し、軍勢が町と人を攻撃したために急激に衰えてしまった。
以前は大きな都市であったが、オーマスのバリアが一部しか守れないため
いまでは船着場の近くで人々は暮らしている。
ザカラム教本部がクラスト南部にある。
ギー・クル、ギー・カル(Gea Kul)
川をはさんだクラストの北に位置する、ケジスタン帝国の町。
それ以上のことは明らかになっていない。
カルデゥム(Caldeum)
サンクチュアリにある最も大きな都市のひとつで、貿易の中心地。ケジスタン帝国の町。
商業会議所が自治を行なっていたが、ケジスタン帝国の初代皇帝「ハカン」(Hakan)が統治下においた。
カルデュムの外にはボーダーランド(Borderlands)と呼ばれる砂漠地帯が広がる。
Diablo3にて登場予定。
ビジュレイ魔導師族(Vizjerei)と、ザン=エス魔導師族(Zann Esu)が拠点としている。
またその魔術師たちの評議会である「シャリ=サンクティウム」(the Yshari Sanctum)もこの町にある。
「シャリ=サンクティウム」の地下には悪名高い「苦痛の淵」(Bitter Depths)と呼ばれる部屋が存在する。
それは同じく悪名高き「古の宝庫」(Ancient Repositories)と呼ばれる部屋よりも酷い場所と言われている。
「古の宝庫」とは、危険だと判断され封印された魔術を書き記し安置した書物庫であり、
ザン=エス魔導師族で学んでいたが、問題を起こし続けていたDiablo3の悪童ウィザードが勝手に侵入し
封印された魔術を盗み見た場所であることから、同じくなんらかの秘密が隠された場所であると予想。参照
ビジュレイ魔導師族 … 男の魔術師を育てる部族。ソーサラー
ザン=エス魔導師族 … 女の魔術師を育てる部族。ソーサレス
ウレゥ(Ureh)
ニミィアー山(Nymyr)の麓につくられた古代の神秘的な都市。
地元の魔術師の助けを得てつくられたが、現在は無くなったと言われている。
Diablo3登場予定。
ケジスタン(Kehjistan)
カルデゥムやビズ=ジュン、クラストやウレゥを含む東サンクチュアリの大きな帝国。またその地域の名称。
古来からケジスタンの土地には魔力に満ちあふれており、本質的に神秘の能力を持つものがそれに気付き
組織をつくり、魔力のあるその特別な場所に住まうようになった。それが魔導師族、ビジュレイとなった。
初代皇帝ハカンが病に倒れ、息子のハカン二世が跡を継いでいるが、無能な執政により国は衰えていく一方である。
Diablo3で登場予定。
スワンプランド(Swamp land)
ウレゥから東にいったところにある地域。
ドライステップ(Dry Stepp)
サンクチュアリ北部の地域。スコスグレンがある。
スコスグレン(Scosglen)
サンクチュアリ北東部に位置する地域。
密集した森が広がる、Diablo2のクラスであるドルイドの故郷。
「魔導師族戦争」の後、なんらかの理由でバーバリアンの一部がスコスグレンに移住し
気候や動物をコントロールする術を学び、ドルイドとなった。
また、彼らはバーバリアンの初代君主バルカソスの弟であり、ネファレムの一人である
ヴァシリー(Vasily)の末裔たちであるとも言われている。
ター・ドゥルラ(Tur Dulra)
スコスグレン北部にある、最も大きなドルイド居住区。
シャンサイ島(Xiansai)
凍海に浮かぶ島で、Diablo3のクラスであるウィザードの出身地。
この島の国家は歴史から隔離されており、サンクチュアリで起きたどんな争いも避けてきた。(罪悪戦争など)
しかし内部の争いは頻繁に起きており、島の経済地域をめぐっては一族同士で何年にも渡り争っている。
国はケジスタンほどまでにはないにしろ、魔法に従事した歴史を持っており
見込みのある神童を探しに、カルデゥムから魔術師が何年かに一回やってくる。
連れて行かれた神童たちの中には島に戻ってくる者もいるが、その覚えた高位魔法のために
一族同士の争いに巻き込まれることになる。
各クラスの出身
Diablo1
ウォーリアー:カンデュラス王国
ローグ:エントスティグ(見えざる眼教団)
ソーサラー:カルデゥム(ヴィジュレイ魔導師族)
Diablo2
バーバリアン:アリート山付近
アマゾン:スコボス諸島
ネクロマンサー:東のジャングルの地下都市とだけしか言及されていないので特定不能
パラディン:クラスト教から抜けたパラディンというだけで特定の場所は言及されていないので特定不能
ソーサレス:カルデゥム(ザン=エス魔導師族)
ドルイド:スコスグレン辺り
アサシン:堕ちた魔術師の暗殺集団なので出身は無い
Diablo3
バーバリアン:アリート山付近
デーモンハンター:ドレッドランドの廃墟
モンク:タモエ山脈にあるらしい修道院
ウィッチドクター:トラジャン・ジャングル
ウィザード:シャンサイ島
この地図を作成するにあたり、お世話になったサイト様
ごぉっふぁい通信
http://elfantasypro.web.fc2.com/gofight_com/index.html
ベタライブ
http://blog.plaync.jp/d3alive.slog
本当にありがとうございます
Entry ⇒ 2012.05.08 | Category ⇒ D3ストーリー | Comments (0) | Trackbacks (0)
インペリウスとティラエルの関係
Diablo3のTVスポットがついに公開されましたね。
ちまたでは第二弾TVスポットも流れているようでワクワクします。
早くもネタバレかと思うようなシーンもあります。
いやぁ、インペリウスさん大暴れしてます。ティラエルとつかみ合いです。
インペリウスさん登場ということで
もう一度、インペリウスとティラエルの関係性をはっきりさせるために
色々調べていたのですが、先に記事にしていたストーリーにもありましたように
サンクチュアリの存続を決める評議会が重要なポイントだと思いました。
軽くは書いていたのですが、2人の関係性については不明瞭でしたので
ここで「罪悪戦争」での天使評議会の様子を翻訳することにしました。
かなり長いですので、ご注意ください。
※「罪悪戦争」を読まれてない方は先に、こちらをお読みください。
ついにサンクチュアリに天界と地獄が参入し、
サンクチュアリの未来は失われたかと思われたが、
人間であるウルディシアンの自己犠牲により
なんとか天界と地獄を、サンクチュアリからは追い出すことができた。
天界の天使評議会では、サンクチュアリの今後について評議員たちが話し合うことになった。
「討論を続ける必要はない…論ずる必要すらな。
方針は明らかだ…裏切り者によって起こされたことは、無かったことにしなければならない!
天界軍に起こったことを終わらせる。たとえ百列に並んだ悪魔どもを切り捨てる必要があってもな!」
インペリウスは断言しました。

インペリウス(Imperius)
性別は男性 武勇の大天使(Archangel of Valor)
高貴な赤いローブと光り輝く鎧をまとう
天界軍の指揮官で、評議会のリーダー
「裏切り者の処遇は、いま話すことではないわ。インペリウス。
それはその時に話しましょう。」
アウリエルが言います。

アウリエル(Auriel)
性別は女性 希望の大天使(Archangel of Hope)
柔らかな青いローブに身を包む
愛と共感の感情を体現する天使で、激励と聡明さによって天使評議会をまとめる
「いま起きている問題は『1つ』であり『同一』のことだ」
インペリウスは言い返しました。
篭手を付けた拳をアウリエルとの間に突き出すと
突然、イナリウスの足に黒いエネルギーが巻き付きました
インペリウスによって、イナリウスは天使評議会の中央でひざまずかされたのです。

イナリウス(Inarius)
サンクチュアリと人間を産みだした張本人
兄は大天使ティラエル
「この裏切り者の犯罪行為によってサンクチュアリと呼ばれる忌むべきモノが生まれた!
サンクチュアリに判断を下せ。当然どちらも裁くことになるがな、アウリエル!」
アウリエルは言い争うことをやめました。
彼女は他の4人の評議員、一人一人の顔を見て言いました。
「あなたたちは必要以上の証拠を見たでしょう。
最初に罪を犯した者たちの子供は親と一緒ではなかった…
そして私達が忌むべきモノと信じたものはそうではなかった…」

銀の国
セレンシアがラズマに囁きかけました。
「私達どこにいるの?」
ラズマは彼女に静かにするようにとジェスチャーし答えました
「私たちはガラスの国にいる。そして、話には聞いたことあったが
これは伝説の銀の国で行なわれるという、天使評議会の会合に違いない!
この評決が悪い方にいくかもしれないのが怖いよ。」
メルデルンはショックを受けました。
「ウルディシアンがあそこまでしたのに、まだ疑ってるっていうのか?」
彼は自分が何をしてるか気づく前に、天使たちへ歩き出していました。
「あんたたちになんの権限があるってんだ?勇敢な行為とはなんだ?
俺たちは殺される害虫じゃないんだ!」
インペリウスはメルデルンをじっと見つめました。
「貴様は天使ではない。評議会に立つ権限もない。」
メルデルンは見えない力によって後ろへ突き飛ばされました。
後ろに吹き飛ばされて他の者と衝突しそうでしたが
アウリエルが彼を一目見ると、彼はゆっくりと地面へ着地することができたのです。
「そんな横暴なことが今は正しいことなのですか?」
アウリエルはインペリウスに問いかけました。
「彼らは私の催促によってここにいます。彼らの仲間のおかげで
サンクチュアリの運命がどうなるかを聞く権利を得たのです。」
インペリウスは答えなかったが、もし顔を持っていたら紅潮したことだろうとメルデルンは思いました。
次に、ラズマが評議会の前に立ち、こう言いました。
「人間にチャンスをあたえるべきです。チャンスをくれるなら人間はすばらしいことができます。
人間を生かしてください!人間はこの世界のバランスに不可欠な存在へとなる可能性を持っているのです。」
ラズマを完全に無視しながらインペリウスは低く響く声で言いました。
「私は投票の時間だと言ったのだ」
「彼に言わせてあげなさい」
イスエラエルが間に入りました。

イスエラエル(Itherael)
性別は不明 命運の大天使(Archangel of Fate)
灰色のローブに身を包む
命運をつかさどる彼をもってしても人間の行く末は分かり得なかった
「二回目だぞ!」
インペリウスは大声で怒鳴りました。
「裏切り者は永久に監禁されなければならんし、悪魔の血をひいたガキどもの巣窟も根絶せねばならん!」
インペリウスは拳を突き出し、振り下ろしました。
メルデルンは再び口を開きましたが無駄でした。
天使たちは全く気づいてなかったのです。
アウリエルはすぐにインペリウスの投票に反応しました。
「人間の潜在能力を成長させましょう…私たちと地獄との闘争にようやく決着がつくことを
見ることができるチャンスが人間の中にあるように思うのです。」
「あなたはどう思いますかマルサエル。私の意見に同調してくれますか?」
マルサエルは言いました。
「どちらを選んだとしても究極的には、私には関係ないことだ…棄権する」

マルサエル(Malthael)
性別は男性 賢明の大天使(Archangel of of Wisdom)
黒い鎧と黒いローブを身にまとう天界一の知識人
世界の真理と本質のことを常に考え、全ての生物を愛す天使であったが
ワールドストーンが盗まれたことにより心の平穏が乱れ、ふさぎこみがちになり痩せ細った
アウリエルは明らかにがっかりして上体を後ろにそらしました。
一方、インペリウスは満足気でした。
「イスエラエル、お前はどう思う?」
インペリウスが言いました。
イスエラエルは熟考しているようで間がありました。
「人間は天使の血も悪魔の血もひいている。本質的に汚点も見込みも持ち合わせているということだ…
このまま成長させたら、地獄の悪魔よりも極悪なモノになるやもしれん。」
「だから破壊せねばならんのだ!」
インペリウスは主張しました。
イスエラエルは指を一本上げて言いました
「しかし人間は光に仕える大いなる可能性も持っている…
我々の役割を超えるような可能性だ…だから私は人間にチャンスを与えることにするよ。」
メルデルンは希望を持ちました。
「天使たちは引き分けの状態だ。
たとえティラエルがサンクチュアリの破壊に一票入れたとしても、サンクチュアリは生き残る。」
4人の天使たちは最後の1人に目を向けました。
堅固な考えがあるかのように、ティラエルは縛られたイナリウスを見続けていました。
「さて、旧友よ。どちらを選ぶ?
お前は人間どもの最も汚らわしい部分を見たよな?
破壊へ一票を入れて、最も憎むべきモノを生み出す土地に終止符を打ってくれるよな?」
インペリウスがティラエルに問いかけました。

ティラエル(Tyrael)
性別は男性 正義の大天使(Archangel of Justice)
黄金のローブと鎧を身にまとう
イナリウスは実の弟
「なんだって!どういうことだ!投票は同数だろ!」
メルデルンは思わず口走ってしまいました。
ラズマは残念そうな表情で言いました。
「同数投票だと、私たちの望む決定は無いみたいだな、つまり私たちを生かす理由はないってことだ」
メルデルンは我慢できませんでした。
もう一度、前へ歩み出て言いました。
「どうして俺たちをそんな気楽に罵倒できるんだ?
あんたたちは光に味方するように言ったくせに、価値がないと思ったら無情に殺すのか!
俺の兄はあんたたち全員を殺すことだってできたんだ。けど、しなかった。
兄は故郷と人々を守りたかっただけなんだ。自分の命を犠牲にしてでもね。」
インペリウスは不快な者を視界から排除しようと、再び準備しました。
が、ティラエルが口を開いたのです。
ティラエルは全員の注目をひきつける口調で言いました。
「この戦争は太古の昔からおこっている
そしてこの戦争に疲れていない者など一人もいない…けれども我々は戦わなければならない」
イナリウスを指さしてティラエルは続けました
「この裏切り者は、他のものを連れ出し、あるべきでは無かったものを作った。
決してあるべきでなかったものをな!こいつは考えられないことを引き起こした。
私がそこにいたならば全力を尽くして阻止したものを…」
人間の命運は尽きた。メルデルンはそう思いました。
「しかし、それは育ち…成長した…誰も測れなかったほどに、誰も予想できなかったほどに!
サンクチュアリと呼ぶこの地は、私自身が『忌まわしい物』と呼び
我々が未だかつて見たことがない者を生むほどまでに成長していた。」
インペリウスが何か言おうとする前にティラエルは続けました。
「しかし『忌まわしい物』は苦労を感じないし、互いに善悪に分かれて闘うこともない
そして…そいつらは…そいつらは自分たちの自由意志によって…選ぶ…
そう…他人のためにあんな素晴らしい自己犠牲を選び決行することはない…」
メルデルンは仲間たちの間に、普段は厳しいラズマの中でさえも、希望が湧いてくるのを感じ取りました。
「俺たちも犠牲を払った。奴と何が違う?」
インペリウスが応戦しました。
「我々は犠牲を払った。なぜならそうしなければならなかったから…
なぜなら義務を果たさなければならないと思ったからだ!
我々は義務だからそうしただけで、他の何者でもない!
人間は、ウルディシアンは…彼は献身的に自分を差し出した。
なぜなら彼は仲間を大事に思ったからだ!
それは、彼の『義務』ではなく…『願い』だったのだ。」
ティラエルは他の評議員をひとりひとり見て、最後にインペリウスを見ました。
「『忌まわしい物』と呼んだが…間違っていた!
私は人間に一票を投じる…人間がどうなるか見届けたい…驚きを持って見届けたいのだ」
「じゃあこれで決まったな」
インペリウスは、天使に不似合いな軽い嫌味っぽさで言い放ちました。
「だが、地獄が害毒を貴様らが救った世界に撒き散らすことから、どうやって守るつもりだ?
俺たちが軍隊を持たなきゃならんのか?このために…このサンクチュアリを守るために?」
インペリウスがこう尋ねると同時に、野太いぞっとするような笑い声がそこら中に響き渡りました。
インペリウスは炎に包まれた剣を召喚し臨戦態勢を取りました。
「これは平和的来訪だよ、評議員さんたち。平和的…あなたたちがそうするならの話だが」
怒り狂った蛇の群れのようなしゃがれ声が響きました。
メルデルンが今まで見たことのないような闇が横切り、それはリリスを思い出させるような感覚でした。
「交渉しにきたのかしら…メフィスト?
メフィスト…弟でなくあなたが?」
アウリエルが闇に問いかけました。
闇が集まると大きいモノへと変化し、メルデルンは背筋の凍るような気分がしました。
「私のかわいい弟達は逆上しているよ。
だから私が、長兄である私がわざわざ交渉しにきたんだよ…他にもあるがね。
私は休戦を申し出ることにするよ。
協定はコイツを我々に渡すことで、現在の状況を解決するというものだ」
緑色の気味の悪い手が、イナリウスをつかむために現れました。
イナリウスは激怒し抵抗しました。
インペリウスはこの状況をアウリエルから奪い取り、言いました。
「その協定はなにを約束するものだ?」
メフィストは答えます
「我々は君たちと同じように、この地に間違った仮定をしていたようだ
仮定、私たち両方の種族の血から生まれた生き物についてね。」
燃え盛る赤い瞳が具現化し、メフィストを完全に無視していたアウリエルへと瞳が向けられました。
「サンクチュアリは想像していたよりも上を行っていた!
あんたが言ったことは正しいし、我々は人間を成長させて、どっちにつくかを見ることにするよ。
どちら側も干渉せずに、善か邪悪か、どちらにつくかを。」
「俺たちはお前の言葉を信じるべきだな」
インペリウスが馬鹿にしたような口調で言いました。
「サンクチュアリは私に子供たちを失わせた。どちらもサンクチュアリを生かすことを模索していたんだよ。
私は子供たちのためにも、サンクチュアリが育ち成長することを見守ることにするよ。」
動揺させる魔王の回答は、メルデルンにとって少なくともメフィストを信用させるものでありました。
確かに、ルシオンとリリスはサンクチュアリと人間を守ろうとしたからです。地獄に仕えさせるためにですが。
しかし悪魔を信じたけれども、メルデルンの不安はほんの少し残っていました。
それはメフィストの強大な力の影響を意味していました。
というふうな具合です。
このあと評議会はイナリウスの身柄をメフィストに引き渡し、
次に人間の記憶について議論を移しました。
アウリエルは「ウルディシアンの自己犠牲を人間は覚えておくべきだ」と主張しますが
インペリウスが反対し、メフィストが「人間には最初からやらせることだ」と主張しました。
イスエラエルもティラエルもメフィストに同意し、人間の記憶を消すということに続きます。
超攻撃的人格で地獄に関わったものは全て抹殺するインペリウス。
サンクチュアリ進撃時には一番槍となり、幾多の悪魔を殺してきた、天界にはかかせない存在です。
一方、ティラエルは、この投票によりサンクチュアリはもとより自分自身をも変えたことになります。
人間への耐えることのない慈悲深さを持つようになり、人間の先天的な潜在能力に感動したのです。
その後、ティラエルは人間が地獄界へ味方しないように何度も干渉するようになり
愛する種族を守るために、天使評議会の命令に背く行動までするようになりました。
皮肉なことに、かつて人間を無情に操り、絶滅させようとしたティラエルが
2000年後には、人間にとって最も偉大で献身的な味方となったのです。
この「人間を無情に操った」とは、実はティラエルは酷いことをしたことがあったのです。
ウルディシアンの親友のアチリオスの魂を抜き取って操り、ウルディシアンを殺そうとしました。
殺す寸前でアチリオスは自らの身体を取り戻して、事なきを得るのですが
ティラエルは自分の術が破られたことで、人間の可能性について再考する必要があると感じたみたいです。
(この時に、トランオウルとラズマとメルデルンはアチリオスの魂の居所を探したのですが
見つけることができず、地獄方面にも見当たらなかったことから、第三者が関与している
つまり、天界がサンクチュアリを見つけたのだと間接的に気づかせることになりました。)
その後、ホラドリムをつくったり、ソウルストーンを作ってあげて使い方を教えたり
なんとか人間を救いたいと動いてくれる姿は涙を誘います。
(その行動の是非を論ずる必要がありますが…)
結果的にサンクチュアリは救われたとは言え、評議会は後のことは関わらない状態ですので
ティラエルの単独行動が天使評議会の怒りをかっても不思議ではありません。
ワールドストーンも破壊してますしね。
他の評議会メンバーも、「なすがままにさせるだけ」と釘打って投票したのに、そういうことが起きると
「人間が悪につこうが善につこうが関係なし、悪魔の血が入った奴は皆殺しだ」の超レイシストのインペリウスが
憎き人間を過保護して、やりたい放題やったティラエルにつかみかかってもしょうがないかもしれないです。
ちまたでは、ティラエルが洗脳されたという噂がたっていますが
私はティラエルは正常だと思います。
なぜなら、その「正常」なティラエルを「異常」だと思い
ティラエルにつかみかかる理由がインペリウスにはあると思うからです。
最後にひとつ
インペリウスは「Old Friend」(古き友)とティラエルに言っていますね。
これは良い方にとることが普通ですが…
「Old Friend」よりもっと上の関係の「Brother」(兄弟)が
ティラエルにはいるんですよ。
弟のイナリウスです。
弟が大罪を犯し逆賊となって今、目の前に繋がれている。
そんな弟を黙ってじっと見つめていたティラエルは、その状況をどう思ったのでしょうか。
かつてイナリウスは、兄であるティラエルに戦争は無意味だと説得しようとしたことがありました。
その馬鹿げた提案をティラエルが真面目に聞いたかどうかは定かではありませんが
自らを説得できず無謀な行動をおこした弟を前に
「あの時、もう少しこういうふうにしていればよかった」と思っていたのかもしれません。
そして、起こったことは変えられない以上
弟と、その子孫である人間、そしてサンクチュアリをかばうような気持ちが
ティラエルには少しはあったのかもしれませんね。
翻訳ソース元
Richard A. Knaak著 「Sin War : The Veiled Prophet」
http://www.wattpad.com/182896-the-sin-war-the-veiled-prophet
ちまたでは第二弾TVスポットも流れているようでワクワクします。
早くもネタバレかと思うようなシーンもあります。
いやぁ、インペリウスさん大暴れしてます。ティラエルとつかみ合いです。
インペリウスさん登場ということで
もう一度、インペリウスとティラエルの関係性をはっきりさせるために
色々調べていたのですが、先に記事にしていたストーリーにもありましたように
サンクチュアリの存続を決める評議会が重要なポイントだと思いました。
軽くは書いていたのですが、2人の関係性については不明瞭でしたので
ここで「罪悪戦争」での天使評議会の様子を翻訳することにしました。
かなり長いですので、ご注意ください。
※「罪悪戦争」を読まれてない方は先に、こちらをお読みください。
ついにサンクチュアリに天界と地獄が参入し、
サンクチュアリの未来は失われたかと思われたが、
人間であるウルディシアンの自己犠牲により
なんとか天界と地獄を、サンクチュアリからは追い出すことができた。
天界の天使評議会では、サンクチュアリの今後について評議員たちが話し合うことになった。
「討論を続ける必要はない…論ずる必要すらな。
方針は明らかだ…裏切り者によって起こされたことは、無かったことにしなければならない!
天界軍に起こったことを終わらせる。たとえ百列に並んだ悪魔どもを切り捨てる必要があってもな!」
インペリウスは断言しました。

インペリウス(Imperius)
性別は男性 武勇の大天使(Archangel of Valor)
高貴な赤いローブと光り輝く鎧をまとう
天界軍の指揮官で、評議会のリーダー
「裏切り者の処遇は、いま話すことではないわ。インペリウス。
それはその時に話しましょう。」
アウリエルが言います。

アウリエル(Auriel)
性別は女性 希望の大天使(Archangel of Hope)
柔らかな青いローブに身を包む
愛と共感の感情を体現する天使で、激励と聡明さによって天使評議会をまとめる
「いま起きている問題は『1つ』であり『同一』のことだ」
インペリウスは言い返しました。
篭手を付けた拳をアウリエルとの間に突き出すと
突然、イナリウスの足に黒いエネルギーが巻き付きました
インペリウスによって、イナリウスは天使評議会の中央でひざまずかされたのです。

イナリウス(Inarius)
サンクチュアリと人間を産みだした張本人
兄は大天使ティラエル
「この裏切り者の犯罪行為によってサンクチュアリと呼ばれる忌むべきモノが生まれた!
サンクチュアリに判断を下せ。当然どちらも裁くことになるがな、アウリエル!」
アウリエルは言い争うことをやめました。
彼女は他の4人の評議員、一人一人の顔を見て言いました。
「あなたたちは必要以上の証拠を見たでしょう。
最初に罪を犯した者たちの子供は親と一緒ではなかった…
そして私達が忌むべきモノと信じたものはそうではなかった…」

銀の国
セレンシアがラズマに囁きかけました。
「私達どこにいるの?」
ラズマは彼女に静かにするようにとジェスチャーし答えました
「私たちはガラスの国にいる。そして、話には聞いたことあったが
これは伝説の銀の国で行なわれるという、天使評議会の会合に違いない!
この評決が悪い方にいくかもしれないのが怖いよ。」
メルデルンはショックを受けました。
「ウルディシアンがあそこまでしたのに、まだ疑ってるっていうのか?」
彼は自分が何をしてるか気づく前に、天使たちへ歩き出していました。
「あんたたちになんの権限があるってんだ?勇敢な行為とはなんだ?
俺たちは殺される害虫じゃないんだ!」
インペリウスはメルデルンをじっと見つめました。
「貴様は天使ではない。評議会に立つ権限もない。」
メルデルンは見えない力によって後ろへ突き飛ばされました。
後ろに吹き飛ばされて他の者と衝突しそうでしたが
アウリエルが彼を一目見ると、彼はゆっくりと地面へ着地することができたのです。
「そんな横暴なことが今は正しいことなのですか?」
アウリエルはインペリウスに問いかけました。
「彼らは私の催促によってここにいます。彼らの仲間のおかげで
サンクチュアリの運命がどうなるかを聞く権利を得たのです。」
インペリウスは答えなかったが、もし顔を持っていたら紅潮したことだろうとメルデルンは思いました。
次に、ラズマが評議会の前に立ち、こう言いました。
「人間にチャンスをあたえるべきです。チャンスをくれるなら人間はすばらしいことができます。
人間を生かしてください!人間はこの世界のバランスに不可欠な存在へとなる可能性を持っているのです。」
ラズマを完全に無視しながらインペリウスは低く響く声で言いました。
「私は投票の時間だと言ったのだ」
「彼に言わせてあげなさい」
イスエラエルが間に入りました。

イスエラエル(Itherael)
性別は不明 命運の大天使(Archangel of Fate)
灰色のローブに身を包む
命運をつかさどる彼をもってしても人間の行く末は分かり得なかった
「二回目だぞ!」
インペリウスは大声で怒鳴りました。
「裏切り者は永久に監禁されなければならんし、悪魔の血をひいたガキどもの巣窟も根絶せねばならん!」
インペリウスは拳を突き出し、振り下ろしました。
メルデルンは再び口を開きましたが無駄でした。
天使たちは全く気づいてなかったのです。
アウリエルはすぐにインペリウスの投票に反応しました。
「人間の潜在能力を成長させましょう…私たちと地獄との闘争にようやく決着がつくことを
見ることができるチャンスが人間の中にあるように思うのです。」
「あなたはどう思いますかマルサエル。私の意見に同調してくれますか?」
マルサエルは言いました。
「どちらを選んだとしても究極的には、私には関係ないことだ…棄権する」

マルサエル(Malthael)
性別は男性 賢明の大天使(Archangel of of Wisdom)
黒い鎧と黒いローブを身にまとう天界一の知識人
世界の真理と本質のことを常に考え、全ての生物を愛す天使であったが
ワールドストーンが盗まれたことにより心の平穏が乱れ、ふさぎこみがちになり痩せ細った
アウリエルは明らかにがっかりして上体を後ろにそらしました。
一方、インペリウスは満足気でした。
「イスエラエル、お前はどう思う?」
インペリウスが言いました。
イスエラエルは熟考しているようで間がありました。
「人間は天使の血も悪魔の血もひいている。本質的に汚点も見込みも持ち合わせているということだ…
このまま成長させたら、地獄の悪魔よりも極悪なモノになるやもしれん。」
「だから破壊せねばならんのだ!」
インペリウスは主張しました。
イスエラエルは指を一本上げて言いました
「しかし人間は光に仕える大いなる可能性も持っている…
我々の役割を超えるような可能性だ…だから私は人間にチャンスを与えることにするよ。」
メルデルンは希望を持ちました。
「天使たちは引き分けの状態だ。
たとえティラエルがサンクチュアリの破壊に一票入れたとしても、サンクチュアリは生き残る。」
4人の天使たちは最後の1人に目を向けました。
堅固な考えがあるかのように、ティラエルは縛られたイナリウスを見続けていました。
「さて、旧友よ。どちらを選ぶ?
お前は人間どもの最も汚らわしい部分を見たよな?
破壊へ一票を入れて、最も憎むべきモノを生み出す土地に終止符を打ってくれるよな?」
インペリウスがティラエルに問いかけました。

ティラエル(Tyrael)
性別は男性 正義の大天使(Archangel of Justice)
黄金のローブと鎧を身にまとう
イナリウスは実の弟
「なんだって!どういうことだ!投票は同数だろ!」
メルデルンは思わず口走ってしまいました。
ラズマは残念そうな表情で言いました。
「同数投票だと、私たちの望む決定は無いみたいだな、つまり私たちを生かす理由はないってことだ」
メルデルンは我慢できませんでした。
もう一度、前へ歩み出て言いました。
「どうして俺たちをそんな気楽に罵倒できるんだ?
あんたたちは光に味方するように言ったくせに、価値がないと思ったら無情に殺すのか!
俺の兄はあんたたち全員を殺すことだってできたんだ。けど、しなかった。
兄は故郷と人々を守りたかっただけなんだ。自分の命を犠牲にしてでもね。」
インペリウスは不快な者を視界から排除しようと、再び準備しました。
が、ティラエルが口を開いたのです。
ティラエルは全員の注目をひきつける口調で言いました。
「この戦争は太古の昔からおこっている
そしてこの戦争に疲れていない者など一人もいない…けれども我々は戦わなければならない」
イナリウスを指さしてティラエルは続けました
「この裏切り者は、他のものを連れ出し、あるべきでは無かったものを作った。
決してあるべきでなかったものをな!こいつは考えられないことを引き起こした。
私がそこにいたならば全力を尽くして阻止したものを…」
人間の命運は尽きた。メルデルンはそう思いました。
「しかし、それは育ち…成長した…誰も測れなかったほどに、誰も予想できなかったほどに!
サンクチュアリと呼ぶこの地は、私自身が『忌まわしい物』と呼び
我々が未だかつて見たことがない者を生むほどまでに成長していた。」
インペリウスが何か言おうとする前にティラエルは続けました。
「しかし『忌まわしい物』は苦労を感じないし、互いに善悪に分かれて闘うこともない
そして…そいつらは…そいつらは自分たちの自由意志によって…選ぶ…
そう…他人のためにあんな素晴らしい自己犠牲を選び決行することはない…」
メルデルンは仲間たちの間に、普段は厳しいラズマの中でさえも、希望が湧いてくるのを感じ取りました。
「俺たちも犠牲を払った。奴と何が違う?」
インペリウスが応戦しました。
「我々は犠牲を払った。なぜならそうしなければならなかったから…
なぜなら義務を果たさなければならないと思ったからだ!
我々は義務だからそうしただけで、他の何者でもない!
人間は、ウルディシアンは…彼は献身的に自分を差し出した。
なぜなら彼は仲間を大事に思ったからだ!
それは、彼の『義務』ではなく…『願い』だったのだ。」
ティラエルは他の評議員をひとりひとり見て、最後にインペリウスを見ました。
「『忌まわしい物』と呼んだが…間違っていた!
私は人間に一票を投じる…人間がどうなるか見届けたい…驚きを持って見届けたいのだ」
「じゃあこれで決まったな」
インペリウスは、天使に不似合いな軽い嫌味っぽさで言い放ちました。
「だが、地獄が害毒を貴様らが救った世界に撒き散らすことから、どうやって守るつもりだ?
俺たちが軍隊を持たなきゃならんのか?このために…このサンクチュアリを守るために?」
インペリウスがこう尋ねると同時に、野太いぞっとするような笑い声がそこら中に響き渡りました。
インペリウスは炎に包まれた剣を召喚し臨戦態勢を取りました。
「これは平和的来訪だよ、評議員さんたち。平和的…あなたたちがそうするならの話だが」
怒り狂った蛇の群れのようなしゃがれ声が響きました。
メルデルンが今まで見たことのないような闇が横切り、それはリリスを思い出させるような感覚でした。
「交渉しにきたのかしら…メフィスト?
メフィスト…弟でなくあなたが?」
アウリエルが闇に問いかけました。
闇が集まると大きいモノへと変化し、メルデルンは背筋の凍るような気分がしました。
「私のかわいい弟達は逆上しているよ。
だから私が、長兄である私がわざわざ交渉しにきたんだよ…他にもあるがね。
私は休戦を申し出ることにするよ。
協定はコイツを我々に渡すことで、現在の状況を解決するというものだ」
緑色の気味の悪い手が、イナリウスをつかむために現れました。
イナリウスは激怒し抵抗しました。
インペリウスはこの状況をアウリエルから奪い取り、言いました。
「その協定はなにを約束するものだ?」
メフィストは答えます
「我々は君たちと同じように、この地に間違った仮定をしていたようだ
仮定、私たち両方の種族の血から生まれた生き物についてね。」
燃え盛る赤い瞳が具現化し、メフィストを完全に無視していたアウリエルへと瞳が向けられました。
「サンクチュアリは想像していたよりも上を行っていた!
あんたが言ったことは正しいし、我々は人間を成長させて、どっちにつくかを見ることにするよ。
どちら側も干渉せずに、善か邪悪か、どちらにつくかを。」
「俺たちはお前の言葉を信じるべきだな」
インペリウスが馬鹿にしたような口調で言いました。
「サンクチュアリは私に子供たちを失わせた。どちらもサンクチュアリを生かすことを模索していたんだよ。
私は子供たちのためにも、サンクチュアリが育ち成長することを見守ることにするよ。」
動揺させる魔王の回答は、メルデルンにとって少なくともメフィストを信用させるものでありました。
確かに、ルシオンとリリスはサンクチュアリと人間を守ろうとしたからです。地獄に仕えさせるためにですが。
しかし悪魔を信じたけれども、メルデルンの不安はほんの少し残っていました。
それはメフィストの強大な力の影響を意味していました。
というふうな具合です。
このあと評議会はイナリウスの身柄をメフィストに引き渡し、
次に人間の記憶について議論を移しました。
アウリエルは「ウルディシアンの自己犠牲を人間は覚えておくべきだ」と主張しますが
インペリウスが反対し、メフィストが「人間には最初からやらせることだ」と主張しました。
イスエラエルもティラエルもメフィストに同意し、人間の記憶を消すということに続きます。
超攻撃的人格で地獄に関わったものは全て抹殺するインペリウス。
サンクチュアリ進撃時には一番槍となり、幾多の悪魔を殺してきた、天界にはかかせない存在です。
一方、ティラエルは、この投票によりサンクチュアリはもとより自分自身をも変えたことになります。
人間への耐えることのない慈悲深さを持つようになり、人間の先天的な潜在能力に感動したのです。
その後、ティラエルは人間が地獄界へ味方しないように何度も干渉するようになり
愛する種族を守るために、天使評議会の命令に背く行動までするようになりました。
皮肉なことに、かつて人間を無情に操り、絶滅させようとしたティラエルが
2000年後には、人間にとって最も偉大で献身的な味方となったのです。
この「人間を無情に操った」とは、実はティラエルは酷いことをしたことがあったのです。
ウルディシアンの親友のアチリオスの魂を抜き取って操り、ウルディシアンを殺そうとしました。
殺す寸前でアチリオスは自らの身体を取り戻して、事なきを得るのですが
ティラエルは自分の術が破られたことで、人間の可能性について再考する必要があると感じたみたいです。
(この時に、トランオウルとラズマとメルデルンはアチリオスの魂の居所を探したのですが
見つけることができず、地獄方面にも見当たらなかったことから、第三者が関与している
つまり、天界がサンクチュアリを見つけたのだと間接的に気づかせることになりました。)
その後、ホラドリムをつくったり、ソウルストーンを作ってあげて使い方を教えたり
なんとか人間を救いたいと動いてくれる姿は涙を誘います。
(その行動の是非を論ずる必要がありますが…)
結果的にサンクチュアリは救われたとは言え、評議会は後のことは関わらない状態ですので
ティラエルの単独行動が天使評議会の怒りをかっても不思議ではありません。
ワールドストーンも破壊してますしね。
他の評議会メンバーも、「なすがままにさせるだけ」と釘打って投票したのに、そういうことが起きると
「人間が悪につこうが善につこうが関係なし、悪魔の血が入った奴は皆殺しだ」の超レイシストのインペリウスが
憎き人間を過保護して、やりたい放題やったティラエルにつかみかかってもしょうがないかもしれないです。
ちまたでは、ティラエルが洗脳されたという噂がたっていますが
私はティラエルは正常だと思います。
なぜなら、その「正常」なティラエルを「異常」だと思い
ティラエルにつかみかかる理由がインペリウスにはあると思うからです。
最後にひとつ
インペリウスは「Old Friend」(古き友)とティラエルに言っていますね。
これは良い方にとることが普通ですが…
「Old Friend」よりもっと上の関係の「Brother」(兄弟)が
ティラエルにはいるんですよ。
弟のイナリウスです。
弟が大罪を犯し逆賊となって今、目の前に繋がれている。
そんな弟を黙ってじっと見つめていたティラエルは、その状況をどう思ったのでしょうか。
かつてイナリウスは、兄であるティラエルに戦争は無意味だと説得しようとしたことがありました。
その馬鹿げた提案をティラエルが真面目に聞いたかどうかは定かではありませんが
自らを説得できず無謀な行動をおこした弟を前に
「あの時、もう少しこういうふうにしていればよかった」と思っていたのかもしれません。
そして、起こったことは変えられない以上
弟と、その子孫である人間、そしてサンクチュアリをかばうような気持ちが
ティラエルには少しはあったのかもしれませんね。
翻訳ソース元
Richard A. Knaak著 「Sin War : The Veiled Prophet」
http://www.wattpad.com/182896-the-sin-war-the-veiled-prophet
Entry ⇒ 2012.05.07 | Category ⇒ D3登場人物 | Comments (0) | Trackbacks (0)
イズアルとソウルストーンと三兄弟の謎
ストーリーを翻訳していて一番分からなかったことは、「イズアル(Izual)」でした。
ソウルストーンの秘密を、三兄弟に教えたのはイズアルです。

堕天使イズアル
それはソウルストーンのパワーによって、ワールドストーンにアクセスすることができるというものです。
そして三兄弟はワールドストーンを使ってサンクチュアリと地獄を繋ぐことを意図します。
しかし、ソウルストーン自体はティラエルが三兄弟を封印するために流刑の後につくったものです。
そこで疑問がわきました
「三兄弟にソウルストーンの力を教えたのはいつなのか?」
「ソウルストーンはいつからあったのか?」
「三兄弟はわざと流刑されることによってサンクチュアリに入ったのか?」
「イズアルは三兄弟をハメたのか?」
ということです。
ソウルストーンの秘密を、三兄弟に教えたのはイズアルです。

堕天使イズアル
それはソウルストーンのパワーによって、ワールドストーンにアクセスすることができるというものです。
そして三兄弟はワールドストーンを使ってサンクチュアリと地獄を繋ぐことを意図します。
しかし、ソウルストーン自体はティラエルが三兄弟を封印するために流刑の後につくったものです。
そこで疑問がわきました
「三兄弟にソウルストーンの力を教えたのはいつなのか?」
「ソウルストーンはいつからあったのか?」
「三兄弟はわざと流刑されることによってサンクチュアリに入ったのか?」
「イズアルは三兄弟をハメたのか?」
ということです。
少し説明します。
堕天使イズアルとは、元は天界の大天使イズアルであります。
彼は先の「大いなる闘争」において、伝説的な働きをし英雄と崇められていました。
イズアルはまた、天使評議会の一員であるティラエルの副官であり
「聖剣アズアラス(Azurewrath)」の使い手でもありました。
「地獄の鍛冶場(Hellforge)」で
「魔剣シャドウファング(Shadowfang)」が鍛錬されていることを
イズアルは聞きつけ強襲すべく向かいました。
しかし不幸にも、イズアルは混沌の軍隊に破れ闇へ消えたのでした。
実はシャドウファングは、イズアルをおびき寄せるための罠だったのです。
三兄弟に捕まったイズアルは拷問を受け、ついに天界の秘密を言ってしまいます。
ソウルストーンを汚染することで、
三兄弟の目的に合うように変えられるということをバラしました。
イズアルはまた天界について知っていることを白状してしまい、
地獄にとって重要だが信用できない者とみなされました。
天界からは「裏切り者」として、
地獄からは「かつて天使だった者」として、
誰からも信用されない「堕天使」へとイズアルは姿を変えたのです。
ということで、三兄弟の流刑前に
ソウルストーンが存在することになっています。
Diablo2では
「俺を信頼するとはティラエルめ、愚か者よ!」
「ディアブロとその兄弟にソウルストーンと、それを汚染させることを教えたのは俺だ」
「Prime Evilたちが自らのサンクチュアリへの流刑を助けたのも俺だ」
「俺たちが大昔に立てた計画は、どんな軍勢にも止められん」
「血と悪夢の波のように地獄そのものが貴様らの世界へ散らばるのは目前だ」
「貴様の世界は終わりだな」
というセリフを残しております。
ということは、やはりソウルストーンは流刑前に存在したということになります
(一体何のために存在したのかは明らかではありません)
そうなると、三兄弟はサンクチュアリにわざと流刑され
ティラエルがおめおめとソウルストーンを持ってきて
自分たちを封じることを待っていたのでしょうか?
そうなると、三兄弟がホラドリムに抵抗したこととつじつまが合いません
バールにいたっては、ソウルストーンを破壊すらしています。
しかも何百年も閉じ込められて納得していたのでしょうか?
もしそうでなく、流刑されたあげく偶然ソウルストーンに閉じ込められたとしたら
今度はイズアルが三兄弟にソウルストーンの秘密を教える必要がありません。
捕らえられた弱体化した悪魔たちに従う必要はあるでしょうか?
もし、捕らえられた時にソウルストーンの秘密を言ったとしたら
Diablo2で言った「流刑も仕組んだことだ」というセリフが意味を成さなくなります。
もしくは、誰からも信用されないイズアルが不満をつのらせ
嘘でないにしろ、ソウルストーンの十分な情報を与えずに三兄弟をハメたのでしょうか?
実はこのへんの不一致は
Diablo1&2のソフトについてきたストーリーブック
Diablo1&Diablo2のゲーム内での言及やゲームそのもの
Diablo2発売後に発行された公式小説
等々、後付設定があるから起こります。
そして今作Diablo3でも設定変更はありえます。
私自身もどれがどれを主張していたのか分からなくなっていますので
もしかしたらこの記事自体も間違っているかもしれません。
イズアルをストーリーラインにのせようとしたのですが
ソウルストーンの存在時期にズレが生じることになるし
時系列もぐちゃぐちゃになるので、しぶしぶイズアルは外しました。
書いた文章を消すのはもったいないので、この記事にした次第です。
書きなぐり文章と稚拙な考察ですので、随時訂正が入る予定です。
追記
Diablo2のAct4「The Fallen Angel」のイベント後に
イズアルを倒しティラエルに話しかけると
「イズアルは私を罠にかけて、ディアブロと兄弟たちにソウルストーンを使わせるよう手助けした。
いまやソウルストーンのパワーも弱まっている。ソウルストーンの力を組み合わせ、彼らの制御下に置くと
Prime Evilたちは、サンクチュアリを永久に続く地獄の前哨基地へと変えることができるのだ。」
と言っていたようです。
ということは
Diablo2では
1. イズアルが捕まる
2. 計画を練る
3. わざとLesser Evilsたちに負け、サンクチュアリに流刑される
4. わざとソウルストーンに閉じ込められる
5. 何百年も待ち、徐々に汚染していく
6. 復活
ということみたいです。
堕天使イズアルとは、元は天界の大天使イズアルであります。
彼は先の「大いなる闘争」において、伝説的な働きをし英雄と崇められていました。
イズアルはまた、天使評議会の一員であるティラエルの副官であり
「聖剣アズアラス(Azurewrath)」の使い手でもありました。
「地獄の鍛冶場(Hellforge)」で
「魔剣シャドウファング(Shadowfang)」が鍛錬されていることを
イズアルは聞きつけ強襲すべく向かいました。
しかし不幸にも、イズアルは混沌の軍隊に破れ闇へ消えたのでした。
実はシャドウファングは、イズアルをおびき寄せるための罠だったのです。
三兄弟に捕まったイズアルは拷問を受け、ついに天界の秘密を言ってしまいます。
ソウルストーンを汚染することで、
三兄弟の目的に合うように変えられるということをバラしました。
イズアルはまた天界について知っていることを白状してしまい、
地獄にとって重要だが信用できない者とみなされました。
天界からは「裏切り者」として、
地獄からは「かつて天使だった者」として、
誰からも信用されない「堕天使」へとイズアルは姿を変えたのです。
ということで、三兄弟の流刑前に
ソウルストーンが存在することになっています。
Diablo2では
「俺を信頼するとはティラエルめ、愚か者よ!」
「ディアブロとその兄弟にソウルストーンと、それを汚染させることを教えたのは俺だ」
「Prime Evilたちが自らのサンクチュアリへの流刑を助けたのも俺だ」
「俺たちが大昔に立てた計画は、どんな軍勢にも止められん」
「血と悪夢の波のように地獄そのものが貴様らの世界へ散らばるのは目前だ」
「貴様の世界は終わりだな」
というセリフを残しております。
ということは、やはりソウルストーンは流刑前に存在したということになります
(一体何のために存在したのかは明らかではありません)
そうなると、三兄弟はサンクチュアリにわざと流刑され
ティラエルがおめおめとソウルストーンを持ってきて
自分たちを封じることを待っていたのでしょうか?
そうなると、三兄弟がホラドリムに抵抗したこととつじつまが合いません
バールにいたっては、ソウルストーンを破壊すらしています。
しかも何百年も閉じ込められて納得していたのでしょうか?
もしそうでなく、流刑されたあげく偶然ソウルストーンに閉じ込められたとしたら
今度はイズアルが三兄弟にソウルストーンの秘密を教える必要がありません。
捕らえられた弱体化した悪魔たちに従う必要はあるでしょうか?
もし、捕らえられた時にソウルストーンの秘密を言ったとしたら
Diablo2で言った「流刑も仕組んだことだ」というセリフが意味を成さなくなります。
もしくは、誰からも信用されないイズアルが不満をつのらせ
嘘でないにしろ、ソウルストーンの十分な情報を与えずに三兄弟をハメたのでしょうか?
実はこのへんの不一致は
Diablo1&2のソフトについてきたストーリーブック
Diablo1&Diablo2のゲーム内での言及やゲームそのもの
Diablo2発売後に発行された公式小説
等々、後付設定があるから起こります。
そして今作Diablo3でも設定変更はありえます。
私自身もどれがどれを主張していたのか分からなくなっていますので
もしかしたらこの記事自体も間違っているかもしれません。
イズアルをストーリーラインにのせようとしたのですが
ソウルストーンの存在時期にズレが生じることになるし
時系列もぐちゃぐちゃになるので、しぶしぶイズアルは外しました。
書いた文章を消すのはもったいないので、この記事にした次第です。
書きなぐり文章と稚拙な考察ですので、随時訂正が入る予定です。
追記
Diablo2のAct4「The Fallen Angel」のイベント後に
イズアルを倒しティラエルに話しかけると
「イズアルは私を罠にかけて、ディアブロと兄弟たちにソウルストーンを使わせるよう手助けした。
いまやソウルストーンのパワーも弱まっている。ソウルストーンの力を組み合わせ、彼らの制御下に置くと
Prime Evilたちは、サンクチュアリを永久に続く地獄の前哨基地へと変えることができるのだ。」
と言っていたようです。
ということは
Diablo2では
1. イズアルが捕まる
2. 計画を練る
3. わざとLesser Evilsたちに負け、サンクチュアリに流刑される
4. わざとソウルストーンに閉じ込められる
5. 何百年も待ち、徐々に汚染していく
6. 復活
ということみたいです。
Entry ⇒ 2012.05.04 | Category ⇒ D3登場人物 | Comments (0) | Trackbacks (0)
Diablo3のストーリー 第三章 「暗黒流刑」
Diablo3が出る前に明らかになっていることをまとめていますが
ゲーム内だけでなく小説や、その他いろいろな情報を統合したものですので
今後、設定が変更する可能性がありますのでご注意ください。
またDiablo3のストーリーに関してネタバレになる危険性がございますので
自己責任でお願いいたします
〜Diablo1以前の物語〜
「大いなる闘争」
「罪悪戦争」
「暗黒流刑」←ココ
〜Diablo1〜
〜Diablo2〜
〜Diablo3〜
第三章「暗黒流刑」(Dark Exile)
「7は地獄を統べる支配者の数、そして7は巨大なる邪悪の数」
"Seven is the number of the Powers of Hell, and Seven is the number of the Great Evils."
ゲーム内だけでなく小説や、その他いろいろな情報を統合したものですので
今後、設定が変更する可能性がありますのでご注意ください。
またDiablo3のストーリーに関してネタバレになる危険性がございますので
自己責任でお願いいたします
〜Diablo1以前の物語〜
「大いなる闘争」
「罪悪戦争」
「暗黒流刑」←ココ
〜Diablo1〜
〜Diablo2〜
〜Diablo3〜
第三章「暗黒流刑」(Dark Exile)
「7は地獄を統べる支配者の数、そして7は巨大なる邪悪の数」
"Seven is the number of the Powers of Hell, and Seven is the number of the Great Evils."
「アンダリエル(Andariel)」
「ドゥリエル(Duriel)」
「アズモダン(Azmodan)」
「ベリアル(Belial)」
4人は、それぞれ長年に渡り数え切れないほどの領土を灼熱地獄で支配していました。

アンダリエル
別名「苦悶の女王(the Maiden of Anguish)」
ドュリエルとは双子
Diablo2ではAct1のボスとして登場した

ドゥリエル
別名 「苦痛の王(Prince of Pain)」
アンダリエルと双子
Diablo2ではACT2のボスとして登場した
彼らは互いに絶え間なく領土争いを繰り広げていましましたが
より邪悪な三兄弟によって、地獄全体が支配されることになったのです。
三兄弟は、闇の力をふるう三頭政治の主権者となりました。
三兄弟は、残忍な暴力と汚い悪知恵で、4人を支配しました。
悪魔の中で最も年長者であり、
最も強かった三兄弟であったために
天界との戦いにおいて地獄は数えきれないほどの勝利を収めました。
三兄弟は、これまで長年に渡って天界を脅かしたことがありませんでしたが
このことにより三兄弟は天界から恐れられ、重要視されました。
人間の誕生と、その後の大いなる闘争の休戦によって
三兄弟は人間の魂を悪用しようと力を注ぐようになりました。
人間が天界との戦争で勝利するための鍵となると思い
かくして世の起源から進めてきた厳密な計画を変えることとしました。
三兄弟は狡猾な計画を考案しました。
それはサンクチュアリと地獄との境界を破壊する、というものでした。
この計画の変更は
Lesser Evilの4悪魔の大半に、三兄弟の権威へ疑問を抱かせることとなり、
三兄弟とその下僕たちとの関係に大きな亀裂を引き起こしました。
無知にもLesser Evil4人は、
三兄弟が天界との戦争に恐れをなしたのだと誤解するようになったのです。
そして4人のうち、アズモダンとベリアルは
「今こそが三兄弟を倒し、地獄を手に入れる機会だ」と思いました。

アズモダン
罪悪の王(the Lord of Sin)

ベリアル
欺瞞の王(the Lord of Lies)
アズモダンとベリアルの2人の魔王は、みずぼらしい疫病神である人間が
自分たち地獄の子の勝利を邪魔しないように、
残りの2人の魔王であるデゥリエルとアンダリエルと協定を結びました。
アズモダンとベリアルは、天界と地獄との膠着状態を終わらせる計画を練りました。
罪悪戦争に勝利して、
最後には血塗られた「大いなる闘争」の頂点に立ち
続く最終戦争で真の武器にしようという計画です。
このようにして、大いなる革命により
地獄全体を三兄弟との戦争へと突入させたのです。
三兄弟は地獄の蛮行と戦い、
自分たちの名誉のために、裏切り者の地獄の第3軍隊を皆殺しにしました。
しかし最後には、反逆者アズモダンとベリアルに率いられた
「ホーンドデス(the Horned Death)」の軍隊に敗北しました。
三兄弟は弱体化させられ実体を失い、
サンクチュアリへと追放されました。
アズモダンは、三兄弟がサンクチュアリに永遠に閉じ込められているように願いました。
というのもアズモダンは三兄弟が人間界へ解き放たれると
天界は人間界に注意をむけ、天界の扉は放棄され無防備になると信じていたからでした。
三兄弟に忠誠を誓っていた悪魔たちは、政変後わずかながらいたので
アズモダンとベリアルから逃れ、
行方が分からなくなった主人たちを探し求め人間界へと向かいました。
地獄の戦場から戦火が消えた後に
アズモダンとベリアルは、どちらがより上に立つ支配者として君臨するかを議論し始めました。
同盟は突如として灰となり、2人の魔王は互いに武器をとって戦いました。
残りの地獄の軍隊も2つに分裂し、血なまぐさい内乱は今日まで続いているのです。
三兄弟の呪縛(The Binding of the Three)
西の帝国が興るよりも太古の昔、
3つのEvilとして知られる、暗黒と恐怖の存在が人間界へ流刑となりました。
その不滅の存在は世界中をまわり、
人間の煩悩を叶え、混乱と摩擦を引き起こしていきました。
父と子を争わせ、多くの国を残忍で無意味な戦争へと導きました。
地獄から流刑を受けた三兄弟の魂は、
自分たちへ屈しない人間に、受難と苦悩を与えることに決して飽きることはなく
極東の国を数えきれないほど何百年にも渡って破壊しました。
この事態を放置するわけにいかず、
ついに人間の魔術師による秘密組織が、大天使ティラエルによって結成されました。
三兄弟を追跡し、悪行を終わらせるために結成されたこの組織は
「ホラドリム(Horadrim)」という名で知られており、
東方にいくつもある魔術師一族から選ばれた様々な魔術師から編成されていました。

ホラドリム
互いがそれぞれ別々に魔法の練習と修行を行なってきたので、
最初は見込みがないと思われていました。
しかし組織の魔術師たちは、
3人のうち2人の兄弟を「ソウルストーン(Soulstones)」と呼ばれる
強力な宝石に封印することに成功しました。
ソウルストーンとは、ティラエルが三兄弟を封印するために魔導師たちへ渡したもので
ワールドストーンからつくられたと考えられているものです。
それぞれ
赤のソウルストーン (ディアブロ用)
黄のソウルストーン (バール用)
青のソウルストーン (メフィスト用)
を用途にあうようにつくったと言われております。
最初に捕らえられたのは、長男「憎悪の王メフィスト」でした。
メフィストはソウルストーンに封印された後に、
「クラスト(Kurast)」という国の地下納骨堂に埋められました。

メフィスト
三兄弟の長男で、最も賢く、戦略的で分析的な思考をする
憎悪の王(the Lord of Hatred)
リリスとルシオンの父親
次に捕らえられのは「次男 破壊の王バール」でした。
バールは抵抗し、ソウルストーンを粉々にしましたが
バール捕縛隊の大魔導師「タル・ラシャ(Tal Rasha)」が自らの身体にバールを閉じ込め
一生バールと戦い続けるという献身的な方法を選んだことによりバールを封印することに成功しました。

バール
三兄弟の次男
破壊の王(the Lord of Destruction)
ソウルストーンの破片を胸に差し込み、バールを自らに封印し、
タルラシャは東にある荒廃した砂漠の下へ、彼ごと埋められました。
憎悪と破壊の力が弱まったように感じられると、
不安ではあったのですが平和が東の土地全体に広まりました。
しかし、その後もホラドリムは何十年にも渡り、
根気強く「三男ディアブロ」を探し続けていました。
恐怖の王ディアブロが野に放たれている限り、
人間界には決して平和は訪れないと分かっていたからです。
ホラドリムは西方の土地で恐怖と無秩序が起こったと聞き西へといそぎました。
何人もの勇敢な者の犠牲の末に、
「ジェレド・ケイン(Jered Cain)」率いるホラドリムの部隊によって
恐怖の王ディアブロはついに捕らえられ、ソウルストーンに封印されました。

ディアブロ
三兄弟の三男
恐怖の王(the Lord of Terror)
ジェレドケイン達は呪われた石を
「カンドュラス(Khandura)」という国へと運び、隔離された洞窟に葬りました。
ホラドリムはソウルストーンを防衛し続けることができるように、
洞窟の上に大きな修道院を建造しました。
何年もかけて、ホラドリムのために殉教した者のための地下墓地を修道院の下に作りました。
しかし、世代が変わるにつれ
カンドュラスではホラドリムのメンバーは徐々に減ってしましました。
前世代から引き継いで探求するものはなく、
守護者として役目を受け継ぐ子供も少なくなり、かつての強大な組織は消え失せました。
ホラドリムが作った修道院もまた廃墟と化してしまったのです…
しかし村は成長を遂げ、かつての修道院の周辺に繁栄しました。
冷たい地中へと続く暗い秘密通路のことを知る村人は誰もいませんでしたし、
迷宮の奥深くに脈動するかのごとく燃え盛る
赤い宝石があろうとは誰も想像しなかったのです。
ここからDiablo1の話につながっていきます。
私が翻訳するのはここまでです。
ここから先は他の方が丁寧に翻訳されてますので
そちらをご覧いただいたほうが分かりやすいかと思われます。
参考サイト
Diablo3のストーリー DIABLO編
http://mdug.blog.fc2.com/blog-entry-56.html
Tamon's Diablo Page
http://www.sonicwing.com/tamon/diablo/diablo1/index.html
『Diablo』のストーリーをおさらいしてみようか Build Force
http://dd360.blog23.fc2.com/blog-entry-919.html
Diablo2の世界の歴史
http://wikiwiki.jp/d2x2ch/?Diablo2%A4%CE%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EA%A1%BC
DIABLOIIを百倍楽しもう! DIABLOII攻略ガイド 2 ストーリーと背景
http://news.mynavi.jp/special/2000/diablo2/001.html
参考文献 & 翻訳の助けとなったサイト
Diablo wikia
http://diablo.wikia.com/wiki/Diablo_Wiki
diablowiki
http://www.diablowiki.com/Diablo_III_Wiki
Tamon's Diablo Page(Diablo1のストーリー、クエストが全て分かります)
http://www.sonicwing.com/tamon/diablo/diablo1/index.html
なるべく忠実に訳しておりますので文章としては読みにくいかもしれませんがご了承ください。
さらにネイティブではありませんので、誤訳など多数あるとは思います。
ですので、優しく指摘していただけると助かります。
少しでも皆さまにDiabloの世界観が分かっていただけるように未熟者ではございますが頑張りたいと思います。
「ドゥリエル(Duriel)」
「アズモダン(Azmodan)」
「ベリアル(Belial)」
4人は、それぞれ長年に渡り数え切れないほどの領土を灼熱地獄で支配していました。

アンダリエル
別名「苦悶の女王(the Maiden of Anguish)」
ドュリエルとは双子
Diablo2ではAct1のボスとして登場した

ドゥリエル
別名 「苦痛の王(Prince of Pain)」
アンダリエルと双子
Diablo2ではACT2のボスとして登場した
彼らは互いに絶え間なく領土争いを繰り広げていましましたが
より邪悪な三兄弟によって、地獄全体が支配されることになったのです。
三兄弟は、闇の力をふるう三頭政治の主権者となりました。
三兄弟は、残忍な暴力と汚い悪知恵で、4人を支配しました。
悪魔の中で最も年長者であり、
最も強かった三兄弟であったために
天界との戦いにおいて地獄は数えきれないほどの勝利を収めました。
三兄弟は、これまで長年に渡って天界を脅かしたことがありませんでしたが
このことにより三兄弟は天界から恐れられ、重要視されました。
人間の誕生と、その後の大いなる闘争の休戦によって
三兄弟は人間の魂を悪用しようと力を注ぐようになりました。
人間が天界との戦争で勝利するための鍵となると思い
かくして世の起源から進めてきた厳密な計画を変えることとしました。
三兄弟は狡猾な計画を考案しました。
それはサンクチュアリと地獄との境界を破壊する、というものでした。
この計画の変更は
Lesser Evilの4悪魔の大半に、三兄弟の権威へ疑問を抱かせることとなり、
三兄弟とその下僕たちとの関係に大きな亀裂を引き起こしました。
無知にもLesser Evil4人は、
三兄弟が天界との戦争に恐れをなしたのだと誤解するようになったのです。
そして4人のうち、アズモダンとベリアルは
「今こそが三兄弟を倒し、地獄を手に入れる機会だ」と思いました。

アズモダン
罪悪の王(the Lord of Sin)

ベリアル
欺瞞の王(the Lord of Lies)
アズモダンとベリアルの2人の魔王は、みずぼらしい疫病神である人間が
自分たち地獄の子の勝利を邪魔しないように、
残りの2人の魔王であるデゥリエルとアンダリエルと協定を結びました。
アズモダンとベリアルは、天界と地獄との膠着状態を終わらせる計画を練りました。
罪悪戦争に勝利して、
最後には血塗られた「大いなる闘争」の頂点に立ち
続く最終戦争で真の武器にしようという計画です。
このようにして、大いなる革命により
地獄全体を三兄弟との戦争へと突入させたのです。
三兄弟は地獄の蛮行と戦い、
自分たちの名誉のために、裏切り者の地獄の第3軍隊を皆殺しにしました。
しかし最後には、反逆者アズモダンとベリアルに率いられた
「ホーンドデス(the Horned Death)」の軍隊に敗北しました。
三兄弟は弱体化させられ実体を失い、
サンクチュアリへと追放されました。
アズモダンは、三兄弟がサンクチュアリに永遠に閉じ込められているように願いました。
というのもアズモダンは三兄弟が人間界へ解き放たれると
天界は人間界に注意をむけ、天界の扉は放棄され無防備になると信じていたからでした。
三兄弟に忠誠を誓っていた悪魔たちは、政変後わずかながらいたので
アズモダンとベリアルから逃れ、
行方が分からなくなった主人たちを探し求め人間界へと向かいました。
地獄の戦場から戦火が消えた後に
アズモダンとベリアルは、どちらがより上に立つ支配者として君臨するかを議論し始めました。
同盟は突如として灰となり、2人の魔王は互いに武器をとって戦いました。
残りの地獄の軍隊も2つに分裂し、血なまぐさい内乱は今日まで続いているのです。
三兄弟の呪縛(The Binding of the Three)
西の帝国が興るよりも太古の昔、
3つのEvilとして知られる、暗黒と恐怖の存在が人間界へ流刑となりました。
その不滅の存在は世界中をまわり、
人間の煩悩を叶え、混乱と摩擦を引き起こしていきました。
父と子を争わせ、多くの国を残忍で無意味な戦争へと導きました。
地獄から流刑を受けた三兄弟の魂は、
自分たちへ屈しない人間に、受難と苦悩を与えることに決して飽きることはなく
極東の国を数えきれないほど何百年にも渡って破壊しました。
この事態を放置するわけにいかず、
ついに人間の魔術師による秘密組織が、大天使ティラエルによって結成されました。
三兄弟を追跡し、悪行を終わらせるために結成されたこの組織は
「ホラドリム(Horadrim)」という名で知られており、
東方にいくつもある魔術師一族から選ばれた様々な魔術師から編成されていました。

ホラドリム
互いがそれぞれ別々に魔法の練習と修行を行なってきたので、
最初は見込みがないと思われていました。
しかし組織の魔術師たちは、
3人のうち2人の兄弟を「ソウルストーン(Soulstones)」と呼ばれる
強力な宝石に封印することに成功しました。
ソウルストーンとは、ティラエルが三兄弟を封印するために魔導師たちへ渡したもので
ワールドストーンからつくられたと考えられているものです。
それぞれ
赤のソウルストーン (ディアブロ用)
黄のソウルストーン (バール用)
青のソウルストーン (メフィスト用)
を用途にあうようにつくったと言われております。
最初に捕らえられたのは、長男「憎悪の王メフィスト」でした。
メフィストはソウルストーンに封印された後に、
「クラスト(Kurast)」という国の地下納骨堂に埋められました。

メフィスト
三兄弟の長男で、最も賢く、戦略的で分析的な思考をする
憎悪の王(the Lord of Hatred)
リリスとルシオンの父親
次に捕らえられのは「次男 破壊の王バール」でした。
バールは抵抗し、ソウルストーンを粉々にしましたが
バール捕縛隊の大魔導師「タル・ラシャ(Tal Rasha)」が自らの身体にバールを閉じ込め
一生バールと戦い続けるという献身的な方法を選んだことによりバールを封印することに成功しました。

バール
三兄弟の次男
破壊の王(the Lord of Destruction)
ソウルストーンの破片を胸に差し込み、バールを自らに封印し、
タルラシャは東にある荒廃した砂漠の下へ、彼ごと埋められました。
憎悪と破壊の力が弱まったように感じられると、
不安ではあったのですが平和が東の土地全体に広まりました。
しかし、その後もホラドリムは何十年にも渡り、
根気強く「三男ディアブロ」を探し続けていました。
恐怖の王ディアブロが野に放たれている限り、
人間界には決して平和は訪れないと分かっていたからです。
ホラドリムは西方の土地で恐怖と無秩序が起こったと聞き西へといそぎました。
何人もの勇敢な者の犠牲の末に、
「ジェレド・ケイン(Jered Cain)」率いるホラドリムの部隊によって
恐怖の王ディアブロはついに捕らえられ、ソウルストーンに封印されました。

ディアブロ
三兄弟の三男
恐怖の王(the Lord of Terror)
ジェレドケイン達は呪われた石を
「カンドュラス(Khandura)」という国へと運び、隔離された洞窟に葬りました。
ホラドリムはソウルストーンを防衛し続けることができるように、
洞窟の上に大きな修道院を建造しました。
何年もかけて、ホラドリムのために殉教した者のための地下墓地を修道院の下に作りました。
しかし、世代が変わるにつれ
カンドュラスではホラドリムのメンバーは徐々に減ってしましました。
前世代から引き継いで探求するものはなく、
守護者として役目を受け継ぐ子供も少なくなり、かつての強大な組織は消え失せました。
ホラドリムが作った修道院もまた廃墟と化してしまったのです…
しかし村は成長を遂げ、かつての修道院の周辺に繁栄しました。
冷たい地中へと続く暗い秘密通路のことを知る村人は誰もいませんでしたし、
迷宮の奥深くに脈動するかのごとく燃え盛る
赤い宝石があろうとは誰も想像しなかったのです。
ここからDiablo1の話につながっていきます。
私が翻訳するのはここまでです。
ここから先は他の方が丁寧に翻訳されてますので
そちらをご覧いただいたほうが分かりやすいかと思われます。
参考サイト
Diablo3のストーリー DIABLO編
http://mdug.blog.fc2.com/blog-entry-56.html
Tamon's Diablo Page
http://www.sonicwing.com/tamon/diablo/diablo1/index.html
『Diablo』のストーリーをおさらいしてみようか Build Force
http://dd360.blog23.fc2.com/blog-entry-919.html
Diablo2の世界の歴史
http://wikiwiki.jp/d2x2ch/?Diablo2%A4%CE%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EA%A1%BC
DIABLOIIを百倍楽しもう! DIABLOII攻略ガイド 2 ストーリーと背景
http://news.mynavi.jp/special/2000/diablo2/001.html
参考文献 & 翻訳の助けとなったサイト
Diablo wikia
http://diablo.wikia.com/wiki/Diablo_Wiki
diablowiki
http://www.diablowiki.com/Diablo_III_Wiki
Tamon's Diablo Page(Diablo1のストーリー、クエストが全て分かります)
http://www.sonicwing.com/tamon/diablo/diablo1/index.html
なるべく忠実に訳しておりますので文章としては読みにくいかもしれませんがご了承ください。
さらにネイティブではありませんので、誤訳など多数あるとは思います。
ですので、優しく指摘していただけると助かります。
少しでも皆さまにDiabloの世界観が分かっていただけるように未熟者ではございますが頑張りたいと思います。
Entry ⇒ 2012.05.04 | Category ⇒ D3ストーリー | Comments (6) | Trackbacks (0)
β終了直前ミニ企画「トリストラム鬼ごっこ」
現地時間5月1日いっぱいでクローズドβは終了となり、発売までできなくなります。
キャラクタ、アイテム、アチーブメント全て消去されリセットされますのでご注意ください。
ということで、余ったアイテムは全て地面にばらまき
次はまだかと群がる乞食たちに、久しぶりのこれぞDiablo感を見出した最低な私です。
β終了直前ミニ企画として「トリストラム鬼ごっこ」をしてみました

捕まるとこうなります

あ!鬼だ!

鬼さんこちら!手の鳴る方へ!

ケイン「!」

追い詰められた!

はい!タッチ!死亡!
はい。
町にモンスターたちを引きこむことが可能でした。
左側の出口からWEEPING HOLLOWに出て適当に歩きまわり敵を引き付けます。(デブがおすすめ)
あとは町までジグザグしながら持ってくるだけです。
門番さんが弓を打ちますが、定位置からは動かないのでそのままご入場です。
町でスキルを使うことはできませんでしたが、今作は使用可能なので
もしかしたら…と思いやってみるとうまく行きました。
町に入ると、

リアと兵隊長さんが必死に戦ってくれます 笑
自らに攻撃してくる者に対してはモンスターも反撃するのですが

村人にも攻撃していました。攻撃判定があるのか??
ケインやその他のクエストに関係する重要なNPC(武器屋、市長など)には一切興味を持たずじまい。

この兵士たちには全く反応なしでした。
この敵は身体がでかいのでこの通路ではハマります。
右側の門番さんですが

連れ出すことに成功しました。
このままどこまで引っ張っていけるか試そうとしたのですが、普通に死にました…笑
ちなみに自キャラが死ぬと、どうなるのか?
町でワープポイントを一回でも通過すると(クリックでなしに上を歩くだけで)

ワープポイントから開始
ワープポータルを踏まずに死ぬと

WEEPING HOLLOWからになりました。
もちろんモンスターたちは存在してます。
町の建物に入って出たとしても、まだいます。
ちなみにこれノーマルだから笑えるものの
インフェルノで、かつNIGHTMARERISH属性の化物を大量に町に入れたとすると大変なことになりそうです。
というのも町にいるもかかわらず一度でも攻撃を食らうと戦闘状態とみなされ脱出できません!

なにもできず10秒待たなければならないので、インフェルノ火力だと死ぬんじゃ…
さらにいうと、ゲームに入ると出現場所が決まってますよね?(鍛冶屋の付近)
ですので、そのへんでわざと死んで、死亡後にパブリックゲームに変更。
するとゲームに入ってくるなりモンスターに囲まれて、LEAVE GAMEする前に死ぬ…
人が入れば入るほど固くなるモンスターたち、死にはしないものの修理費がとんでもないことになる遠隔職…
なんてことも不可能ではないかも…笑
(このお遊びをするときは修理費が莫大なことになるので、死ぬ前にすべて武器防具はずしておきましょう)
これやってみたんですが、モンスターは瞬殺されたものの味方から「wtf」のありがたいお言葉をいただきました。
のちのち方法論を確立して「Diablo3で無理矢理PKする方法.txt」にしたいと思います。
余談ですが、モンスターと戦うリアちゃんはモンスターと距離を取るために移動します。
ですのでうまく誘導すると、トリストラムから外に引き出せるんじゃないかと思いがんばりましたが
かなり難しく、私自身が攻撃を食らい続ける体力もないので断念しました。
体力があがったら、また挑戦してみたいです。
おまけ
もうやることもなくなったのでマップの隅々を歩いて回ると船着場がありました。
っていままで全く気づいてませんでしたが…みなさん気付きました??

ここからACT2にいくみたいですね。
話しかけても「ここが安全じゃない限り船を出せんよ」と船頭。
キャラクタ、アイテム、アチーブメント全て消去されリセットされますのでご注意ください。
ということで、余ったアイテムは全て地面にばらまき
次はまだかと群がる乞食たちに、久しぶりのこれぞDiablo感を見出した最低な私です。
β終了直前ミニ企画として「トリストラム鬼ごっこ」をしてみました

捕まるとこうなります

あ!鬼だ!

鬼さんこちら!手の鳴る方へ!

ケイン「!」

追い詰められた!

はい!タッチ!死亡!
はい。
町にモンスターたちを引きこむことが可能でした。
左側の出口からWEEPING HOLLOWに出て適当に歩きまわり敵を引き付けます。(デブがおすすめ)
あとは町までジグザグしながら持ってくるだけです。
門番さんが弓を打ちますが、定位置からは動かないのでそのままご入場です。
町でスキルを使うことはできませんでしたが、今作は使用可能なので
もしかしたら…と思いやってみるとうまく行きました。
町に入ると、

リアと兵隊長さんが必死に戦ってくれます 笑
自らに攻撃してくる者に対してはモンスターも反撃するのですが

村人にも攻撃していました。攻撃判定があるのか??
ケインやその他のクエストに関係する重要なNPC(武器屋、市長など)には一切興味を持たずじまい。

この兵士たちには全く反応なしでした。
この敵は身体がでかいのでこの通路ではハマります。
右側の門番さんですが

連れ出すことに成功しました。
このままどこまで引っ張っていけるか試そうとしたのですが、普通に死にました…笑
ちなみに自キャラが死ぬと、どうなるのか?
町でワープポイントを一回でも通過すると(クリックでなしに上を歩くだけで)

ワープポイントから開始
ワープポータルを踏まずに死ぬと

WEEPING HOLLOWからになりました。
もちろんモンスターたちは存在してます。
町の建物に入って出たとしても、まだいます。
ちなみにこれノーマルだから笑えるものの
インフェルノで、かつNIGHTMARERISH属性の化物を大量に町に入れたとすると大変なことになりそうです。
というのも町にいるもかかわらず一度でも攻撃を食らうと戦闘状態とみなされ脱出できません!

なにもできず10秒待たなければならないので、インフェルノ火力だと死ぬんじゃ…
さらにいうと、ゲームに入ると出現場所が決まってますよね?(鍛冶屋の付近)
ですので、そのへんでわざと死んで、死亡後にパブリックゲームに変更。
するとゲームに入ってくるなりモンスターに囲まれて、LEAVE GAMEする前に死ぬ…
人が入れば入るほど固くなるモンスターたち、死にはしないものの修理費がとんでもないことになる遠隔職…
なんてことも不可能ではないかも…笑
(このお遊びをするときは修理費が莫大なことになるので、死ぬ前にすべて武器防具はずしておきましょう)
これやってみたんですが、モンスターは瞬殺されたものの味方から「wtf」のありがたいお言葉をいただきました。
のちのち方法論を確立して「Diablo3で無理矢理PKする方法.txt」にしたいと思います。
余談ですが、モンスターと戦うリアちゃんはモンスターと距離を取るために移動します。
ですのでうまく誘導すると、トリストラムから外に引き出せるんじゃないかと思いがんばりましたが
かなり難しく、私自身が攻撃を食らい続ける体力もないので断念しました。
体力があがったら、また挑戦してみたいです。
おまけ
もうやることもなくなったのでマップの隅々を歩いて回ると船着場がありました。
っていままで全く気づいてませんでしたが…みなさん気付きました??

ここからACT2にいくみたいですね。
話しかけても「ここが安全じゃない限り船を出せんよ」と船頭。
Entry ⇒ 2012.05.01 | Category ⇒ D3雑記 | Comments (0) | Trackbacks (0)