Diablo3ストーリー The Mage Clan Wars 「魔導師族戦争」
The Mage Clan Wars
「魔導師族戦争」
魔導師族戦争とは「罪悪戦争」の数十年後に起きた、
3つの顕著な魔導師族の間で起きた争いです。
ビジュレイ魔導師族(Vizjerei Clan)
エンネアド魔導師族(Ennead Clan)
アミュイット魔導師族(Ammuit Clan)

ビジュレイ魔導師
その戦いの中でも、当時ビジュレイ魔導師族で最も力が強かった
バータック(Bartuc)とホラゾン(Horazon)の兄弟間で起こった内紛が最も大きな戦いになりました。
「魔導師族戦争」
魔導師族戦争とは「罪悪戦争」の数十年後に起きた、
3つの顕著な魔導師族の間で起きた争いです。
ビジュレイ魔導師族(Vizjerei Clan)
エンネアド魔導師族(Ennead Clan)
アミュイット魔導師族(Ammuit Clan)

ビジュレイ魔導師
その戦いの中でも、当時ビジュレイ魔導師族で最も力が強かった
バータック(Bartuc)とホラゾン(Horazon)の兄弟間で起こった内紛が最も大きな戦いになりました。
概要
「罪悪戦争」後に人々の記憶が消された後も、
幾人かは「罪悪戦争」の時に何が起こったかを知っていました。
そこで、サンクチュアリに危機を引き起こすようなことを渇望することは禁止することにしました。
その信念により魔導師族たちに道徳的信念を持たせ、
それは長年に渡って魔導師たちに受け継がれていました。
しかし、それは長くは続きませんでした。
ビジュレイ魔導師族が悪魔たちを召喚したという知らせが他の魔導師族に伝わったのです。
悪魔召喚は間接的に「罪悪戦争」を再び引き起こしかねないということで
エンネアド魔導師族とアミュイット魔導師族が怒りをあらわにしました。
ビジュレイ魔導師族がこの世界を完全な闇へと沈めることを恐れ
ビジュレイより劣る2つの魔導師族が同盟を結び、
ビジュレイ魔導師族へ申入れをすることにしました。
平和的申し入れと要求がことごとく無視されたことにより、
2つの魔導師族は荒々しい方法によって
ビジュレイ魔導師族の、重要な魔導師を暗殺することが必要だと感じました。
ビジュレイ魔導師族は2つの魔導師族から攻撃されると
彼らはエンネアド魔導師族とアミュイット魔導師族にすぐさま報復し
何人かの死傷者を出すことになりました。
戦争の火蓋が切って落とされました。
この争いはサンクチュアリ中に、
魔導師族同士の血なまぐさい争いを引き起こしました。
カルデゥムにある主要なビジュレイの協会が襲われ、
そこにいた全ての魔導師が殺されたときには
戦争は本物であると際立たせることになりました。
2つの魔導師族は有利な立場を利用して
ビジュレイ魔導師族たちを追い詰め
ケジスタンから追い出し南方のビズ=ジュンへと敗走させました。
ビジュレイ魔導師族は敗れ、残りの2つの魔導師族が勝ったように見えましたが、
追い詰められたビジュレイ魔導師族はついに召喚した悪魔を戦いに参加させたのです。
ビジュレイ魔導師族の何人かは特殊だが残酷な方法をとることにしました。
彼らは意のままに動かすために、生きる者全てを悪魔的な力に染めることを計画したのです。
彼らはトラジャンジャングルに住む、ウンバル族のウィッチドクターたちを見つけました。
ウンバル族は表に出ることはなく平和に暮らしていましたが、彼らにとっては
ウィッチドクターは魔術を行うには最高の獲物だったのです。
ウィッチドクターは平和な時を過ごしていたので能力は弱まっていましたが、
破壊にたいする生まれ持った潜在能力を持っていました。
このことによりウィッチドクターの平和は崩壊しました。
ビジュレイ魔導師族は黒魔術を使い
無垢なウィッチドクターたちを醜い化物へと変えました。
山羊男、またはウィッチドクターがハズラ(Khazra)と呼ぶ悪魔的な生き物です。
(Diablo1、Dablo2に登場するゴートマンである。)
戦いは悪魔も入った乱戦へと急激に変化し、悪魔を召喚したことにより
ビジュレイ魔導師族は2つの魔導師族をビズ=ジュンから退却させることができました。
しかし戦いは、ビジュレイ魔導師族の内乱によって終局を迎えます。
バータックとホラゾン
バータックとホラゾンはビジュレイ魔導師族のなかでも、特に才能のある兄弟でした。
彼らは自分たちの才能のおかげで、ビジュレイ最高議会の高い地位へと進むことができました。
力を持てば持つほど自分たちに権利が与えらたため、より力を欲するようになりました。
兄弟はビジュレイ書物庫にある秘密の部屋の深層部への出入りを許されました。
そこには最も強力で最も効果的な魔法が記述された本があり
その魔法を使うと命にかかわるので封印されていました。
ビジュレイには掟があり、それは天界や地獄のどちらの側にも加担しないというものでした。
しかし兄弟は、強力な力を手にするために、より多くより力を得ることを渇望したのです。
兄弟は秘密の部屋にある古い魔術書を研究し、地獄から闇の力を直接呼び出しはじめました。
地獄の魔王3兄弟はその力に気付き、彼らの渇望を手助けするために自分たちの悪魔を兄弟に送ったのです。
兄弟は魔王たちが自分たちを怖がっていると思っていましたが
それが緻密な策略だとはこれっぽっちも知らなかったのです。
新しいペットを使って、ホラゾンは悪魔を召喚し、気に入らなければ殺したり奴隷にしたりしていました。
一方、バータックは悪魔に接近し親密な関係を築きました。
ホラゾンは弟に、悪魔に堕落させられることになると警告しましたが
バータックはより力を身につけ、ほとんどの悪魔が恐れるほどになりました。

悪魔を召喚する魔導師
悪魔をペットとして飼っていることや、、魔王3兄弟が魔導師兄弟を恐れているという事が広まったころには
2人の兄弟は多くの弟子を引き連れ、師匠のもとで悪魔学を訓練した大勢の従者を持つようになりました。
すぐにバータックの堕落が兄のホラゾンに知られることになりました。
ホラゾンは弟に操っている悪魔を手放すことや、
ビジュレイが得意とするより繊細なエレメントの流れを練習するようにと忠告しました。
しかしバータックは自分の延々と湧きでる魔法を手放そうとはせず、ホラゾンの申し出を断りました。
バータックは自分の弟子たちに、兄のホラゾンが私たちが苦労して築いた魔力の源を剥奪しようとしていると
主張しました。これでビジュレイ魔導師族内での内紛がはじまったのです。
兄弟の弟子たちは激しく戦い合いました。
ホラゾンは自身の経験によって弟子たちを手助けし、力をコントロールしました。
バータックは堕落した3兄弟の影響に染まることで弟子たちを手助けしました。
地獄の3兄弟はこの争いでバータックを手助けするために、深紅色の鎧を作ってあげました。
その鎧は、相手にものすごく酷い傷を与え、絶え間ない戦闘を可能にするものでした。
この鎧は、鮮血の将軍(Warlord of Blood)と呼ばれるまでにバータックを堕落させる要因となりました。
悪魔の血も人間の血も絶え間なく欲する無情な者として、知られるようになったのです。
戦いの舞台がアラノック砂漠まで広がると、ホラゾンとその弟子たちはついに状況を打開しました。
ホラゾンと弟子の何人かが、バータックをビズ=ジュンの大広間に追い詰めましたのです。
そこでホラゾンが雷鳴の魔法を唱え、血の将軍は敗れました。
しかしバータックは兄に殺されても、彼が着けていた鎧がバータックを生き返らせたのです。
そこでホラゾンはバータックの首を切断し、胴体と首を別々の場所に埋葬しました。
鮮血の将軍の身体はトリストラムの大聖堂の下に埋葬されています。
(Diablo1のクエスト「Warlord of Blood」にて登場)
その後、ホラゾンは「秘密の聖域」(Arcane Sanctuary)へと姿を消しました。
(Act2にて秘密の聖域が登場。しかし倒す魔導師はホラゾン本人ではない。)
戦争はビジュレイ魔導師族を崩壊させ、
かつてあった栄光と輝きは失われ、隠された魔導師族へと縮小しました。
隠れて生きていた堕ちた魔導師たちは、捕らえられ公の場で処刑されました。
ホラゾンの弟子たちは崩壊したビジュレイ魔導師族にとどまることになり、
暗黒流刑後には他の魔導師族たちと一緒に偉大なる師匠に敬意を表してホラドリムを結成しました。
ビジュレイ魔導師族そのものはかろうじて存在していますが、カルデゥムにある
「シャリ=サンクティウム」(the Yshari Sanctum)だけがビジュレイ魔導師族の唯一残った拠点です
ビジュレイ魔導師族たちは、もう二度と悪魔を召喚しないということを明言し
「ビズ=ヤクタール」(Viz-Jaq'taar)という組織を結成しました。
それはアサシン(Assassin)として知られています。
アサシン … Diablo2拡張版にて追加されたクラス
この秘密組織は闇に堕ちた魔導師を捜し出す警察のような働きをするのです。
ホラドリムの間では彼らのことを「クーラル=ハーズヘク」(Khral-Harzhek)と呼んでいます。
こうして魔導師族戦争は一応の終結を迎えました。
また、この魔導師族戦争の後、なんらかの理由によりバーバリアンの精神に影響を及ぼし
いくつかの部族がアリート山から去り、スコスグレンへと移住しドルイドとなりました。
ドルイド … Diablo2拡張版にて追加されたクラス

アサシンとドルイド
また、この魔導師族戦争が起きていた1500年前からやってきた魔導師が
Diablo3でフォロワーとなる魔女(Enchantress)のエイレナ(Eirena)です。
彼女は魔導師族戦争のさなか、1500年後に大きな災いが起きるから手助けしてこいと1人だけ転送されました。

エイレナ
(私的感想)
はい。ビジュレイ魔導師族は鬼畜です。
ウィッチドクターがあの山羊男にされていたとは…これは驚き。
この戦争があったことは知っていましたが、こんな背景があったとは。
Diablo1で出てきた弱虫ガーバッドも元はウンバル族だったんですね。
なんか、WDっていままでの主人公の中で圧倒的に可哀想じゃないですか?
1のウォーリアーは王家の人間、ローグは見えざる眼教団所属のシスターだし
ソーサラーにいたっては憎き鬼畜ビジュレイ魔導師族の末裔です。
2もそんな感じだし、やましいところがあるクラスなんて、カルト教脱教者パラディンぐらいです。
WD使用者はユダヤ人のごとく、迫害された歴史を振りかざして魔法を使う者に憎しみをぶつけましょう。
とまあ、冗談は置いといて
基本的に人間は良い人しかいないのですが、悪魔の力に汚染されるとこうなってしまうんですね。
ちなみにビジュレイ魔導師族は3にも登場予定です。
ウィッチドクターがどんな嫌味の言葉をあびせるのか楽しみ。笑
「罪悪戦争」後に人々の記憶が消された後も、
幾人かは「罪悪戦争」の時に何が起こったかを知っていました。
そこで、サンクチュアリに危機を引き起こすようなことを渇望することは禁止することにしました。
その信念により魔導師族たちに道徳的信念を持たせ、
それは長年に渡って魔導師たちに受け継がれていました。
しかし、それは長くは続きませんでした。
ビジュレイ魔導師族が悪魔たちを召喚したという知らせが他の魔導師族に伝わったのです。
悪魔召喚は間接的に「罪悪戦争」を再び引き起こしかねないということで
エンネアド魔導師族とアミュイット魔導師族が怒りをあらわにしました。
ビジュレイ魔導師族がこの世界を完全な闇へと沈めることを恐れ
ビジュレイより劣る2つの魔導師族が同盟を結び、
ビジュレイ魔導師族へ申入れをすることにしました。
平和的申し入れと要求がことごとく無視されたことにより、
2つの魔導師族は荒々しい方法によって
ビジュレイ魔導師族の、重要な魔導師を暗殺することが必要だと感じました。
ビジュレイ魔導師族は2つの魔導師族から攻撃されると
彼らはエンネアド魔導師族とアミュイット魔導師族にすぐさま報復し
何人かの死傷者を出すことになりました。
戦争の火蓋が切って落とされました。
この争いはサンクチュアリ中に、
魔導師族同士の血なまぐさい争いを引き起こしました。
カルデゥムにある主要なビジュレイの協会が襲われ、
そこにいた全ての魔導師が殺されたときには
戦争は本物であると際立たせることになりました。
2つの魔導師族は有利な立場を利用して
ビジュレイ魔導師族たちを追い詰め
ケジスタンから追い出し南方のビズ=ジュンへと敗走させました。
ビジュレイ魔導師族は敗れ、残りの2つの魔導師族が勝ったように見えましたが、
追い詰められたビジュレイ魔導師族はついに召喚した悪魔を戦いに参加させたのです。
ビジュレイ魔導師族の何人かは特殊だが残酷な方法をとることにしました。
彼らは意のままに動かすために、生きる者全てを悪魔的な力に染めることを計画したのです。
彼らはトラジャンジャングルに住む、ウンバル族のウィッチドクターたちを見つけました。
ウンバル族は表に出ることはなく平和に暮らしていましたが、彼らにとっては
ウィッチドクターは魔術を行うには最高の獲物だったのです。
ウィッチドクターは平和な時を過ごしていたので能力は弱まっていましたが、
破壊にたいする生まれ持った潜在能力を持っていました。
このことによりウィッチドクターの平和は崩壊しました。
ビジュレイ魔導師族は黒魔術を使い
無垢なウィッチドクターたちを醜い化物へと変えました。
山羊男、またはウィッチドクターがハズラ(Khazra)と呼ぶ悪魔的な生き物です。
(Diablo1、Dablo2に登場するゴートマンである。)
戦いは悪魔も入った乱戦へと急激に変化し、悪魔を召喚したことにより
ビジュレイ魔導師族は2つの魔導師族をビズ=ジュンから退却させることができました。
しかし戦いは、ビジュレイ魔導師族の内乱によって終局を迎えます。
バータックとホラゾン
バータックとホラゾンはビジュレイ魔導師族のなかでも、特に才能のある兄弟でした。
彼らは自分たちの才能のおかげで、ビジュレイ最高議会の高い地位へと進むことができました。
力を持てば持つほど自分たちに権利が与えらたため、より力を欲するようになりました。
兄弟はビジュレイ書物庫にある秘密の部屋の深層部への出入りを許されました。
そこには最も強力で最も効果的な魔法が記述された本があり
その魔法を使うと命にかかわるので封印されていました。
ビジュレイには掟があり、それは天界や地獄のどちらの側にも加担しないというものでした。
しかし兄弟は、強力な力を手にするために、より多くより力を得ることを渇望したのです。
兄弟は秘密の部屋にある古い魔術書を研究し、地獄から闇の力を直接呼び出しはじめました。
地獄の魔王3兄弟はその力に気付き、彼らの渇望を手助けするために自分たちの悪魔を兄弟に送ったのです。
兄弟は魔王たちが自分たちを怖がっていると思っていましたが
それが緻密な策略だとはこれっぽっちも知らなかったのです。
新しいペットを使って、ホラゾンは悪魔を召喚し、気に入らなければ殺したり奴隷にしたりしていました。
一方、バータックは悪魔に接近し親密な関係を築きました。
ホラゾンは弟に、悪魔に堕落させられることになると警告しましたが
バータックはより力を身につけ、ほとんどの悪魔が恐れるほどになりました。

悪魔を召喚する魔導師
悪魔をペットとして飼っていることや、、魔王3兄弟が魔導師兄弟を恐れているという事が広まったころには
2人の兄弟は多くの弟子を引き連れ、師匠のもとで悪魔学を訓練した大勢の従者を持つようになりました。
すぐにバータックの堕落が兄のホラゾンに知られることになりました。
ホラゾンは弟に操っている悪魔を手放すことや、
ビジュレイが得意とするより繊細なエレメントの流れを練習するようにと忠告しました。
しかしバータックは自分の延々と湧きでる魔法を手放そうとはせず、ホラゾンの申し出を断りました。
バータックは自分の弟子たちに、兄のホラゾンが私たちが苦労して築いた魔力の源を剥奪しようとしていると
主張しました。これでビジュレイ魔導師族内での内紛がはじまったのです。
兄弟の弟子たちは激しく戦い合いました。
ホラゾンは自身の経験によって弟子たちを手助けし、力をコントロールしました。
バータックは堕落した3兄弟の影響に染まることで弟子たちを手助けしました。
地獄の3兄弟はこの争いでバータックを手助けするために、深紅色の鎧を作ってあげました。
その鎧は、相手にものすごく酷い傷を与え、絶え間ない戦闘を可能にするものでした。
この鎧は、鮮血の将軍(Warlord of Blood)と呼ばれるまでにバータックを堕落させる要因となりました。
悪魔の血も人間の血も絶え間なく欲する無情な者として、知られるようになったのです。
戦いの舞台がアラノック砂漠まで広がると、ホラゾンとその弟子たちはついに状況を打開しました。
ホラゾンと弟子の何人かが、バータックをビズ=ジュンの大広間に追い詰めましたのです。
そこでホラゾンが雷鳴の魔法を唱え、血の将軍は敗れました。
しかしバータックは兄に殺されても、彼が着けていた鎧がバータックを生き返らせたのです。
そこでホラゾンはバータックの首を切断し、胴体と首を別々の場所に埋葬しました。
鮮血の将軍の身体はトリストラムの大聖堂の下に埋葬されています。
(Diablo1のクエスト「Warlord of Blood」にて登場)
その後、ホラゾンは「秘密の聖域」(Arcane Sanctuary)へと姿を消しました。
(Act2にて秘密の聖域が登場。しかし倒す魔導師はホラゾン本人ではない。)
戦争はビジュレイ魔導師族を崩壊させ、
かつてあった栄光と輝きは失われ、隠された魔導師族へと縮小しました。
隠れて生きていた堕ちた魔導師たちは、捕らえられ公の場で処刑されました。
ホラゾンの弟子たちは崩壊したビジュレイ魔導師族にとどまることになり、
暗黒流刑後には他の魔導師族たちと一緒に偉大なる師匠に敬意を表してホラドリムを結成しました。
ビジュレイ魔導師族そのものはかろうじて存在していますが、カルデゥムにある
「シャリ=サンクティウム」(the Yshari Sanctum)だけがビジュレイ魔導師族の唯一残った拠点です
ビジュレイ魔導師族たちは、もう二度と悪魔を召喚しないということを明言し
「ビズ=ヤクタール」(Viz-Jaq'taar)という組織を結成しました。
それはアサシン(Assassin)として知られています。
アサシン … Diablo2拡張版にて追加されたクラス
この秘密組織は闇に堕ちた魔導師を捜し出す警察のような働きをするのです。
ホラドリムの間では彼らのことを「クーラル=ハーズヘク」(Khral-Harzhek)と呼んでいます。
こうして魔導師族戦争は一応の終結を迎えました。
また、この魔導師族戦争の後、なんらかの理由によりバーバリアンの精神に影響を及ぼし
いくつかの部族がアリート山から去り、スコスグレンへと移住しドルイドとなりました。
ドルイド … Diablo2拡張版にて追加されたクラス

アサシンとドルイド
また、この魔導師族戦争が起きていた1500年前からやってきた魔導師が
Diablo3でフォロワーとなる魔女(Enchantress)のエイレナ(Eirena)です。
彼女は魔導師族戦争のさなか、1500年後に大きな災いが起きるから手助けしてこいと1人だけ転送されました。

エイレナ
(私的感想)
はい。ビジュレイ魔導師族は鬼畜です。
ウィッチドクターがあの山羊男にされていたとは…これは驚き。
この戦争があったことは知っていましたが、こんな背景があったとは。
Diablo1で出てきた弱虫ガーバッドも元はウンバル族だったんですね。
なんか、WDっていままでの主人公の中で圧倒的に可哀想じゃないですか?
1のウォーリアーは王家の人間、ローグは見えざる眼教団所属のシスターだし
ソーサラーにいたっては憎き鬼畜ビジュレイ魔導師族の末裔です。
2もそんな感じだし、やましいところがあるクラスなんて、カルト教脱教者パラディンぐらいです。
WD使用者はユダヤ人のごとく、迫害された歴史を振りかざして魔法を使う者に憎しみをぶつけましょう。
とまあ、冗談は置いといて
基本的に人間は良い人しかいないのですが、悪魔の力に汚染されるとこうなってしまうんですね。
ちなみにビジュレイ魔導師族は3にも登場予定です。
ウィッチドクターがどんな嫌味の言葉をあびせるのか楽しみ。笑
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Entry ⇒ 2012.05.10 | Category ⇒ D3ストーリー | Comments (0) | Trackbacks (0)
Diablo3 サンクチュアリのワールドマップ

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一応は下記に記した事までですが
新しいことが判明次第、続々追記していく予定です。
アリートクレーター(Arreat Creater)
アリート山が爆発した後のクレーター。
Diablo2のエンディングでワールドストーンの汚染が食い止められないと悟ったティラエルが
ワールドストーンを破壊したためにアリート山が爆発し、山脈ともども消え失せクレーターだけが残った。
以前はワールドストーンが密かに安置されており、その山に実際のところ何があるかは知らなかったが
神聖な山としてバーバリアンたちは代々、アリート山を守護する勤めを引き継いでいたのだ。
バスティオン要塞(Bastion's Keep)
バーバリアンたちの祖先であり不滅の王(Immortal King)バル=カソス。
「バル=カソスの子」(Children of Bul-Kathos)と自らを称するバーバリアンたちが
聖なる山を侵略から防ぐための要塞のひとつ。ゲームに登場予定。
ドレッドランド(Dreadlands)
かつて「北の大草原」(Northern Steppes)という地域で、数多くのバーバリアンの部族が暮らしていた。
アリート山の爆発により豊かな大地は荒れ果て、バーバリアンが住むことはできなくなった。
そのためバーバリアンの部族は散り散りになって各地へ渡り歩く遊牧民とならざるを得なくなった。
山を守り通せなかった償いのため、悪魔を狩る者たちもいたし、
この事態に絶望して、退行現象を起こし凶暴性をむき出しにする者たちもいた。
そのようなことからdread(恐ろしい、恐怖)landという名で呼ばれるようになったのだ。
エントスティグ(Entsteig)
カンデュラス地方の北に位置し、シャーバル荒野にある国家。
ザカラム教の宣教師がこの地に訪れ、教えを広めるとすぐに受け入れられた。
その後、統治によって文明化が進み多くのパラディンを産出した。(「改宗運動」の際は一番に動いた)
「見えざる眼教団」(Sisters of the Sightless Eye)の祖国として知られている。
多くは言及されていないため謎が多い。
シャーバル荒野(Sharval Wilds)
カンデュラス地方の北部にある荒野。
東側にそびえる山脈は「タモエ山脈」
南にいくと「タモエ高原」(Tamoe Highlands)へとつながる。(Act1で登場)
ウェストマーチ湾(Gulf of Westmarch)
サンクチュアリの西側にあり、ウェストマーチへと繋がる湾。
輸入出の重要な海路となり、西方諸国が繁える一因となった。
ウェストマーチ(Westmarch)
エントスティグやカンドュラスと同じ西方諸国のひとつ。
ウエストマーチ国家の首都でもある。国教はザカラム教。
魔力によって錯乱したカンドュラス王レオリックの軍が攻めこんできた時には
ウェストマーチ騎士団という強力な軍隊が敵を一掃した。(ラックダナンはこのレオリック軍にいた)
騎士達は「ザカラムの手」から脱した「パラディン教会」の子孫たちでもある。詳しくはコチラ
ブラムウェル(Bramwell)
ウェストマーチ国家の町のひとつ。
ダンクレイグ(Duncraig)
ウェストマーチ国家の町のひとつ。キングスポートに近い町。
キングスポート(Kingsport)
ウェストマーチ国家の南に位置する交易都市。
ラットゴーレインやクラストなどの主要都市と活発に交易を行なっている。
メシフは沿海貿易でキングスポートにも行っていた。
(「Meshif」はラットゴーレインからクラストへと主人公を運んでくれる船乗り)
トリストラム(Tristram)
かつてホラドリムがDiabloを封印した石を眠らせた修道院があった場所。
その後、廃れた修道院をザカラム教の大聖堂として使うことを決めたのがレオリック王だった。
Diablo1の舞台であり、Diablo2でも登場する、このゲームでは主役級の町。
修道院(Monastery)
「見えざる眼教団」(Sisters of the Sightless Eye)であるローグたちの拠点。
Diablo2ではダークワンダラーとなったディアブロが自分の後を追うものを抹殺するために
アンダリエルを地獄から修道院に召喚し、教団のシスター達が大勢が殺されることになる。
生き残った者たちでローグキャンプをつくり、修道院奪還と教団の再編成を狙っていた。(Act1のキャンプ)
(エントスティグが祖国の割に、修道院がかなり位置的に遠いため設定変更があったと思われる。)
カンデュラス(Khanduras)
ウェストマーチ、エントスティグとならぶ西方諸国のひとつ。またその地域の名称。
元は国ではなく現地人が暮らす土地であったが、のちに国家となる。
ホラドリムが滅んだ後、西方地域では東側からきた放浪者がカンデュラスの周りに居座りはじめ、
小さな自己完結型の国を設立しはじめた。そのうちいくつかの小国は、カンデュラスの人々と土地の所有権や
取引の方法について揉め事を起こすようになってきた。
その取るに足らない小競り合いは西側の永遠に続いていた平和を脅かしていたので、
ウェストマーチ国家がカンデュラスの民の味方となった。
そのことにより2つの国の間では着々と交易と商業が行なわれることとなる。
ちょうどそのとき、ザカラム教が西方諸国に広まり、ウェストマーチ国家は国教をザカラム教に制定。
その後、ケジスタンからきたレオリック王がカンデュラスの地に降り立ち、
ザカラムの名において私がここの王だと宣言したのだった。
それによりカンデュラスは国家となり、西洋諸国の大国のひとつになった。
アラノック(Aranoch)
「タモエ山脈」の東に位置する地域。雨蔭により砂漠帯となった。
サンクチュアリの中で最も過酷な気候のうちのひとつで、熟練した遊牧民でも数時間しか生きることはできない。
広大な土地には何もなく、ただ砂漠が広がるのみである。
この砂漠地帯でバールと共にタル・ラシャを埋葬した。
ラットゴーレイン(Lut Gholein)
「砂漠の宝石」と呼ばれる交易が盛んな港町。
クラストやキングスポートと頻繁に交易をしている。
他の都市とは異なる独自のアラビアの文化が見られる。
Diablo2では元ホラドリムであったが闇に堕ちた魔術師ラダメントに苦しまされていた。
双子海(Twin Seas)
サンクチュアリを東西に分ける海。
スコボス諸島(Skovos Isles)
(スカータラ島 スコボス島 フィリオス島)
双子海の南方に浮かぶ島々を、まとめてスコボス諸島と呼ぶ。
Diablo2のクラスであるアマゾンの故郷として有名である。
アマゾンの人々は隔離された文化を持っているが、西方諸国やケジスタンの両方と貿易もしている。
ザカラム教が広まった時も従わず、自分たちのパンテオンという神々を信じ続けており
古くから暗黒流刑が予言されていたため、彼らは戦いに備え生きてきた。
マーシュランド湿地帯(Marsh land)
アラノックから双子海をはさんだ東に位置する大湿地帯。
「トラジャン・ジャングル」「蜘蛛の森」「フレイヤーの密林」などがある。
トラジャン・ジャングル(Torajan Jungles)
クラストの南西に位置する大熱帯雨林。
広大なジャングルが広がっている以上のことはあまり知られていない。
分け入った奥地に「アンバール族」( Umbaru)が住む「テガンゼ」(Teganze)がある。
アンバール族はウィッチドクターの出身部族。
ビズ=ジュン(Viz-Jun)
クラストから南方に進んだところにあるケジスタン帝国の、かつて繁栄していた大都市。
なぜ滅んだのかは明らかではない。
イナリウスの大聖堂の廃墟はここから川沿いに南にいったところにある。
クラスト(Kurast)
双子海の東に位置するカジスタン帝国の中心都市。Act3の町。
かつては美しい場所で、西洋諸国との貿易も盛んに行われていたが
メフィストが復活し、軍勢が町と人を攻撃したために急激に衰えてしまった。
以前は大きな都市であったが、オーマスのバリアが一部しか守れないため
いまでは船着場の近くで人々は暮らしている。
ザカラム教本部がクラスト南部にある。
ギー・クル、ギー・カル(Gea Kul)
川をはさんだクラストの北に位置する、ケジスタン帝国の町。
それ以上のことは明らかになっていない。
カルデゥム(Caldeum)
サンクチュアリにある最も大きな都市のひとつで、貿易の中心地。ケジスタン帝国の町。
商業会議所が自治を行なっていたが、ケジスタン帝国の初代皇帝「ハカン」(Hakan)が統治下においた。
カルデュムの外にはボーダーランド(Borderlands)と呼ばれる砂漠地帯が広がる。
Diablo3にて登場予定。
ビジュレイ魔導師族(Vizjerei)と、ザン=エス魔導師族(Zann Esu)が拠点としている。
またその魔術師たちの評議会である「シャリ=サンクティウム」(the Yshari Sanctum)もこの町にある。
「シャリ=サンクティウム」の地下には悪名高い「苦痛の淵」(Bitter Depths)と呼ばれる部屋が存在する。
それは同じく悪名高き「古の宝庫」(Ancient Repositories)と呼ばれる部屋よりも酷い場所と言われている。
「古の宝庫」とは、危険だと判断され封印された魔術を書き記し安置した書物庫であり、
ザン=エス魔導師族で学んでいたが、問題を起こし続けていたDiablo3の悪童ウィザードが勝手に侵入し
封印された魔術を盗み見た場所であることから、同じくなんらかの秘密が隠された場所であると予想。参照
ビジュレイ魔導師族 … 男の魔術師を育てる部族。ソーサラー
ザン=エス魔導師族 … 女の魔術師を育てる部族。ソーサレス
ウレゥ(Ureh)
ニミィアー山(Nymyr)の麓につくられた古代の神秘的な都市。
地元の魔術師の助けを得てつくられたが、現在は無くなったと言われている。
Diablo3登場予定。
ケジスタン(Kehjistan)
カルデゥムやビズ=ジュン、クラストやウレゥを含む東サンクチュアリの大きな帝国。またその地域の名称。
古来からケジスタンの土地には魔力に満ちあふれており、本質的に神秘の能力を持つものがそれに気付き
組織をつくり、魔力のあるその特別な場所に住まうようになった。それが魔導師族、ビジュレイとなった。
初代皇帝ハカンが病に倒れ、息子のハカン二世が跡を継いでいるが、無能な執政により国は衰えていく一方である。
Diablo3で登場予定。
スワンプランド(Swamp land)
ウレゥから東にいったところにある地域。
ドライステップ(Dry Stepp)
サンクチュアリ北部の地域。スコスグレンがある。
スコスグレン(Scosglen)
サンクチュアリ北東部に位置する地域。
密集した森が広がる、Diablo2のクラスであるドルイドの故郷。
「魔導師族戦争」の後、なんらかの理由でバーバリアンの一部がスコスグレンに移住し
気候や動物をコントロールする術を学び、ドルイドとなった。
また、彼らはバーバリアンの初代君主バルカソスの弟であり、ネファレムの一人である
ヴァシリー(Vasily)の末裔たちであるとも言われている。
ター・ドゥルラ(Tur Dulra)
スコスグレン北部にある、最も大きなドルイド居住区。
シャンサイ島(Xiansai)
凍海に浮かぶ島で、Diablo3のクラスであるウィザードの出身地。
この島の国家は歴史から隔離されており、サンクチュアリで起きたどんな争いも避けてきた。(罪悪戦争など)
しかし内部の争いは頻繁に起きており、島の経済地域をめぐっては一族同士で何年にも渡り争っている。
国はケジスタンほどまでにはないにしろ、魔法に従事した歴史を持っており
見込みのある神童を探しに、カルデゥムから魔術師が何年かに一回やってくる。
連れて行かれた神童たちの中には島に戻ってくる者もいるが、その覚えた高位魔法のために
一族同士の争いに巻き込まれることになる。
各クラスの出身
Diablo1
ウォーリアー:カンデュラス王国
ローグ:エントスティグ(見えざる眼教団)
ソーサラー:カルデゥム(ヴィジュレイ魔導師族)
Diablo2
バーバリアン:アリート山付近
アマゾン:スコボス諸島
ネクロマンサー:東のジャングルの地下都市とだけしか言及されていないので特定不能
パラディン:クラスト教から抜けたパラディンというだけで特定の場所は言及されていないので特定不能
ソーサレス:カルデゥム(ザン=エス魔導師族)
ドルイド:スコスグレン辺り
アサシン:堕ちた魔術師の暗殺集団なので出身は無い
Diablo3
バーバリアン:アリート山付近
デーモンハンター:ドレッドランドの廃墟
モンク:タモエ山脈にあるらしい修道院
ウィッチドクター:トラジャン・ジャングル
ウィザード:シャンサイ島
この地図を作成するにあたり、お世話になったサイト様
ごぉっふぁい通信
http://elfantasypro.web.fc2.com/gofight_com/index.html
ベタライブ
http://blog.plaync.jp/d3alive.slog
本当にありがとうございます
アリート山が爆発した後のクレーター。
Diablo2のエンディングでワールドストーンの汚染が食い止められないと悟ったティラエルが
ワールドストーンを破壊したためにアリート山が爆発し、山脈ともども消え失せクレーターだけが残った。
以前はワールドストーンが密かに安置されており、その山に実際のところ何があるかは知らなかったが
神聖な山としてバーバリアンたちは代々、アリート山を守護する勤めを引き継いでいたのだ。
バスティオン要塞(Bastion's Keep)
バーバリアンたちの祖先であり不滅の王(Immortal King)バル=カソス。
「バル=カソスの子」(Children of Bul-Kathos)と自らを称するバーバリアンたちが
聖なる山を侵略から防ぐための要塞のひとつ。ゲームに登場予定。
ドレッドランド(Dreadlands)
かつて「北の大草原」(Northern Steppes)という地域で、数多くのバーバリアンの部族が暮らしていた。
アリート山の爆発により豊かな大地は荒れ果て、バーバリアンが住むことはできなくなった。
そのためバーバリアンの部族は散り散りになって各地へ渡り歩く遊牧民とならざるを得なくなった。
山を守り通せなかった償いのため、悪魔を狩る者たちもいたし、
この事態に絶望して、退行現象を起こし凶暴性をむき出しにする者たちもいた。
そのようなことからdread(恐ろしい、恐怖)landという名で呼ばれるようになったのだ。
エントスティグ(Entsteig)
カンデュラス地方の北に位置し、シャーバル荒野にある国家。
ザカラム教の宣教師がこの地に訪れ、教えを広めるとすぐに受け入れられた。
その後、統治によって文明化が進み多くのパラディンを産出した。(「改宗運動」の際は一番に動いた)
「見えざる眼教団」(Sisters of the Sightless Eye)の祖国として知られている。
多くは言及されていないため謎が多い。
シャーバル荒野(Sharval Wilds)
カンデュラス地方の北部にある荒野。
東側にそびえる山脈は「タモエ山脈」
南にいくと「タモエ高原」(Tamoe Highlands)へとつながる。(Act1で登場)
ウェストマーチ湾(Gulf of Westmarch)
サンクチュアリの西側にあり、ウェストマーチへと繋がる湾。
輸入出の重要な海路となり、西方諸国が繁える一因となった。
ウェストマーチ(Westmarch)
エントスティグやカンドュラスと同じ西方諸国のひとつ。
ウエストマーチ国家の首都でもある。国教はザカラム教。
魔力によって錯乱したカンドュラス王レオリックの軍が攻めこんできた時には
ウェストマーチ騎士団という強力な軍隊が敵を一掃した。(ラックダナンはこのレオリック軍にいた)
騎士達は「ザカラムの手」から脱した「パラディン教会」の子孫たちでもある。詳しくはコチラ
ブラムウェル(Bramwell)
ウェストマーチ国家の町のひとつ。
ダンクレイグ(Duncraig)
ウェストマーチ国家の町のひとつ。キングスポートに近い町。
キングスポート(Kingsport)
ウェストマーチ国家の南に位置する交易都市。
ラットゴーレインやクラストなどの主要都市と活発に交易を行なっている。
メシフは沿海貿易でキングスポートにも行っていた。
(「Meshif」はラットゴーレインからクラストへと主人公を運んでくれる船乗り)
トリストラム(Tristram)
かつてホラドリムがDiabloを封印した石を眠らせた修道院があった場所。
その後、廃れた修道院をザカラム教の大聖堂として使うことを決めたのがレオリック王だった。
Diablo1の舞台であり、Diablo2でも登場する、このゲームでは主役級の町。
修道院(Monastery)
「見えざる眼教団」(Sisters of the Sightless Eye)であるローグたちの拠点。
Diablo2ではダークワンダラーとなったディアブロが自分の後を追うものを抹殺するために
アンダリエルを地獄から修道院に召喚し、教団のシスター達が大勢が殺されることになる。
生き残った者たちでローグキャンプをつくり、修道院奪還と教団の再編成を狙っていた。(Act1のキャンプ)
(エントスティグが祖国の割に、修道院がかなり位置的に遠いため設定変更があったと思われる。)
カンデュラス(Khanduras)
ウェストマーチ、エントスティグとならぶ西方諸国のひとつ。またその地域の名称。
元は国ではなく現地人が暮らす土地であったが、のちに国家となる。
ホラドリムが滅んだ後、西方地域では東側からきた放浪者がカンデュラスの周りに居座りはじめ、
小さな自己完結型の国を設立しはじめた。そのうちいくつかの小国は、カンデュラスの人々と土地の所有権や
取引の方法について揉め事を起こすようになってきた。
その取るに足らない小競り合いは西側の永遠に続いていた平和を脅かしていたので、
ウェストマーチ国家がカンデュラスの民の味方となった。
そのことにより2つの国の間では着々と交易と商業が行なわれることとなる。
ちょうどそのとき、ザカラム教が西方諸国に広まり、ウェストマーチ国家は国教をザカラム教に制定。
その後、ケジスタンからきたレオリック王がカンデュラスの地に降り立ち、
ザカラムの名において私がここの王だと宣言したのだった。
それによりカンデュラスは国家となり、西洋諸国の大国のひとつになった。
アラノック(Aranoch)
「タモエ山脈」の東に位置する地域。雨蔭により砂漠帯となった。
サンクチュアリの中で最も過酷な気候のうちのひとつで、熟練した遊牧民でも数時間しか生きることはできない。
広大な土地には何もなく、ただ砂漠が広がるのみである。
この砂漠地帯でバールと共にタル・ラシャを埋葬した。
ラットゴーレイン(Lut Gholein)
「砂漠の宝石」と呼ばれる交易が盛んな港町。
クラストやキングスポートと頻繁に交易をしている。
他の都市とは異なる独自のアラビアの文化が見られる。
Diablo2では元ホラドリムであったが闇に堕ちた魔術師ラダメントに苦しまされていた。
双子海(Twin Seas)
サンクチュアリを東西に分ける海。
スコボス諸島(Skovos Isles)
(スカータラ島 スコボス島 フィリオス島)
双子海の南方に浮かぶ島々を、まとめてスコボス諸島と呼ぶ。
Diablo2のクラスであるアマゾンの故郷として有名である。
アマゾンの人々は隔離された文化を持っているが、西方諸国やケジスタンの両方と貿易もしている。
ザカラム教が広まった時も従わず、自分たちのパンテオンという神々を信じ続けており
古くから暗黒流刑が予言されていたため、彼らは戦いに備え生きてきた。
マーシュランド湿地帯(Marsh land)
アラノックから双子海をはさんだ東に位置する大湿地帯。
「トラジャン・ジャングル」「蜘蛛の森」「フレイヤーの密林」などがある。
トラジャン・ジャングル(Torajan Jungles)
クラストの南西に位置する大熱帯雨林。
広大なジャングルが広がっている以上のことはあまり知られていない。
分け入った奥地に「アンバール族」( Umbaru)が住む「テガンゼ」(Teganze)がある。
アンバール族はウィッチドクターの出身部族。
ビズ=ジュン(Viz-Jun)
クラストから南方に進んだところにあるケジスタン帝国の、かつて繁栄していた大都市。
なぜ滅んだのかは明らかではない。
イナリウスの大聖堂の廃墟はここから川沿いに南にいったところにある。
クラスト(Kurast)
双子海の東に位置するカジスタン帝国の中心都市。Act3の町。
かつては美しい場所で、西洋諸国との貿易も盛んに行われていたが
メフィストが復活し、軍勢が町と人を攻撃したために急激に衰えてしまった。
以前は大きな都市であったが、オーマスのバリアが一部しか守れないため
いまでは船着場の近くで人々は暮らしている。
ザカラム教本部がクラスト南部にある。
ギー・クル、ギー・カル(Gea Kul)
川をはさんだクラストの北に位置する、ケジスタン帝国の町。
それ以上のことは明らかになっていない。
カルデゥム(Caldeum)
サンクチュアリにある最も大きな都市のひとつで、貿易の中心地。ケジスタン帝国の町。
商業会議所が自治を行なっていたが、ケジスタン帝国の初代皇帝「ハカン」(Hakan)が統治下においた。
カルデュムの外にはボーダーランド(Borderlands)と呼ばれる砂漠地帯が広がる。
Diablo3にて登場予定。
ビジュレイ魔導師族(Vizjerei)と、ザン=エス魔導師族(Zann Esu)が拠点としている。
またその魔術師たちの評議会である「シャリ=サンクティウム」(the Yshari Sanctum)もこの町にある。
「シャリ=サンクティウム」の地下には悪名高い「苦痛の淵」(Bitter Depths)と呼ばれる部屋が存在する。
それは同じく悪名高き「古の宝庫」(Ancient Repositories)と呼ばれる部屋よりも酷い場所と言われている。
「古の宝庫」とは、危険だと判断され封印された魔術を書き記し安置した書物庫であり、
ザン=エス魔導師族で学んでいたが、問題を起こし続けていたDiablo3の悪童ウィザードが勝手に侵入し
封印された魔術を盗み見た場所であることから、同じくなんらかの秘密が隠された場所であると予想。参照
ビジュレイ魔導師族 … 男の魔術師を育てる部族。ソーサラー
ザン=エス魔導師族 … 女の魔術師を育てる部族。ソーサレス
ウレゥ(Ureh)
ニミィアー山(Nymyr)の麓につくられた古代の神秘的な都市。
地元の魔術師の助けを得てつくられたが、現在は無くなったと言われている。
Diablo3登場予定。
ケジスタン(Kehjistan)
カルデゥムやビズ=ジュン、クラストやウレゥを含む東サンクチュアリの大きな帝国。またその地域の名称。
古来からケジスタンの土地には魔力に満ちあふれており、本質的に神秘の能力を持つものがそれに気付き
組織をつくり、魔力のあるその特別な場所に住まうようになった。それが魔導師族、ビジュレイとなった。
初代皇帝ハカンが病に倒れ、息子のハカン二世が跡を継いでいるが、無能な執政により国は衰えていく一方である。
Diablo3で登場予定。
スワンプランド(Swamp land)
ウレゥから東にいったところにある地域。
ドライステップ(Dry Stepp)
サンクチュアリ北部の地域。スコスグレンがある。
スコスグレン(Scosglen)
サンクチュアリ北東部に位置する地域。
密集した森が広がる、Diablo2のクラスであるドルイドの故郷。
「魔導師族戦争」の後、なんらかの理由でバーバリアンの一部がスコスグレンに移住し
気候や動物をコントロールする術を学び、ドルイドとなった。
また、彼らはバーバリアンの初代君主バルカソスの弟であり、ネファレムの一人である
ヴァシリー(Vasily)の末裔たちであるとも言われている。
ター・ドゥルラ(Tur Dulra)
スコスグレン北部にある、最も大きなドルイド居住区。
シャンサイ島(Xiansai)
凍海に浮かぶ島で、Diablo3のクラスであるウィザードの出身地。
この島の国家は歴史から隔離されており、サンクチュアリで起きたどんな争いも避けてきた。(罪悪戦争など)
しかし内部の争いは頻繁に起きており、島の経済地域をめぐっては一族同士で何年にも渡り争っている。
国はケジスタンほどまでにはないにしろ、魔法に従事した歴史を持っており
見込みのある神童を探しに、カルデゥムから魔術師が何年かに一回やってくる。
連れて行かれた神童たちの中には島に戻ってくる者もいるが、その覚えた高位魔法のために
一族同士の争いに巻き込まれることになる。
各クラスの出身
Diablo1
ウォーリアー:カンデュラス王国
ローグ:エントスティグ(見えざる眼教団)
ソーサラー:カルデゥム(ヴィジュレイ魔導師族)
Diablo2
バーバリアン:アリート山付近
アマゾン:スコボス諸島
ネクロマンサー:東のジャングルの地下都市とだけしか言及されていないので特定不能
パラディン:クラスト教から抜けたパラディンというだけで特定の場所は言及されていないので特定不能
ソーサレス:カルデゥム(ザン=エス魔導師族)
ドルイド:スコスグレン辺り
アサシン:堕ちた魔術師の暗殺集団なので出身は無い
Diablo3
バーバリアン:アリート山付近
デーモンハンター:ドレッドランドの廃墟
モンク:タモエ山脈にあるらしい修道院
ウィッチドクター:トラジャン・ジャングル
ウィザード:シャンサイ島
この地図を作成するにあたり、お世話になったサイト様
ごぉっふぁい通信
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Entry ⇒ 2012.05.08 | Category ⇒ D3ストーリー | Comments (0) | Trackbacks (0)
Diablo3のストーリー 第三章 「暗黒流刑」
Diablo3が出る前に明らかになっていることをまとめていますが
ゲーム内だけでなく小説や、その他いろいろな情報を統合したものですので
今後、設定が変更する可能性がありますのでご注意ください。
またDiablo3のストーリーに関してネタバレになる危険性がございますので
自己責任でお願いいたします
〜Diablo1以前の物語〜
「大いなる闘争」
「罪悪戦争」
「暗黒流刑」←ココ
〜Diablo1〜
〜Diablo2〜
〜Diablo3〜
第三章「暗黒流刑」(Dark Exile)
「7は地獄を統べる支配者の数、そして7は巨大なる邪悪の数」
"Seven is the number of the Powers of Hell, and Seven is the number of the Great Evils."
ゲーム内だけでなく小説や、その他いろいろな情報を統合したものですので
今後、設定が変更する可能性がありますのでご注意ください。
またDiablo3のストーリーに関してネタバレになる危険性がございますので
自己責任でお願いいたします
〜Diablo1以前の物語〜
「大いなる闘争」
「罪悪戦争」
「暗黒流刑」←ココ
〜Diablo1〜
〜Diablo2〜
〜Diablo3〜
第三章「暗黒流刑」(Dark Exile)
「7は地獄を統べる支配者の数、そして7は巨大なる邪悪の数」
"Seven is the number of the Powers of Hell, and Seven is the number of the Great Evils."
「アンダリエル(Andariel)」
「ドゥリエル(Duriel)」
「アズモダン(Azmodan)」
「ベリアル(Belial)」
4人は、それぞれ長年に渡り数え切れないほどの領土を灼熱地獄で支配していました。

アンダリエル
別名「苦悶の女王(the Maiden of Anguish)」
ドュリエルとは双子
Diablo2ではAct1のボスとして登場した

ドゥリエル
別名 「苦痛の王(Prince of Pain)」
アンダリエルと双子
Diablo2ではACT2のボスとして登場した
彼らは互いに絶え間なく領土争いを繰り広げていましましたが
より邪悪な三兄弟によって、地獄全体が支配されることになったのです。
三兄弟は、闇の力をふるう三頭政治の主権者となりました。
三兄弟は、残忍な暴力と汚い悪知恵で、4人を支配しました。
悪魔の中で最も年長者であり、
最も強かった三兄弟であったために
天界との戦いにおいて地獄は数えきれないほどの勝利を収めました。
三兄弟は、これまで長年に渡って天界を脅かしたことがありませんでしたが
このことにより三兄弟は天界から恐れられ、重要視されました。
人間の誕生と、その後の大いなる闘争の休戦によって
三兄弟は人間の魂を悪用しようと力を注ぐようになりました。
人間が天界との戦争で勝利するための鍵となると思い
かくして世の起源から進めてきた厳密な計画を変えることとしました。
三兄弟は狡猾な計画を考案しました。
それはサンクチュアリと地獄との境界を破壊する、というものでした。
この計画の変更は
Lesser Evilの4悪魔の大半に、三兄弟の権威へ疑問を抱かせることとなり、
三兄弟とその下僕たちとの関係に大きな亀裂を引き起こしました。
無知にもLesser Evil4人は、
三兄弟が天界との戦争に恐れをなしたのだと誤解するようになったのです。
そして4人のうち、アズモダンとベリアルは
「今こそが三兄弟を倒し、地獄を手に入れる機会だ」と思いました。

アズモダン
罪悪の王(the Lord of Sin)

ベリアル
欺瞞の王(the Lord of Lies)
アズモダンとベリアルの2人の魔王は、みずぼらしい疫病神である人間が
自分たち地獄の子の勝利を邪魔しないように、
残りの2人の魔王であるデゥリエルとアンダリエルと協定を結びました。
アズモダンとベリアルは、天界と地獄との膠着状態を終わらせる計画を練りました。
罪悪戦争に勝利して、
最後には血塗られた「大いなる闘争」の頂点に立ち
続く最終戦争で真の武器にしようという計画です。
このようにして、大いなる革命により
地獄全体を三兄弟との戦争へと突入させたのです。
三兄弟は地獄の蛮行と戦い、
自分たちの名誉のために、裏切り者の地獄の第3軍隊を皆殺しにしました。
しかし最後には、反逆者アズモダンとベリアルに率いられた
「ホーンドデス(the Horned Death)」の軍隊に敗北しました。
三兄弟は弱体化させられ実体を失い、
サンクチュアリへと追放されました。
アズモダンは、三兄弟がサンクチュアリに永遠に閉じ込められているように願いました。
というのもアズモダンは三兄弟が人間界へ解き放たれると
天界は人間界に注意をむけ、天界の扉は放棄され無防備になると信じていたからでした。
三兄弟に忠誠を誓っていた悪魔たちは、政変後わずかながらいたので
アズモダンとベリアルから逃れ、
行方が分からなくなった主人たちを探し求め人間界へと向かいました。
地獄の戦場から戦火が消えた後に
アズモダンとベリアルは、どちらがより上に立つ支配者として君臨するかを議論し始めました。
同盟は突如として灰となり、2人の魔王は互いに武器をとって戦いました。
残りの地獄の軍隊も2つに分裂し、血なまぐさい内乱は今日まで続いているのです。
三兄弟の呪縛(The Binding of the Three)
西の帝国が興るよりも太古の昔、
3つのEvilとして知られる、暗黒と恐怖の存在が人間界へ流刑となりました。
その不滅の存在は世界中をまわり、
人間の煩悩を叶え、混乱と摩擦を引き起こしていきました。
父と子を争わせ、多くの国を残忍で無意味な戦争へと導きました。
地獄から流刑を受けた三兄弟の魂は、
自分たちへ屈しない人間に、受難と苦悩を与えることに決して飽きることはなく
極東の国を数えきれないほど何百年にも渡って破壊しました。
この事態を放置するわけにいかず、
ついに人間の魔術師による秘密組織が、大天使ティラエルによって結成されました。
三兄弟を追跡し、悪行を終わらせるために結成されたこの組織は
「ホラドリム(Horadrim)」という名で知られており、
東方にいくつもある魔術師一族から選ばれた様々な魔術師から編成されていました。

ホラドリム
互いがそれぞれ別々に魔法の練習と修行を行なってきたので、
最初は見込みがないと思われていました。
しかし組織の魔術師たちは、
3人のうち2人の兄弟を「ソウルストーン(Soulstones)」と呼ばれる
強力な宝石に封印することに成功しました。
ソウルストーンとは、ティラエルが三兄弟を封印するために魔導師たちへ渡したもので
ワールドストーンからつくられたと考えられているものです。
それぞれ
赤のソウルストーン (ディアブロ用)
黄のソウルストーン (バール用)
青のソウルストーン (メフィスト用)
を用途にあうようにつくったと言われております。
最初に捕らえられたのは、長男「憎悪の王メフィスト」でした。
メフィストはソウルストーンに封印された後に、
「クラスト(Kurast)」という国の地下納骨堂に埋められました。

メフィスト
三兄弟の長男で、最も賢く、戦略的で分析的な思考をする
憎悪の王(the Lord of Hatred)
リリスとルシオンの父親
次に捕らえられのは「次男 破壊の王バール」でした。
バールは抵抗し、ソウルストーンを粉々にしましたが
バール捕縛隊の大魔導師「タル・ラシャ(Tal Rasha)」が自らの身体にバールを閉じ込め
一生バールと戦い続けるという献身的な方法を選んだことによりバールを封印することに成功しました。

バール
三兄弟の次男
破壊の王(the Lord of Destruction)
ソウルストーンの破片を胸に差し込み、バールを自らに封印し、
タルラシャは東にある荒廃した砂漠の下へ、彼ごと埋められました。
憎悪と破壊の力が弱まったように感じられると、
不安ではあったのですが平和が東の土地全体に広まりました。
しかし、その後もホラドリムは何十年にも渡り、
根気強く「三男ディアブロ」を探し続けていました。
恐怖の王ディアブロが野に放たれている限り、
人間界には決して平和は訪れないと分かっていたからです。
ホラドリムは西方の土地で恐怖と無秩序が起こったと聞き西へといそぎました。
何人もの勇敢な者の犠牲の末に、
「ジェレド・ケイン(Jered Cain)」率いるホラドリムの部隊によって
恐怖の王ディアブロはついに捕らえられ、ソウルストーンに封印されました。

ディアブロ
三兄弟の三男
恐怖の王(the Lord of Terror)
ジェレドケイン達は呪われた石を
「カンドュラス(Khandura)」という国へと運び、隔離された洞窟に葬りました。
ホラドリムはソウルストーンを防衛し続けることができるように、
洞窟の上に大きな修道院を建造しました。
何年もかけて、ホラドリムのために殉教した者のための地下墓地を修道院の下に作りました。
しかし、世代が変わるにつれ
カンドュラスではホラドリムのメンバーは徐々に減ってしましました。
前世代から引き継いで探求するものはなく、
守護者として役目を受け継ぐ子供も少なくなり、かつての強大な組織は消え失せました。
ホラドリムが作った修道院もまた廃墟と化してしまったのです…
しかし村は成長を遂げ、かつての修道院の周辺に繁栄しました。
冷たい地中へと続く暗い秘密通路のことを知る村人は誰もいませんでしたし、
迷宮の奥深くに脈動するかのごとく燃え盛る
赤い宝石があろうとは誰も想像しなかったのです。
ここからDiablo1の話につながっていきます。
私が翻訳するのはここまでです。
ここから先は他の方が丁寧に翻訳されてますので
そちらをご覧いただいたほうが分かりやすいかと思われます。
参考サイト
Diablo3のストーリー DIABLO編
http://mdug.blog.fc2.com/blog-entry-56.html
Tamon's Diablo Page
http://www.sonicwing.com/tamon/diablo/diablo1/index.html
『Diablo』のストーリーをおさらいしてみようか Build Force
http://dd360.blog23.fc2.com/blog-entry-919.html
Diablo2の世界の歴史
http://wikiwiki.jp/d2x2ch/?Diablo2%A4%CE%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EA%A1%BC
DIABLOIIを百倍楽しもう! DIABLOII攻略ガイド 2 ストーリーと背景
http://news.mynavi.jp/special/2000/diablo2/001.html
参考文献 & 翻訳の助けとなったサイト
Diablo wikia
http://diablo.wikia.com/wiki/Diablo_Wiki
diablowiki
http://www.diablowiki.com/Diablo_III_Wiki
Tamon's Diablo Page(Diablo1のストーリー、クエストが全て分かります)
http://www.sonicwing.com/tamon/diablo/diablo1/index.html
なるべく忠実に訳しておりますので文章としては読みにくいかもしれませんがご了承ください。
さらにネイティブではありませんので、誤訳など多数あるとは思います。
ですので、優しく指摘していただけると助かります。
少しでも皆さまにDiabloの世界観が分かっていただけるように未熟者ではございますが頑張りたいと思います。
「ドゥリエル(Duriel)」
「アズモダン(Azmodan)」
「ベリアル(Belial)」
4人は、それぞれ長年に渡り数え切れないほどの領土を灼熱地獄で支配していました。

アンダリエル
別名「苦悶の女王(the Maiden of Anguish)」
ドュリエルとは双子
Diablo2ではAct1のボスとして登場した

ドゥリエル
別名 「苦痛の王(Prince of Pain)」
アンダリエルと双子
Diablo2ではACT2のボスとして登場した
彼らは互いに絶え間なく領土争いを繰り広げていましましたが
より邪悪な三兄弟によって、地獄全体が支配されることになったのです。
三兄弟は、闇の力をふるう三頭政治の主権者となりました。
三兄弟は、残忍な暴力と汚い悪知恵で、4人を支配しました。
悪魔の中で最も年長者であり、
最も強かった三兄弟であったために
天界との戦いにおいて地獄は数えきれないほどの勝利を収めました。
三兄弟は、これまで長年に渡って天界を脅かしたことがありませんでしたが
このことにより三兄弟は天界から恐れられ、重要視されました。
人間の誕生と、その後の大いなる闘争の休戦によって
三兄弟は人間の魂を悪用しようと力を注ぐようになりました。
人間が天界との戦争で勝利するための鍵となると思い
かくして世の起源から進めてきた厳密な計画を変えることとしました。
三兄弟は狡猾な計画を考案しました。
それはサンクチュアリと地獄との境界を破壊する、というものでした。
この計画の変更は
Lesser Evilの4悪魔の大半に、三兄弟の権威へ疑問を抱かせることとなり、
三兄弟とその下僕たちとの関係に大きな亀裂を引き起こしました。
無知にもLesser Evil4人は、
三兄弟が天界との戦争に恐れをなしたのだと誤解するようになったのです。
そして4人のうち、アズモダンとベリアルは
「今こそが三兄弟を倒し、地獄を手に入れる機会だ」と思いました。

アズモダン
罪悪の王(the Lord of Sin)

ベリアル
欺瞞の王(the Lord of Lies)
アズモダンとベリアルの2人の魔王は、みずぼらしい疫病神である人間が
自分たち地獄の子の勝利を邪魔しないように、
残りの2人の魔王であるデゥリエルとアンダリエルと協定を結びました。
アズモダンとベリアルは、天界と地獄との膠着状態を終わらせる計画を練りました。
罪悪戦争に勝利して、
最後には血塗られた「大いなる闘争」の頂点に立ち
続く最終戦争で真の武器にしようという計画です。
このようにして、大いなる革命により
地獄全体を三兄弟との戦争へと突入させたのです。
三兄弟は地獄の蛮行と戦い、
自分たちの名誉のために、裏切り者の地獄の第3軍隊を皆殺しにしました。
しかし最後には、反逆者アズモダンとベリアルに率いられた
「ホーンドデス(the Horned Death)」の軍隊に敗北しました。
三兄弟は弱体化させられ実体を失い、
サンクチュアリへと追放されました。
アズモダンは、三兄弟がサンクチュアリに永遠に閉じ込められているように願いました。
というのもアズモダンは三兄弟が人間界へ解き放たれると
天界は人間界に注意をむけ、天界の扉は放棄され無防備になると信じていたからでした。
三兄弟に忠誠を誓っていた悪魔たちは、政変後わずかながらいたので
アズモダンとベリアルから逃れ、
行方が分からなくなった主人たちを探し求め人間界へと向かいました。
地獄の戦場から戦火が消えた後に
アズモダンとベリアルは、どちらがより上に立つ支配者として君臨するかを議論し始めました。
同盟は突如として灰となり、2人の魔王は互いに武器をとって戦いました。
残りの地獄の軍隊も2つに分裂し、血なまぐさい内乱は今日まで続いているのです。
三兄弟の呪縛(The Binding of the Three)
西の帝国が興るよりも太古の昔、
3つのEvilとして知られる、暗黒と恐怖の存在が人間界へ流刑となりました。
その不滅の存在は世界中をまわり、
人間の煩悩を叶え、混乱と摩擦を引き起こしていきました。
父と子を争わせ、多くの国を残忍で無意味な戦争へと導きました。
地獄から流刑を受けた三兄弟の魂は、
自分たちへ屈しない人間に、受難と苦悩を与えることに決して飽きることはなく
極東の国を数えきれないほど何百年にも渡って破壊しました。
この事態を放置するわけにいかず、
ついに人間の魔術師による秘密組織が、大天使ティラエルによって結成されました。
三兄弟を追跡し、悪行を終わらせるために結成されたこの組織は
「ホラドリム(Horadrim)」という名で知られており、
東方にいくつもある魔術師一族から選ばれた様々な魔術師から編成されていました。

ホラドリム
互いがそれぞれ別々に魔法の練習と修行を行なってきたので、
最初は見込みがないと思われていました。
しかし組織の魔術師たちは、
3人のうち2人の兄弟を「ソウルストーン(Soulstones)」と呼ばれる
強力な宝石に封印することに成功しました。
ソウルストーンとは、ティラエルが三兄弟を封印するために魔導師たちへ渡したもので
ワールドストーンからつくられたと考えられているものです。
それぞれ
赤のソウルストーン (ディアブロ用)
黄のソウルストーン (バール用)
青のソウルストーン (メフィスト用)
を用途にあうようにつくったと言われております。
最初に捕らえられたのは、長男「憎悪の王メフィスト」でした。
メフィストはソウルストーンに封印された後に、
「クラスト(Kurast)」という国の地下納骨堂に埋められました。

メフィスト
三兄弟の長男で、最も賢く、戦略的で分析的な思考をする
憎悪の王(the Lord of Hatred)
リリスとルシオンの父親
次に捕らえられのは「次男 破壊の王バール」でした。
バールは抵抗し、ソウルストーンを粉々にしましたが
バール捕縛隊の大魔導師「タル・ラシャ(Tal Rasha)」が自らの身体にバールを閉じ込め
一生バールと戦い続けるという献身的な方法を選んだことによりバールを封印することに成功しました。

バール
三兄弟の次男
破壊の王(the Lord of Destruction)
ソウルストーンの破片を胸に差し込み、バールを自らに封印し、
タルラシャは東にある荒廃した砂漠の下へ、彼ごと埋められました。
憎悪と破壊の力が弱まったように感じられると、
不安ではあったのですが平和が東の土地全体に広まりました。
しかし、その後もホラドリムは何十年にも渡り、
根気強く「三男ディアブロ」を探し続けていました。
恐怖の王ディアブロが野に放たれている限り、
人間界には決して平和は訪れないと分かっていたからです。
ホラドリムは西方の土地で恐怖と無秩序が起こったと聞き西へといそぎました。
何人もの勇敢な者の犠牲の末に、
「ジェレド・ケイン(Jered Cain)」率いるホラドリムの部隊によって
恐怖の王ディアブロはついに捕らえられ、ソウルストーンに封印されました。

ディアブロ
三兄弟の三男
恐怖の王(the Lord of Terror)
ジェレドケイン達は呪われた石を
「カンドュラス(Khandura)」という国へと運び、隔離された洞窟に葬りました。
ホラドリムはソウルストーンを防衛し続けることができるように、
洞窟の上に大きな修道院を建造しました。
何年もかけて、ホラドリムのために殉教した者のための地下墓地を修道院の下に作りました。
しかし、世代が変わるにつれ
カンドュラスではホラドリムのメンバーは徐々に減ってしましました。
前世代から引き継いで探求するものはなく、
守護者として役目を受け継ぐ子供も少なくなり、かつての強大な組織は消え失せました。
ホラドリムが作った修道院もまた廃墟と化してしまったのです…
しかし村は成長を遂げ、かつての修道院の周辺に繁栄しました。
冷たい地中へと続く暗い秘密通路のことを知る村人は誰もいませんでしたし、
迷宮の奥深くに脈動するかのごとく燃え盛る
赤い宝石があろうとは誰も想像しなかったのです。
ここからDiablo1の話につながっていきます。
私が翻訳するのはここまでです。
ここから先は他の方が丁寧に翻訳されてますので
そちらをご覧いただいたほうが分かりやすいかと思われます。
参考サイト
Diablo3のストーリー DIABLO編
http://mdug.blog.fc2.com/blog-entry-56.html
Tamon's Diablo Page
http://www.sonicwing.com/tamon/diablo/diablo1/index.html
『Diablo』のストーリーをおさらいしてみようか Build Force
http://dd360.blog23.fc2.com/blog-entry-919.html
Diablo2の世界の歴史
http://wikiwiki.jp/d2x2ch/?Diablo2%A4%CE%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EA%A1%BC
DIABLOIIを百倍楽しもう! DIABLOII攻略ガイド 2 ストーリーと背景
http://news.mynavi.jp/special/2000/diablo2/001.html
参考文献 & 翻訳の助けとなったサイト
Diablo wikia
http://diablo.wikia.com/wiki/Diablo_Wiki
diablowiki
http://www.diablowiki.com/Diablo_III_Wiki
Tamon's Diablo Page(Diablo1のストーリー、クエストが全て分かります)
http://www.sonicwing.com/tamon/diablo/diablo1/index.html
なるべく忠実に訳しておりますので文章としては読みにくいかもしれませんがご了承ください。
さらにネイティブではありませんので、誤訳など多数あるとは思います。
ですので、優しく指摘していただけると助かります。
少しでも皆さまにDiabloの世界観が分かっていただけるように未熟者ではございますが頑張りたいと思います。
Entry ⇒ 2012.05.04 | Category ⇒ D3ストーリー | Comments (6) | Trackbacks (0)
Diablo3のストーリー 第二章 「罪悪戦争」
Diablo3が出る前に明らかになっていることをまとめていますが
ゲーム内だけでなく小説や、その他いろいろな情報を統合したものですので
今後、設定が変更する可能性がありますのでご注意ください。
またDiablo3のストーリーに関してネタバレになる危険性がございますので
自己責任でお願いいたします
〜Diablo1以前の物語〜
「大いなる闘争」
「罪悪戦争」←ココ
「暗黒流刑」
〜Diablo1〜
〜Diablo2〜
〜Diablo3〜
第二章「罪悪戦争」(Sin War)
大いなる戦争(The Great Conflict)の延長上に起きた戦争であり
人間界(サンクチュアリ)を舞台にした天界と地獄との戦いであります。

サンクチュアリにおける罪悪戦争
ゲーム内だけでなく小説や、その他いろいろな情報を統合したものですので
今後、設定が変更する可能性がありますのでご注意ください。
またDiablo3のストーリーに関してネタバレになる危険性がございますので
自己責任でお願いいたします
〜Diablo1以前の物語〜
「大いなる闘争」
「罪悪戦争」←ココ
「暗黒流刑」
〜Diablo1〜
〜Diablo2〜
〜Diablo3〜
第二章「罪悪戦争」(Sin War)
大いなる戦争(The Great Conflict)の延長上に起きた戦争であり
人間界(サンクチュアリ)を舞台にした天界と地獄との戦いであります。

サンクチュアリにおける罪悪戦争
トリウン教とカテドラルオブライト教は、人類の支配権をめぐって争っていましたが
戦争の火ぶたが切られることはなく、均衡は不安定ながら保たれていました。
というのも、争いによって天界の注目を引くことは望ましくなかったからです。
しかし、再びネファレムを我が物にしようとするリリスが戻ってくると均衡が崩れました。
リリスは彼女の野望を達成するために、特別な力に目覚めた人間を探しだして
手中に置こうと、高貴な人で、教団からの亡命者「リリア(Lylia)」に化けました。
リリスは「ウルディシアン(Uldyssian)」を見つけ、2つの教団の争いに辟易していると言いました。
ウルディシアンとはネファレム世代の次の世代の人間であり
平凡な農夫でしたが、強大なる潜在能力を持っていることにリリスは気付いていました。
ウルディシアンはリリアの助けのもと「エダイレム(Edyrem)」という市民兵団を結成し
両教団の争いをやめさせることにしました。

ウルディシアン
ルシオンはこの強力な力を秘めた人間に気付き、亡き者にしようと司祭を送り込みましたが
リリアがすでにいることに気づかず、逆に打ちのめされることとなりました。
その知らせを受けたルシオンはリリスの帰還を知り、
彼の部下を再びウルディシアンのところに送り込みました。
より強力な部隊を送り込んだはずでしたが、またもやリリアに敗北を喫してしまいました。
身の危険を感じたウルディシアンはリリアと一緒に町を出ました。
しかしルシオンが放った魔法によって、リリアの化けの皮が剥がれてしまいました。
リリアの恐ろしい正体にウルディシアンは恐れおののきました。
リリア(リリス)はいとも簡単に、農夫であるウルディシアンに重傷をあたえ立ち去ったのでした。
傷を負ったウルディシアンでしたが、見事に復活し仲間たちとともに
身を潜めるために「トラヤン・ジャングル(Torajan Jungles)」のジャングルへ向かいました
(Diablo2 ACT3の町クラスト(Kurast)の南東に位置し、Diablo3の職業Witch Doctorの出身地でもある)
一方、リリスはウルディシアンの幼馴染の「セレンシア(Serenthia)」の身体を乗っ取ることにしました。
ウルディシアンを励ますふりをして、リリスは再びウルディシアンの信頼を得ることに成功したのです。
ちょうどこの時、ウルディシアンはラズマと一緒にワールドストーンへ旅立つことになっていました。
ウルディシアンの留守の間、リリスはエダイレムの中でも、より傑出した人に取り入って
ウルディシアンに反旗を翻すようにそそのかしました。
ウルディシアンが戻った時、彼は捕らえられ殺されそうになりましたが
仲間で親友である「アチリオス(Achilios)」によって救出され、
セレンシアの身体からリリスを追い出しました。
ウルディシアンたちは気は熟したとばかりに、トリウン教とルシオンへの攻撃をはじめました。
幾多の犠牲を払いながら進んでいった一行ですが、ルシオン自身が戦いに参加した途端に
大勢の仲間が灰にされてしまい、絶体絶命の危機に陥りました。
そしてルシオンが放った矢がウルディシアンの親友であるアチリオスを貫いたとき
同士の死を目撃したウルディシアンの怒りが爆発し、とうとう真の力に目覚めました。
ルシオンはついに、ウルディシアンの本当の姿を目撃しました。
蹄のある足に3つの尻尾、分厚い鱗に覆われた爬虫類のような恐ろしい悪魔が立っていたのです。
強力な悪魔であるルシオンをもってしても、ウルディシアンのパワーにねじ伏せられてしまいました。
ルシオンが死ぬ寸前にとった最後の行動は''農夫''に服従し従うことを約束するというものでした。
ルシオンを殺しはしませんでしたが、ウルディシアンはこの悪魔を取るに足らないものと思いました。
ルシオンはこうして消え去ったのです。
同じ頃、計画を阻止されたリリスは、兄弟であり、敗北したトリウン教の教祖であるルシオンに化けて
トリウン教徒を操ろうとしました。リリスは意図的に理性の無い無謀な行動をトリウン教徒にさせ
トリウン教徒たちの秩序を破壊しました。トリウン教徒たちはエダイレムへの抵抗をコントロールされました。
リリスのこの行動がエダイレムたちを助けることになりました。
リリスはウルディシアンを服従させる最後の手段として、ウルディシアン以外のエダイレムのメンバーを
トリウンの最後の要塞である大寺院を破壊して生き埋めにしようと考えました。
しかし、その試みは失敗に終わりリリスは打ちのめされ、逆に寺院の破片に押しつぶされました。
ルシオンとトリウン教団を破壊し、リリスを倒すという勝利をウルディシアンたちは収めました。
ですが、リリスは死んだと見せかけただけで、かろうじて生きており脱出しました。
しかしウルディシアンは騙せても、イナリウスは騙されていませんでした。
イナリウスはリリスの前に現れると再び虚空へと追放したのです。
一方、ウルディシアンですが、残る最後はカテドラルオブライト教でした。
しかし、時間はそう残されていなかったのです。
というのも親友であるラズマから、
天界がサンクチュアリに気付き今にでも攻め込んできそうだと聞いていたからです。
ウルディシアンは目前の戦いよりも、サンクチュアリを守る方が先決だと思いました。
そこでイナリウスの実の息子であるラズマは、父であるイナリウスに同盟を申し込んだのです。
しかしウルディシアンに倒されるのではないかと恐れ続けたイナリウスは、既に狂っており
ウルディシアンやエダイレムを倒すことより、
サンクチュアリを守ることがより重要だと理解できませんでした。
敵方に味方している息子を見て怒り狂ったイナリウスはラズマを母親と同じく虚空へと追放しました。
ウルディシアン一行は同盟をあきらめカテドラルオブライト教に攻め込み、戦いがはじまりました。
イナリウスは塔から飛び降り、ウルディシアンたちと対面しました。
イナリウスは天使である自分の、圧倒させるような姿を
エダイレムたちに見せつけ、寝返るように仕向けました。
ウルディシアンは圧倒されそうなエダイレムたちに
自分たちの結束を思い出させ信念を呼び戻しました。
両者は一対一になり、魔法で交戦をはじめました。
ワールドストーンと繋がることで、並の天使より強力になったイナリウスでしたが
ウルディシアンも負けていません。
自分に引けをとらないウルディシアンにイナリウスは自信を失くし、
徐々にウルディシアンが優勢になりました。
その時、天空が裂け上空から無数の天使の軍勢がついに降り立ってきました。

地上へ降り立つ無数の天使達
憤怒のイナリウスはどんな犠牲を払っても
ウルディシアンを倒すことだけ考え、天使の軍勢を無視しました。
ウルディシアンは天使の軍勢に気をとられており、イナリウスはチャンスを手にしたのです。
イナリウスはウルディシアンをつかみ、最後の一撃を加えようとしたときです
ウルディシアンの身体がエネルギーで満ち溢れると、
彼はワールドストーンをイナリウスから切り離したのです。
ワールドストーンの力を失ったイナリウスはみるみるうちに弱まり、ウルディシアンに敗北しました。
しかし、事態は最悪の展開に変わっていました。
地面が割れ、地獄の悪魔たちが地上にあらわれましたのです。
終わりのない戦争がサンクチュアリにやってきたことを意味していました。

地面から現れた悪魔
ウルディシアンたちが住む世界(サンクチュアリ)は、これから破壊されることは分かりきっていましたし
ウルディシアンができることは何もありませんでした。

天使と悪魔の終わりなき戦い
目の前の現実にウルディシアンは挫けそうになりました。
しかし、ウルディシアンは自分には何かできるはずだと信じることによって自分を克服し
「やめろ」と言葉を発すると、天界軍と地獄軍の動きが完全に止まりました。
ウルディシアンは持っている限りの力を使って悪魔と天使を元の世界へと戻すことに成功しました。
サンクチュアリを救ったウルディシアンでしたが
これまでの敵や友人に起きた流血の数々のことを思い出すと
彼のパワーは自身の限界を超えサンクチュアリに解き放たれてしまいました。
混沌のエネルギーは10倍にも膨れ上がり、
大地が震え、混沌が飛び散っていることを目にしたウルディシアンは
なんとかこれを自分の中に抑え込もうとし、成功しました。
ですが、このパワーを抑えこみ続けることは難しく、どこかで解き放たなければいけないと思いました
しかし、どこで解き放つ場所があるのでしょうか見当もつきません。
その時です、どこからともなく何者かの声がウルディシアンに語りかけ
そのパワーを解き放つに最適な場所を教えたのです。
ウルディシアンは微笑み、承諾しました。
まばゆいばかりの光の爆発と共に、この世界と愛する人々のため、ウルディシアンは自分を犠牲にしました。
この出来事のあと、ウルディシアンの弟「メンデルン(Mendeln)」は自分の傷と痛みが癒えていることに気づき
また、ルシオンの矢で死んだはずのアチリオスが歩いてくることにも気付きました。
ウルディシアンの類まれなパワーによって生き返ったのでした。

トランオウル
さて、ウルディシアンにささやいた者の正体は「トランオウル(Trag'Oul)」でした。
トランオウルとはドラゴンのような姿をした神秘的な存在であり
また、天界と地獄のバランスを維持しサンクチュアリを守護する存在でもあります。
いままでトランオウルと接触できた者はめったにないのですが、初めて接触したのはラズマでした。
ラズマはトランオウルへ弟子入りし、
天界と地獄の均衡やワールドストーンや世界の創造について学びました。
次にトランオウルと遭遇し弟子入りしたのはウルディシアンの弟であるメンデルンでした。
ラズマが指導者となりメンデルンを指導したのでした。
(Diablo2に登場するネクロマンサーはラズマ教徒と呼ばれるが、
これはラズマが開祖となった宗教だからである。
トランオウルから魔法を教わったラズマがその教えを広めるためにつくったのだ。
また、ネクロマンサー専用のアイテムとしてトランオウルの名がついたセットアイテムがあった。)

サンクチュアリを支えるトランオウル(Diablo3公式サイトより)
話を戻します。
ネファレム(人間)たちが勝ち取ったネファレム国家(サンクチュアリ,人間界)の運命について
天界の天使評議会では討論が行われていました。
サンクチュアリを発見した時は、評議会はこれを破壊するという計画で攻め込みました。
というのも評議員の一人である大天使「インペリウス(Imperius)」が強く要望したからです。

インペリウス
性別は男性 武勇の大天使(Archangel of Valor)
高貴な赤いローブと光り輝く鎧をまとう
天界軍の指揮官で、評議会のリーダー
しかし、一連の出来事を受けて、天使評議会5人は最終的に投票により運命を決めることにしました。
サンクチュアリの存在に反対する一番の理由は、サンクチュアリを保護する一番の理由でもありました。
人間たちは天使と悪魔の血をひいており、両方を凌駕する力を秘めていましたし、
大いなる闘争において強力な味方になる可能性もまた、持っていたからです。
インペリウスは、人間を悪魔の血をひく忌まわしいものとして、サンクチュアリの「破壊」に一票を投じ
大天使「アウリエル(Auriel)」は人間たちの生きる権限を支持し「存続」に票を投じ
大天使「イスエラエル(Itherael)」も同じく、人間にチャンスを与えると「存続」に票を入れました。

アウリエル
性別は女性 希望の大天使(Archangel of Hope)
柔らかな青いローブに身を包む
愛と共感の感情を体現する天使で、激励と聡明さによって天使評議会をまとめる

イスエラエル
性別は不明 命運の大天使(Archangel of Fate)
灰色のローブに身を包む
命運をつかさどる彼をもってしても人間の行く末は分かり得なかった
大天使「マルサエル(Malthael)」は無関係だと棄権しました。
そして最後の票を投じたのは大天使「ティラエル(Tyrael)」でした。

マルサエル
性別は男性 賢明の大天使(Archangel of of Wisdom)
黒い鎧と黒いローブを身にまとう天界一の知識人
世界の真理と本質のことを常に考え、全ての生物を愛す天使であったが
ワールドストーンが盗まれたことにより心の平穏が乱れ、ふさぎこみがちになり痩せ細った

ティラエル
性別は男性 正義の大天使(Archangel of Justice)
黄金のローブと鎧を身にまとう
イナリウスは実の弟
ティラエルはサンクチュアリ進撃前にはインペリウス側におり
どちらにしろ結果として人間は滅びることになるであろうし
サンクチュアリ存続に反対票を入れるものと思われていました。
が、その後、ティラエルは人間という存在に衝撃を受け心変わりをしていたのです。
評議会メンバーに向かってティラエルはこう言いました
「それは育ち…成長した…誰も測れなかったほどに、誰も予想できなかったほどに!
サンクチュアリと呼ぶこの地は、私自身が「忌まわしい物」と呼び
我々が未だかつて見たことがない者を生むほどまでに成長していた。
(インペリウスが何か言おうとする前にティラエルは続けた)
しかし「忌まわしい物」は苦労を感じないし、互いに善悪に分かれて闘うこともない
そして…そいつらは…そいつらは自分たちの自由意志によって…選ぶ…
そう…他人のためにあんな素晴らしい自己犠牲を選び決行することはない…
「忌まわしい物」と呼んだが…間違っていた!
私は人間に一票を投じる…人間がどうなるか見届けたい…驚きを持って見届けたいのだ」
ウルディシアンの自己犠牲に心打たれたティラエルは人間に可能性を見出し一票を投じたのでした。
投票結果は「サンクチュアリ存続」に賛成3票、反対1票となり
結果として、サンクチュアリの存続を認めるということになりました。
(この評議会でのやりとりの詳細は「インペリウスとティラエルの関係」にて書いております。)
地獄の大将であるメフィストは、天使評議会に休戦協定を申し入れました。
裏切り者の大天使イナリウスの身柄と引換に
サンクチュアリには手を出さないというもので、天使評議会はこれを受け入れました。
(Diablo1のストーリーブックでは、悪魔に渡されたイナリウスはメフィストから翼をもぎ取られ、体中を引き裂かれた。その後に、かつて誇っていた美貌が無残になった姿を永遠に見続けさせるため、まぶたを切り落とされて全面鏡張りの部屋に鎖でつながれ監禁されていることになっている。同時に捕まった彼の部下たちも翼をもぎ取られ悪魔の姿へと改造され、以前の天使の時代を思い出すたびに嘆き怒りの声をあげて自分より下級の悪魔に八つ当たりするようになった。それはDiablo1のカタコンベから登場するオーバーロードの元となったと書かれている。ブッチャーのようなアイツ。)
サンクチュアリは誰からも干渉されず人間の手に委ねられることとなりました。
しかし人間そのものの処遇については意見が分かれました。
アウリエルは人間がウルディシアンの自己犠牲を覚えておくべきだと主張しましたが
インペリウスは反対しました。メフィストも反対しました。
人間が成長するならば最初からやり直さねばならないと言ったのです。
イスエラエルもメフィストに同意しました。ティラエルも同意しました。
人間が最初からやり直すために、自らの力に気付く者があらわれないように
ネファレム世代(ラズマなど)を除く、すべての人間の記憶を消すことを条件に、
サンクチュアリの存続が天使評議会で決定されました。
天使評議会はサンクチュアリを争い以前の状態に戻し、全ての人間の記憶も書き換えられました。
しかし一人だけ記憶が元に戻った人間がいました。ウルディシアンの弟メンデルンです。
実はトランオウルがウルディシアンの弟メンデルンの記憶を戻してあげたのです。
ウルディシアンの自己犠牲を思い出させるためであり、メンデルンはその後
彼の知識と世界のバランスを弟子たちに伝えて行きました。
こうしてサンクチュアリ(人間界)は
天界と地獄との間で起きている「大いなる闘争」からははずれることとなりました。
かに見えたのです…
「大いなる闘争」
「罪悪戦争」
「暗黒流刑」←次
さぁここまで読んだアナタ
あらためてイントロトレイラーを見てみましょう!
http://www.youtube.com/watch?v=Y9mUe5vHYzs
どれが誰か、何が起きているのか手に取るように分かりましたね?
どうです、ディアブロの世界がより楽しくなってきたでしょう?
参考文献 & 翻訳の助けとなったサイト
Diablo wikia
http://diablo.wikia.com/wiki/Diablo_Wiki
diablowiki
http://www.diablowiki.com/Diablo_III_Wiki
Tamon's Diablo Page(Diablo1のストーリー、クエストが全て分かります)
http://www.sonicwing.com/tamon/diablo/diablo1/index.html
なるべく忠実に訳しておりますので文章としては読みにくいかもしれませんがご了承ください。
さらにネイティブではありませんので、誤訳など多数あるとは思います。
ですので、優しく指摘していただけると助かります。
少しでも皆さまにDiabloの世界観が分かっていただけるように未熟者ではございますが頑張りたいと思います。
戦争の火ぶたが切られることはなく、均衡は不安定ながら保たれていました。
というのも、争いによって天界の注目を引くことは望ましくなかったからです。
しかし、再びネファレムを我が物にしようとするリリスが戻ってくると均衡が崩れました。
リリスは彼女の野望を達成するために、特別な力に目覚めた人間を探しだして
手中に置こうと、高貴な人で、教団からの亡命者「リリア(Lylia)」に化けました。
リリスは「ウルディシアン(Uldyssian)」を見つけ、2つの教団の争いに辟易していると言いました。
ウルディシアンとはネファレム世代の次の世代の人間であり
平凡な農夫でしたが、強大なる潜在能力を持っていることにリリスは気付いていました。
ウルディシアンはリリアの助けのもと「エダイレム(Edyrem)」という市民兵団を結成し
両教団の争いをやめさせることにしました。

ウルディシアン
ルシオンはこの強力な力を秘めた人間に気付き、亡き者にしようと司祭を送り込みましたが
リリアがすでにいることに気づかず、逆に打ちのめされることとなりました。
その知らせを受けたルシオンはリリスの帰還を知り、
彼の部下を再びウルディシアンのところに送り込みました。
より強力な部隊を送り込んだはずでしたが、またもやリリアに敗北を喫してしまいました。
身の危険を感じたウルディシアンはリリアと一緒に町を出ました。
しかしルシオンが放った魔法によって、リリアの化けの皮が剥がれてしまいました。
リリアの恐ろしい正体にウルディシアンは恐れおののきました。
リリア(リリス)はいとも簡単に、農夫であるウルディシアンに重傷をあたえ立ち去ったのでした。
傷を負ったウルディシアンでしたが、見事に復活し仲間たちとともに
身を潜めるために「トラヤン・ジャングル(Torajan Jungles)」のジャングルへ向かいました
(Diablo2 ACT3の町クラスト(Kurast)の南東に位置し、Diablo3の職業Witch Doctorの出身地でもある)
一方、リリスはウルディシアンの幼馴染の「セレンシア(Serenthia)」の身体を乗っ取ることにしました。
ウルディシアンを励ますふりをして、リリスは再びウルディシアンの信頼を得ることに成功したのです。
ちょうどこの時、ウルディシアンはラズマと一緒にワールドストーンへ旅立つことになっていました。
ウルディシアンの留守の間、リリスはエダイレムの中でも、より傑出した人に取り入って
ウルディシアンに反旗を翻すようにそそのかしました。
ウルディシアンが戻った時、彼は捕らえられ殺されそうになりましたが
仲間で親友である「アチリオス(Achilios)」によって救出され、
セレンシアの身体からリリスを追い出しました。
ウルディシアンたちは気は熟したとばかりに、トリウン教とルシオンへの攻撃をはじめました。
幾多の犠牲を払いながら進んでいった一行ですが、ルシオン自身が戦いに参加した途端に
大勢の仲間が灰にされてしまい、絶体絶命の危機に陥りました。
そしてルシオンが放った矢がウルディシアンの親友であるアチリオスを貫いたとき
同士の死を目撃したウルディシアンの怒りが爆発し、とうとう真の力に目覚めました。
ルシオンはついに、ウルディシアンの本当の姿を目撃しました。
蹄のある足に3つの尻尾、分厚い鱗に覆われた爬虫類のような恐ろしい悪魔が立っていたのです。
強力な悪魔であるルシオンをもってしても、ウルディシアンのパワーにねじ伏せられてしまいました。
ルシオンが死ぬ寸前にとった最後の行動は''農夫''に服従し従うことを約束するというものでした。
ルシオンを殺しはしませんでしたが、ウルディシアンはこの悪魔を取るに足らないものと思いました。
ルシオンはこうして消え去ったのです。
同じ頃、計画を阻止されたリリスは、兄弟であり、敗北したトリウン教の教祖であるルシオンに化けて
トリウン教徒を操ろうとしました。リリスは意図的に理性の無い無謀な行動をトリウン教徒にさせ
トリウン教徒たちの秩序を破壊しました。トリウン教徒たちはエダイレムへの抵抗をコントロールされました。
リリスのこの行動がエダイレムたちを助けることになりました。
リリスはウルディシアンを服従させる最後の手段として、ウルディシアン以外のエダイレムのメンバーを
トリウンの最後の要塞である大寺院を破壊して生き埋めにしようと考えました。
しかし、その試みは失敗に終わりリリスは打ちのめされ、逆に寺院の破片に押しつぶされました。
ルシオンとトリウン教団を破壊し、リリスを倒すという勝利をウルディシアンたちは収めました。
ですが、リリスは死んだと見せかけただけで、かろうじて生きており脱出しました。
しかしウルディシアンは騙せても、イナリウスは騙されていませんでした。
イナリウスはリリスの前に現れると再び虚空へと追放したのです。
一方、ウルディシアンですが、残る最後はカテドラルオブライト教でした。
しかし、時間はそう残されていなかったのです。
というのも親友であるラズマから、
天界がサンクチュアリに気付き今にでも攻め込んできそうだと聞いていたからです。
ウルディシアンは目前の戦いよりも、サンクチュアリを守る方が先決だと思いました。
そこでイナリウスの実の息子であるラズマは、父であるイナリウスに同盟を申し込んだのです。
しかしウルディシアンに倒されるのではないかと恐れ続けたイナリウスは、既に狂っており
ウルディシアンやエダイレムを倒すことより、
サンクチュアリを守ることがより重要だと理解できませんでした。
敵方に味方している息子を見て怒り狂ったイナリウスはラズマを母親と同じく虚空へと追放しました。
ウルディシアン一行は同盟をあきらめカテドラルオブライト教に攻め込み、戦いがはじまりました。
イナリウスは塔から飛び降り、ウルディシアンたちと対面しました。
イナリウスは天使である自分の、圧倒させるような姿を
エダイレムたちに見せつけ、寝返るように仕向けました。
ウルディシアンは圧倒されそうなエダイレムたちに
自分たちの結束を思い出させ信念を呼び戻しました。
両者は一対一になり、魔法で交戦をはじめました。
ワールドストーンと繋がることで、並の天使より強力になったイナリウスでしたが
ウルディシアンも負けていません。
自分に引けをとらないウルディシアンにイナリウスは自信を失くし、
徐々にウルディシアンが優勢になりました。
その時、天空が裂け上空から無数の天使の軍勢がついに降り立ってきました。

地上へ降り立つ無数の天使達
憤怒のイナリウスはどんな犠牲を払っても
ウルディシアンを倒すことだけ考え、天使の軍勢を無視しました。
ウルディシアンは天使の軍勢に気をとられており、イナリウスはチャンスを手にしたのです。
イナリウスはウルディシアンをつかみ、最後の一撃を加えようとしたときです
ウルディシアンの身体がエネルギーで満ち溢れると、
彼はワールドストーンをイナリウスから切り離したのです。
ワールドストーンの力を失ったイナリウスはみるみるうちに弱まり、ウルディシアンに敗北しました。
しかし、事態は最悪の展開に変わっていました。
地面が割れ、地獄の悪魔たちが地上にあらわれましたのです。
終わりのない戦争がサンクチュアリにやってきたことを意味していました。

地面から現れた悪魔
ウルディシアンたちが住む世界(サンクチュアリ)は、これから破壊されることは分かりきっていましたし
ウルディシアンができることは何もありませんでした。

天使と悪魔の終わりなき戦い
目の前の現実にウルディシアンは挫けそうになりました。
しかし、ウルディシアンは自分には何かできるはずだと信じることによって自分を克服し
「やめろ」と言葉を発すると、天界軍と地獄軍の動きが完全に止まりました。
ウルディシアンは持っている限りの力を使って悪魔と天使を元の世界へと戻すことに成功しました。
サンクチュアリを救ったウルディシアンでしたが
これまでの敵や友人に起きた流血の数々のことを思い出すと
彼のパワーは自身の限界を超えサンクチュアリに解き放たれてしまいました。
混沌のエネルギーは10倍にも膨れ上がり、
大地が震え、混沌が飛び散っていることを目にしたウルディシアンは
なんとかこれを自分の中に抑え込もうとし、成功しました。
ですが、このパワーを抑えこみ続けることは難しく、どこかで解き放たなければいけないと思いました
しかし、どこで解き放つ場所があるのでしょうか見当もつきません。
その時です、どこからともなく何者かの声がウルディシアンに語りかけ
そのパワーを解き放つに最適な場所を教えたのです。
ウルディシアンは微笑み、承諾しました。
まばゆいばかりの光の爆発と共に、この世界と愛する人々のため、ウルディシアンは自分を犠牲にしました。
この出来事のあと、ウルディシアンの弟「メンデルン(Mendeln)」は自分の傷と痛みが癒えていることに気づき
また、ルシオンの矢で死んだはずのアチリオスが歩いてくることにも気付きました。
ウルディシアンの類まれなパワーによって生き返ったのでした。

トランオウル
さて、ウルディシアンにささやいた者の正体は「トランオウル(Trag'Oul)」でした。
トランオウルとはドラゴンのような姿をした神秘的な存在であり
また、天界と地獄のバランスを維持しサンクチュアリを守護する存在でもあります。
いままでトランオウルと接触できた者はめったにないのですが、初めて接触したのはラズマでした。
ラズマはトランオウルへ弟子入りし、
天界と地獄の均衡やワールドストーンや世界の創造について学びました。
次にトランオウルと遭遇し弟子入りしたのはウルディシアンの弟であるメンデルンでした。
ラズマが指導者となりメンデルンを指導したのでした。
(Diablo2に登場するネクロマンサーはラズマ教徒と呼ばれるが、
これはラズマが開祖となった宗教だからである。
トランオウルから魔法を教わったラズマがその教えを広めるためにつくったのだ。
また、ネクロマンサー専用のアイテムとしてトランオウルの名がついたセットアイテムがあった。)

サンクチュアリを支えるトランオウル(Diablo3公式サイトより)
話を戻します。
ネファレム(人間)たちが勝ち取ったネファレム国家(サンクチュアリ,人間界)の運命について
天界の天使評議会では討論が行われていました。
サンクチュアリを発見した時は、評議会はこれを破壊するという計画で攻め込みました。
というのも評議員の一人である大天使「インペリウス(Imperius)」が強く要望したからです。

インペリウス
性別は男性 武勇の大天使(Archangel of Valor)
高貴な赤いローブと光り輝く鎧をまとう
天界軍の指揮官で、評議会のリーダー
しかし、一連の出来事を受けて、天使評議会5人は最終的に投票により運命を決めることにしました。
サンクチュアリの存在に反対する一番の理由は、サンクチュアリを保護する一番の理由でもありました。
人間たちは天使と悪魔の血をひいており、両方を凌駕する力を秘めていましたし、
大いなる闘争において強力な味方になる可能性もまた、持っていたからです。
インペリウスは、人間を悪魔の血をひく忌まわしいものとして、サンクチュアリの「破壊」に一票を投じ
大天使「アウリエル(Auriel)」は人間たちの生きる権限を支持し「存続」に票を投じ
大天使「イスエラエル(Itherael)」も同じく、人間にチャンスを与えると「存続」に票を入れました。

アウリエル
性別は女性 希望の大天使(Archangel of Hope)
柔らかな青いローブに身を包む
愛と共感の感情を体現する天使で、激励と聡明さによって天使評議会をまとめる

イスエラエル
性別は不明 命運の大天使(Archangel of Fate)
灰色のローブに身を包む
命運をつかさどる彼をもってしても人間の行く末は分かり得なかった
大天使「マルサエル(Malthael)」は無関係だと棄権しました。
そして最後の票を投じたのは大天使「ティラエル(Tyrael)」でした。

マルサエル
性別は男性 賢明の大天使(Archangel of of Wisdom)
黒い鎧と黒いローブを身にまとう天界一の知識人
世界の真理と本質のことを常に考え、全ての生物を愛す天使であったが
ワールドストーンが盗まれたことにより心の平穏が乱れ、ふさぎこみがちになり痩せ細った

ティラエル
性別は男性 正義の大天使(Archangel of Justice)
黄金のローブと鎧を身にまとう
イナリウスは実の弟
ティラエルはサンクチュアリ進撃前にはインペリウス側におり
どちらにしろ結果として人間は滅びることになるであろうし
サンクチュアリ存続に反対票を入れるものと思われていました。
が、その後、ティラエルは人間という存在に衝撃を受け心変わりをしていたのです。
評議会メンバーに向かってティラエルはこう言いました
「それは育ち…成長した…誰も測れなかったほどに、誰も予想できなかったほどに!
サンクチュアリと呼ぶこの地は、私自身が「忌まわしい物」と呼び
我々が未だかつて見たことがない者を生むほどまでに成長していた。
(インペリウスが何か言おうとする前にティラエルは続けた)
しかし「忌まわしい物」は苦労を感じないし、互いに善悪に分かれて闘うこともない
そして…そいつらは…そいつらは自分たちの自由意志によって…選ぶ…
そう…他人のためにあんな素晴らしい自己犠牲を選び決行することはない…
「忌まわしい物」と呼んだが…間違っていた!
私は人間に一票を投じる…人間がどうなるか見届けたい…驚きを持って見届けたいのだ」
ウルディシアンの自己犠牲に心打たれたティラエルは人間に可能性を見出し一票を投じたのでした。
投票結果は「サンクチュアリ存続」に賛成3票、反対1票となり
結果として、サンクチュアリの存続を認めるということになりました。
(この評議会でのやりとりの詳細は「インペリウスとティラエルの関係」にて書いております。)
地獄の大将であるメフィストは、天使評議会に休戦協定を申し入れました。
裏切り者の大天使イナリウスの身柄と引換に
サンクチュアリには手を出さないというもので、天使評議会はこれを受け入れました。
(Diablo1のストーリーブックでは、悪魔に渡されたイナリウスはメフィストから翼をもぎ取られ、体中を引き裂かれた。その後に、かつて誇っていた美貌が無残になった姿を永遠に見続けさせるため、まぶたを切り落とされて全面鏡張りの部屋に鎖でつながれ監禁されていることになっている。同時に捕まった彼の部下たちも翼をもぎ取られ悪魔の姿へと改造され、以前の天使の時代を思い出すたびに嘆き怒りの声をあげて自分より下級の悪魔に八つ当たりするようになった。それはDiablo1のカタコンベから登場するオーバーロードの元となったと書かれている。ブッチャーのようなアイツ。)
サンクチュアリは誰からも干渉されず人間の手に委ねられることとなりました。
しかし人間そのものの処遇については意見が分かれました。
アウリエルは人間がウルディシアンの自己犠牲を覚えておくべきだと主張しましたが
インペリウスは反対しました。メフィストも反対しました。
人間が成長するならば最初からやり直さねばならないと言ったのです。
イスエラエルもメフィストに同意しました。ティラエルも同意しました。
人間が最初からやり直すために、自らの力に気付く者があらわれないように
ネファレム世代(ラズマなど)を除く、すべての人間の記憶を消すことを条件に、
サンクチュアリの存続が天使評議会で決定されました。
天使評議会はサンクチュアリを争い以前の状態に戻し、全ての人間の記憶も書き換えられました。
しかし一人だけ記憶が元に戻った人間がいました。ウルディシアンの弟メンデルンです。
実はトランオウルがウルディシアンの弟メンデルンの記憶を戻してあげたのです。
ウルディシアンの自己犠牲を思い出させるためであり、メンデルンはその後
彼の知識と世界のバランスを弟子たちに伝えて行きました。
こうしてサンクチュアリ(人間界)は
天界と地獄との間で起きている「大いなる闘争」からははずれることとなりました。
かに見えたのです…
「大いなる闘争」
「罪悪戦争」
「暗黒流刑」←次
さぁここまで読んだアナタ
あらためてイントロトレイラーを見てみましょう!
http://www.youtube.com/watch?v=Y9mUe5vHYzs
どれが誰か、何が起きているのか手に取るように分かりましたね?
どうです、ディアブロの世界がより楽しくなってきたでしょう?
参考文献 & 翻訳の助けとなったサイト
Diablo wikia
http://diablo.wikia.com/wiki/Diablo_Wiki
diablowiki
http://www.diablowiki.com/Diablo_III_Wiki
Tamon's Diablo Page(Diablo1のストーリー、クエストが全て分かります)
http://www.sonicwing.com/tamon/diablo/diablo1/index.html
なるべく忠実に訳しておりますので文章としては読みにくいかもしれませんがご了承ください。
さらにネイティブではありませんので、誤訳など多数あるとは思います。
ですので、優しく指摘していただけると助かります。
少しでも皆さまにDiabloの世界観が分かっていただけるように未熟者ではございますが頑張りたいと思います。
Entry ⇒ 2012.04.23 | Category ⇒ D3ストーリー | Comments (0) | Trackbacks (0)
Diablo3のストーリー 第一章 「大いなる闘争」
Diablo3が出る前に明らかになっていることをまとめていますが
ゲーム内だけでなく小説やその他いろいろな情報を統合したものですので
今後、設定が変更する可能性がありますのでご注意ください。
またDiablo3のストーリーに関してネタバレになる危険性がございますので
自己責任でお願いいたします
話の流れとしては
〜Diablo1以前の物語〜
「大いなる闘争」←ココ
「罪悪戦争」
「暗黒流刑」
〜Diablo1〜
〜Diablo2〜
〜Diablo3〜
という時系列になっています
第一章 「大いなる闘争」(The Great Conflict)

神と悪魔(イメージ図)
Diablo1の世界を更にさかのぼり、人類が誕生する以前の神話の世界。
どんな書物にも「正義と悪」が「光と闇」が描かれるように
Diabloの世界でも天界(High Heavens)と地獄(Burning Hell)が「天使と悪魔」が
大いなる闘争(The Great Conflict)と
後に呼ばれる争いを繰り広げておりました。
ゲーム内だけでなく小説やその他いろいろな情報を統合したものですので
今後、設定が変更する可能性がありますのでご注意ください。
またDiablo3のストーリーに関してネタバレになる危険性がございますので
自己責任でお願いいたします
話の流れとしては
〜Diablo1以前の物語〜
「大いなる闘争」←ココ
「罪悪戦争」
「暗黒流刑」
〜Diablo1〜
〜Diablo2〜
〜Diablo3〜
という時系列になっています
第一章 「大いなる闘争」(The Great Conflict)

神と悪魔(イメージ図)
Diablo1の世界を更にさかのぼり、人類が誕生する以前の神話の世界。
どんな書物にも「正義と悪」が「光と闇」が描かれるように
Diabloの世界でも天界(High Heavens)と地獄(Burning Hell)が「天使と悪魔」が
大いなる闘争(The Great Conflict)と
後に呼ばれる争いを繰り広げておりました。
この大闘争が全ての始まりなのですが
天界と地獄が誕生するよりさらに昔、全ての起源となる2つのものが善と悪に分かれて争っていました。
善であり、身体がダイアモンドから成る生物の「アヌー(Anu)」と
邪悪であり、7つ首から成るドラゴンの「タサメット(Tathamet)」です。

タサメット(左)とアヌー(右)
両者は互いに滅ぼそうと戦い、それが天界と地獄を形作りました。
またアヌーの身体の一部であるクリスタルの目が
「ワールドストーン(Worldstone)」になりました。
ワールドストーンとは、いまでは世界と実体を創ることが可能だと言われているものです。
両者の戦いは「パンデモニウム(Pandemonium)」で繰り広げられておりました。
(Diablo2のACT4の舞台。また、パッチによりパンデモニウムイベントが追加。3つの鍵から始まる例のやつ)
何十万年もの間、天使と悪魔はこのパンデモニウムとワールドストーンの支配権を巡って争っていました。
争いはどちらにも優勢に傾くことなく長年に渡り膠着状態が続いていました。

天使と悪魔の戦い
この終わりのない戦争に嫌気がさした天使がいました。
大天使「イナリウス(Inarius)」です。
イナリウスは「天使評議会(Angiris Council)」の戦術顧問です。
天使評議会とは天界の一番の権威ある地位で、5人の評議員から成り立っており、政は評議会で行われます。

イナリウス
黄金色の髪をもち、自らの美貌を誇りにしていた
自らは天使と悪魔を超越した価値ある存在だと自惚れる
兄は大天使ティラエル
イナリウスは来る日も来る日も
地獄との戦争の準備に追われることに飽き飽きしていました。
以前に、争いは何も産まないと評議会を説得しましたが、聞き入れられることはありませんでした。
「天使と悪魔が平和に争いなく暮らす」という考えはイナリウスだけでなく
他にも同じ考えを持つ者はいました。
そして、それは天界だけではなく地獄側にもいたのです。
敵方大将のうちの一人である「メフィスト(Mephisto)」の娘もそう思っていました。
彼女の名は「リリス(Lilith)」です。

リリス
メフィストの娘であり、後に出てくるアンダリエルの母親でもある
(Diabloの拡張版HellfireやDiablo2のイベントにて、遊び程度ではあるが登場している)
イナリウスとリリスは、天使と悪魔が平和に暮らせる世界を作ろうと決め、
その世界を「サンクチュアリ(Sanctuary)」と名付けました。

サンクチュアリ
サンクチュアリを隠れ家にするために、イナリウスはワールドストーンを盗み出します。
ワールドストーンは巨大な深紅色の宝石で、その本来の性質と特性を知るものは少なかったのですが
イナリウスは以前から目をつけており、秘めた力を見抜いていました。
ワールドストーンのパワーを使って、
イナリウスはサンクチュアリを天界と地獄から隠すことに成功したのです。
00FF00

イナリウスとリリス
サンクチュアリでは天使と悪魔は助け合いながら暮らし、すぐに多くの天使と悪魔が恋に落ちました。
そのうちイナリウスとリリスも互いを愛するようになり、2人の間に子供が生まれました。
それは人類の祖先である「ネファレム(Nephalem)」と呼ばれる人々です。
(旧約聖書にでてくる方の綴りはNephilimです)
2人は息子を「ラズマ(Rathma)」と名付けました。
(Diablo2のクラスであるネクロマンサーは「ラズマ信徒」と呼ばれ、ラズマが開祖の宗教である。
他にもバーバリアンやドルイドやソーサレスの先祖となった人がネファレム。)

キリスト教でのネファレム
神と人間の女から生まれた種族であり、巨人であるとされる
Diabloの世界ではどのような容姿であるかは言及されていない
しかし、ネファレム(ラズマ)の誕生によって平和なサンクチュアリにも陰りが見えはじめます。
天使と悪魔の混血であるネファレムは天使と悪魔よりも強大な潜在能力を持っていたのです。
リリスは、ネファレムを天界軍と地獄軍に対抗するための自分の軍隊にしたいと思いました。
逆にイナリウスは、ネファレムが自分を超えるのではないかと恐れ根絶したいと思いました。
このネファレムに対する見解の相違で2人は対立し、やがてサンクチュアリの終わりを迎えることになります。
ある日、リリスは愛する息子(ラズマ)以外の全ての天使と悪魔を皆殺しにしてしまいます。
それを知ったイナリウスは、永遠に闇に囚われているようにとリリスをサンクチュアリから
「虚空(the Void)」へと追放しました。
そして後にはイナリウスとネファレムだけが残ったのです。
しかし一人で生きていくことが寂しくなったイナリウスは計画を変更しました。
ネファレムをコントロールし弱めることで、ネファレムが生きることを許そうとしました。
そしてイナリウスはワールドストーンの力を再び使ったのです。
その結果、生まれてくるネファレムのパワーは世代を追うごとに弱くなり
何世紀も経つと、ついには現在の人間と同じぐらい弱く脆い存在となりました。
この対立が天界と地獄の両方に、
サンクチュアリの存在を気づかせることとなります。
最初にサンクチュアリに気付いたのは地獄界でした
地獄界はサンクチュアリにいるネファレムが、天界との戦争に使えることに着目しました。
サンクチュアリを制圧し、ネファレムたちを掌握することによって
自分たちが「大いなる闘争」で優位に立てると考えたのです。
そこで地獄界の Prime Evil の一人であり、
リリスの父であるメフィストは
彼の息子でリリスの兄妹である「ルシオン(Lucion)」をサンクチュアリに派遣し
「トリウン(Triune)」という教団を立ち上げて、ネファレムの人々を悪の方へ導くことを考えました。

キリスト教でのTriune(三位一体)
Triuneとは、英語で宗教用語の三位一体のことを示す単語であり
本来のキリスト教的な解釈では、神とは「父なる神」と「子なる神(キリスト)」と「聖霊なる神」
の三つの位格によって現れると考えられています。
同じようにTriuneは
「人間に目的を与える決意の聖霊ディアロン(Dialon, spirit of Determination)」
「自然のめぐみと人類の建築の喜びを説く創造の聖霊バーラ(Bala, spirit of Creation)」
「3つの中で一番重要であり愛なくしては決意も創造もないと教える愛の聖霊メフィス(Mefis, spirit of Love)」
という3つの聖霊が人類を導くという教義です。
実はそれぞれ
「三男 恐怖の王 ディアブロ(Diablo the Lord of Terror)」
「次男 破壊の王 バール(Baal the Lord of Destruction)」
「長男 憎悪の王 メフィスト(Mephisto the Lord of Hatred)」
というふうに地獄の最高指揮官である3兄弟からモジってつけられ
後には3兄弟そのものを表すようになりました。

Triuneの信者
トリウン教団はサンクチュアリの人々を魅了し、次々に悪の信者を増やしていきました。
イナリウスはルシオンの侵入に気づき、その教団の対抗馬として自らも教団を設立しました
「カテドラルオブライト(光の大聖堂)(Cathedral of Light)」と呼ばれます。
イナリウス自身を神とし、サンクチュアリと人間は
イナリウスの意思のおかげで生かされていると宣言しました。

カテドラル (イメージ図)
ふたたび天界と地獄の間で戦争がはじまろうとしていたのです。
人類(ネファレム)そのものを戦果品とした戦争が…。
「大いなる闘争」
「罪悪戦争」←次
「暗黒流刑」
参考文献 & 翻訳の助けとなったサイト
Diablo wikia
http://diablo.wikia.com/wiki/Diablo_Wiki
diablowiki
http://www.diablowiki.com/Diablo_III_Wiki
Tamon's Diablo Page(Diablo1のストーリー、クエストが全て分かります)
http://www.sonicwing.com/tamon/diablo/diablo1/index.html
なるべく忠実に訳しておりますので文章としては読みにくいかもしれませんがご了承ください。
さらにネイティブではありませんので、誤訳など多数あるとは思います。
ですので、優しく指摘していただけると助かります。
少しでも皆さまにDiabloの世界観が分かっていただけるように未熟者ではございますが頑張りたいと思います。
天界と地獄が誕生するよりさらに昔、全ての起源となる2つのものが善と悪に分かれて争っていました。
善であり、身体がダイアモンドから成る生物の「アヌー(Anu)」と
邪悪であり、7つ首から成るドラゴンの「タサメット(Tathamet)」です。

タサメット(左)とアヌー(右)
両者は互いに滅ぼそうと戦い、それが天界と地獄を形作りました。
またアヌーの身体の一部であるクリスタルの目が
「ワールドストーン(Worldstone)」になりました。
ワールドストーンとは、いまでは世界と実体を創ることが可能だと言われているものです。
両者の戦いは「パンデモニウム(Pandemonium)」で繰り広げられておりました。
(Diablo2のACT4の舞台。また、パッチによりパンデモニウムイベントが追加。3つの鍵から始まる例のやつ)
何十万年もの間、天使と悪魔はこのパンデモニウムとワールドストーンの支配権を巡って争っていました。
争いはどちらにも優勢に傾くことなく長年に渡り膠着状態が続いていました。

天使と悪魔の戦い
この終わりのない戦争に嫌気がさした天使がいました。
大天使「イナリウス(Inarius)」です。
イナリウスは「天使評議会(Angiris Council)」の戦術顧問です。
天使評議会とは天界の一番の権威ある地位で、5人の評議員から成り立っており、政は評議会で行われます。

イナリウス
黄金色の髪をもち、自らの美貌を誇りにしていた
自らは天使と悪魔を超越した価値ある存在だと自惚れる
兄は大天使ティラエル
イナリウスは来る日も来る日も
地獄との戦争の準備に追われることに飽き飽きしていました。
以前に、争いは何も産まないと評議会を説得しましたが、聞き入れられることはありませんでした。
「天使と悪魔が平和に争いなく暮らす」という考えはイナリウスだけでなく
他にも同じ考えを持つ者はいました。
そして、それは天界だけではなく地獄側にもいたのです。
敵方大将のうちの一人である「メフィスト(Mephisto)」の娘もそう思っていました。
彼女の名は「リリス(Lilith)」です。

リリス
メフィストの娘であり、後に出てくるアンダリエルの母親でもある
(Diabloの拡張版HellfireやDiablo2のイベントにて、遊び程度ではあるが登場している)
イナリウスとリリスは、天使と悪魔が平和に暮らせる世界を作ろうと決め、
その世界を「サンクチュアリ(Sanctuary)」と名付けました。

サンクチュアリ
サンクチュアリを隠れ家にするために、イナリウスはワールドストーンを盗み出します。
ワールドストーンは巨大な深紅色の宝石で、その本来の性質と特性を知るものは少なかったのですが
イナリウスは以前から目をつけており、秘めた力を見抜いていました。
ワールドストーンのパワーを使って、
イナリウスはサンクチュアリを天界と地獄から隠すことに成功したのです。
00FF00

イナリウスとリリス
サンクチュアリでは天使と悪魔は助け合いながら暮らし、すぐに多くの天使と悪魔が恋に落ちました。
そのうちイナリウスとリリスも互いを愛するようになり、2人の間に子供が生まれました。
それは人類の祖先である「ネファレム(Nephalem)」と呼ばれる人々です。
(旧約聖書にでてくる方の綴りはNephilimです)
2人は息子を「ラズマ(Rathma)」と名付けました。
(Diablo2のクラスであるネクロマンサーは「ラズマ信徒」と呼ばれ、ラズマが開祖の宗教である。
他にもバーバリアンやドルイドやソーサレスの先祖となった人がネファレム。)

キリスト教でのネファレム
神と人間の女から生まれた種族であり、巨人であるとされる
Diabloの世界ではどのような容姿であるかは言及されていない
しかし、ネファレム(ラズマ)の誕生によって平和なサンクチュアリにも陰りが見えはじめます。
天使と悪魔の混血であるネファレムは天使と悪魔よりも強大な潜在能力を持っていたのです。
リリスは、ネファレムを天界軍と地獄軍に対抗するための自分の軍隊にしたいと思いました。
逆にイナリウスは、ネファレムが自分を超えるのではないかと恐れ根絶したいと思いました。
このネファレムに対する見解の相違で2人は対立し、やがてサンクチュアリの終わりを迎えることになります。
ある日、リリスは愛する息子(ラズマ)以外の全ての天使と悪魔を皆殺しにしてしまいます。
それを知ったイナリウスは、永遠に闇に囚われているようにとリリスをサンクチュアリから
「虚空(the Void)」へと追放しました。
そして後にはイナリウスとネファレムだけが残ったのです。
しかし一人で生きていくことが寂しくなったイナリウスは計画を変更しました。
ネファレムをコントロールし弱めることで、ネファレムが生きることを許そうとしました。
そしてイナリウスはワールドストーンの力を再び使ったのです。
その結果、生まれてくるネファレムのパワーは世代を追うごとに弱くなり
何世紀も経つと、ついには現在の人間と同じぐらい弱く脆い存在となりました。
この対立が天界と地獄の両方に、
サンクチュアリの存在を気づかせることとなります。
最初にサンクチュアリに気付いたのは地獄界でした
地獄界はサンクチュアリにいるネファレムが、天界との戦争に使えることに着目しました。
サンクチュアリを制圧し、ネファレムたちを掌握することによって
自分たちが「大いなる闘争」で優位に立てると考えたのです。
そこで地獄界の Prime Evil の一人であり、
リリスの父であるメフィストは
彼の息子でリリスの兄妹である「ルシオン(Lucion)」をサンクチュアリに派遣し
「トリウン(Triune)」という教団を立ち上げて、ネファレムの人々を悪の方へ導くことを考えました。

キリスト教でのTriune(三位一体)
Triuneとは、英語で宗教用語の三位一体のことを示す単語であり
本来のキリスト教的な解釈では、神とは「父なる神」と「子なる神(キリスト)」と「聖霊なる神」
の三つの位格によって現れると考えられています。
同じようにTriuneは
「人間に目的を与える決意の聖霊ディアロン(Dialon, spirit of Determination)」
「自然のめぐみと人類の建築の喜びを説く創造の聖霊バーラ(Bala, spirit of Creation)」
「3つの中で一番重要であり愛なくしては決意も創造もないと教える愛の聖霊メフィス(Mefis, spirit of Love)」
という3つの聖霊が人類を導くという教義です。
実はそれぞれ
「三男 恐怖の王 ディアブロ(Diablo the Lord of Terror)」
「次男 破壊の王 バール(Baal the Lord of Destruction)」
「長男 憎悪の王 メフィスト(Mephisto the Lord of Hatred)」
というふうに地獄の最高指揮官である3兄弟からモジってつけられ
後には3兄弟そのものを表すようになりました。

Triuneの信者
トリウン教団はサンクチュアリの人々を魅了し、次々に悪の信者を増やしていきました。
イナリウスはルシオンの侵入に気づき、その教団の対抗馬として自らも教団を設立しました
「カテドラルオブライト(光の大聖堂)(Cathedral of Light)」と呼ばれます。
イナリウス自身を神とし、サンクチュアリと人間は
イナリウスの意思のおかげで生かされていると宣言しました。

カテドラル (イメージ図)
ふたたび天界と地獄の間で戦争がはじまろうとしていたのです。
人類(ネファレム)そのものを戦果品とした戦争が…。
「大いなる闘争」
「罪悪戦争」←次
「暗黒流刑」
参考文献 & 翻訳の助けとなったサイト
Diablo wikia
http://diablo.wikia.com/wiki/Diablo_Wiki
diablowiki
http://www.diablowiki.com/Diablo_III_Wiki
Tamon's Diablo Page(Diablo1のストーリー、クエストが全て分かります)
http://www.sonicwing.com/tamon/diablo/diablo1/index.html
なるべく忠実に訳しておりますので文章としては読みにくいかもしれませんがご了承ください。
さらにネイティブではありませんので、誤訳など多数あるとは思います。
ですので、優しく指摘していただけると助かります。
少しでも皆さまにDiabloの世界観が分かっていただけるように未熟者ではございますが頑張りたいと思います。
Entry ⇒ 2012.04.22 | Category ⇒ D3ストーリー | Trackbacks (0)